にゃなか 1周年記念 『第2回 今夜は♡猫♡に感謝祭』 ライブレポート(17.11/22開催)
2018年01月10日
そこに猫がいる 。それだけで毎日が幸せ。
他に何もいらない 。いてくれてありがとう。
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猫好きの人たちの交流の場として、猫超大好き女優・川上麻衣子さん が音頭をとって、2016年11月にスタートしたWebサイト 『にゃなか – naynaka 』。
川上さんは自らデザインしたガラス工芸品や出身地であるスウェーデンから直輸入の北欧小物・家具を販売するセレクトショップ 「SWEDEN GRACE」 を東京・谷中に開いていますが、古くからの寺町である谷中は言わずと知れた “猫の町” 。
そんな谷中にとても雰囲気の良く似た 猫好きだけに見える町 というコンセプトを掲げ ”にゃなか” は始まりました。そして、川上さん自らその ”市長” に就任。そこに猫好きの作家・俳優・タレント、アーティストらが続々と市民として加わり、現在、「にゃなか」 には沢山の ”猫ンテンンツ” に溢れ、日々活発に更新されています。
「にゃなか」 はヴァーチャルな街ですが 「サイトの趣旨に賛同してくれる多くの猫好きな方々とリアルな交流の場を設けたい(川上さん)」との想いから、2017年3月、カルカルにて 「にゃなか」 初の公式イベント 『今夜は♡猫♡に感謝祭 』 が開催されました。そして、約100人の猫好きが集結し、大いに盛り上がったあの一夜から約8ヶ月の時を経て、「にゃなか」が再びカルカルに帰ってきました!
『第2回 今夜は♡猫♡に感謝祭』
「にゃなか」 の1周年を記念しての開催です!
「にゃなか」1周年記念!
当日、カルカルに着くとエントランスのすぐ横に物販コーナーが設けられていました。川上麻衣子さんがデザインしたガラス工芸品や猫グッズ、著書などがズラリ。「あ、コレいいな!」 なんてしげしげと眺めていると、すぐに商品説明をしてくれたのですが … んっ?この声は … !?
声の主は川上麻衣子さんご本人でした。(驚)
自ら物販コーナーに立ち、お客さんを一人一人出迎えていた川上さん、猫の話を始めるともう止まりません。全身からキラキラの猫好きオーラが溢れていました。
にゃなか市長・川上麻衣子さん
上の写真で川上さんが手にしているのは、川上さんの 猫エッセイ「彼の彼女と私の538日 ~猫からはじまる幸せのカタチ(竹書房)」。ひょんなことからともに暮らすことになった老猫グリとの日々が、優しい文章と写真で綴られています。
猫アイテムがズラリ
前回、そして今回も特別ゲストとして登壇した動物ライターの 加藤由子さん の著書も並んでいました。この本は私も持っています。
加藤良子さんの著書
「猫とさいごの日まで幸せに暮らす本(大泉書店)」
ペットの飼い方やペットとの暮らし方を紹介する本やWebサイトは数あれど、ペットが病気になった時に、或いは老いて死に向かい始めた時に、飼主がどんな心構えを持っておくべきなのかを教えてくれる機会は殆どありません。この本は愛猫の死の迎え方について、 飼主が自分なりの考えをまとめておくためのもの。いずれは訪れる別れについてまだ真剣に考えたことがないという方や、過去のペットの死を後悔して引きずってしまっている方に、是非、読んでほしいと思います。
さて、カルカル店内に歩みを進めていくと、さらにいくつかのブースが立ち並んでいました。各ブースを紹介していきましょう。
【 猫ブース紹介 】
■ 東マユミさん(銅版画作家)
銅版画を中心に木工などあらゆるジャンルで多彩な作品を作り続ける 東マユミ さんが、沢山の作品を持ってきてくれました。クスッと笑える可笑しみのある猫作品が並びます。
東マユミさん
■ 高木亮(きりえ作家)
前回はステージで猫きりえの実演を行った高木亮さん。
「にゃなか」 では 『ねこペティ』 というタイトルで、季節の食材と猫を題材にした切り絵作品に詩を添えて連載しています。繊細かつ緻密な切り絵で表現された 可愛くて、可笑しくて、ほんの少しの寂しさも感じさせるなんとも言えない作風が魅力です。
高木亮さん
高木さんのきりえ作品やポストカードなど
■ 保護猫の家*ARIGATO
同じく前回はステージで保護猫問題の取り組みについて語ってくれた 藤村晃子さん(非営利一般社団法人・日本動物虐待防止協会・NIPPON SPCA代表理事)も今回はブース出展での参加。
横浜・岸根公園近くに立ち上げた 譲渡型保護猫カフェ「保護猫の家* ARIGATO」 の皆さんと共にカルカルに来てくれました。単に猫と遊ぶだけの猫カフェではなく、お客さんが気に入った子の里親に名乗り出て、連れて帰ることもできる保護猫施設だそうです。
保護猫の家・ARIGATOの皆さん
(右から2番目が藤村晃子さん)
様々な猫グッズを販売
(売上は、保護猫の不妊・去勢手術や
保護活動の費用に役立てられます)
お洒落な保護猫カレンダー(2018)も完成!
保護猫の施設を運営していくことは非常に困難を伴い、特に資金面で多くのサポートが必要と聞いています。クラウドファンディングで支援を募ったり、また猫フード・猫缶・ペットシーツの支援も受付中。もし保護猫カフェの活動に賛同いただける方、興味を持たれた方、詳細を知りたい方がいましたら「保護猫の家* ARIGATO」 のホームページや、日本動物虐待防止協会(Nippon SPCA)のホームページ の該当情報にアクセスしてみてください。
■ アーティストブース
後ほどライブの様子を紹介しますが、今回は2人のミュージシャン(山田稔明さん、香蓮さん)が、猫にまつわる歌を披露してくれました。ブースではCDや書籍、グッズなどを販売。
山田稔明さんのCD、エッセイ集、
愛猫ポチ実のTシャツ…等々。
こちらは香蓮さんのCD販売コーナー
この他にも、ソフトバンク社が ”あるモノ” を出展していたのですが、それについて後ほど詳しく…。
開演時間となり、にゃなか市長の川上麻衣子さんがステージに。
川上麻衣子 市長
川上さん(挨拶)
「3月に第1回目の 『猫に感謝祭』を開催しまして、今回が2回目となります。第1回目の時も大勢のお客さんに集まって頂きましたが、本日もお忙しい中、多数のご来場ありがとうございます! みんなで飲んで食べて、楽しい猫話をしましょう!」
今回も ”にゃなか” の執筆陣から素敵なゲストが来場してくれました。
■ ラサール石井さん
アメショーの兄妹ロイ君(♂)と茶々ちゃん(♀)、黒猫のチュミ(♀)ちゃん、白と灰柄のアッシュ君(♂)の4匹の猫と暮らしているラサールさん。「にゃなか」では 『われら、ニャン銃士』と題して、4匹の愛らしい写真を投稿しています。
ラ・サール石井さん
■ 東野ひろあきさん(放送作家/にゃなか企画部)
川上さんとともに 「にゃなか」 を立ち上げた東野さん。
放送作家のキャリアを活かして「にゃなか」を盛り上げる様々な企画を立案・実行しています。本イベントでは司会進行役も担当。猫グッズを紹介する 「ねこぶつ図鑑」 や、インターネット上の猫動画をピックアップし紹介する 「にゃらかると」 などを複数のコンテンツを「にゃなか」の町に展開中。
東野ひろあきさん
■ 缶詰博士・黒川勇人さん
黒川さんは缶詰のことなら何でも知っている缶詰博士(日本缶詰協会公認)として、テレビ・ラジオ・雑誌・新聞など様々なメディアで活躍中。人間の缶詰だけでなく猫缶にも精通しています。
「猫は大好き!」と語る黒川さんですが、現在はペット禁止のマンションに居住中のため猫を飼うことができず、「猫を飼っている妄想することで我慢している状態(黒川さん)」とのこと。「にゃなか」でも『妄想猫』というタイトルで連載を行っています。
缶詰博士・黒川勇人さん
第2回 猫に感謝祭、始まりました!
(平日開催ながら沢山のお客さんが来場)