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【 イベントレポート 】

水族館プロデューサー・中村元 presents 『中村元の超水族館ナイト2018春 ~伝えるということ~(vol.29)』 ライブレポート(18.02/18開催)

2018年05月31日

4.水族館が伝えるべきこと

 

テリーP
「全国にいっぱい水族館がありますけど、それぞれの水族館はそうしたメッセージを持っているんですか?」

中村さん
「残念ながら持っていないところが多いね。」

 

水族館はメッセージを持て!
超水族館コンビのトークが続く

 

水族館は博物館法で自然科学系博物館と定められています。だからなのか、図鑑に載っているような科学(生物学)的な知識を教えなくてはいけないと思い込んでいる水族館があまりに多いのだそうです。図鑑に載っていることは図鑑を読めば済む話。そもそも沢山のお客さんで大混雑していて、照明も暗い水族館でわざわざ細かい文字で埋め尽くされた解説板を読む人がいるワケがありません。そもそも、すぐ目の前に本物が泳いでいるのですから。

中村さん
「ならば生きた本物がそこにいるからこそ伝えられることを考えるべきです。 例えばタッチングプールは触られる生き物が可哀想だと批判されがちだれけど、目的がしっかりしていれば良いと思うんです。カニの甲羅に触って『硬い!』『痛っ!指から血が出た!』みたいな体験があったらすごく面白い。タッチングプール、ええんちゃう?」

テリーP
「でも、今の時代、『ウチの子が指を怪我をした、どうしてくれるんだ』と逆にクレームが来そうですよね…」

中村さん
「うん。でも、それに対してきちんと説明できれば全然違ってきます。 」

中村さんがプロデュースした 北の大地の水族館 では、幻の魚イトウが生きたニジマスを捕食する行動を見せるイベント「いただきますライブ」が行われています。「残酷だからやめろ」というクレームが来る時もあるようですが、でもこれは所謂 ”食育” であって、「私たちは他の生き物の命を頂いて生きている」ということを伝えるための展示です。その意義を明確に説明できているからこそ 「いただきますライブ」は人気イベントとして成立しています。

中村さん
「あとさぁ、水族館で凄く嫌いなのがイルカショーの時にイルカを陸に上げて『イルカは私たちと同じ哺乳類で胸びれの中には指の骨が5本あって、ここにお臍が…』とか解説するヤツ、アレ、本当にやめてくれと思う!

リーP
「でも、色々な水族館でよくやってますよね? 僕も見たことありますよ。」

中村さん
「ああやって教えているからイルカショーが許されているんだとか、あれをやらなきゃイルカショーをやってはいけないとか、そんな主張する水族館もいっぱいあるのよ。いや、それだったら生きているイルカを使わんといてや! 模型でええやん!と思うわけです。」

どれだけ良い模型を作っても模型はジャンプをしてくれない。

中村さん
「だからイルカにジャンプしてもらうんです! そうでないとイルカに失礼すぎます。そこを履き違えている水族館は潰れろと思うのよね!」

テリーP
「そんな発言しているとまた敵が増えますよ(笑)。でもその意味ではカルカルのイベントも一緒ですね。実際に来てもらわないと分からないことだらけですから!」

超水族館ナイトは毎回 Ustreamでライブ配信を行っていますが、やっぱり生の現場が最強&最高です。繰り返しになりますが 、第30回目の超水族館ナイト(6/17)絶賛発売中です。迷っている方はチケットが売り切れる前に決断を!

 


 

5.応用編  ~  愛を伝えるには!?

 

ところで、中村さんはどうしてこんなにも ”伝えること” に長けているのでしょう? 水族館プロデューサーだから? いえ、原点は幼少期まで遡るそうです。

中村さん
「僕は頭デッカチで足も短くて、運動も苦手な子でした。それでもモテるにはどうしたら良いかを、幼稚園に通っていた頃からず~~~っと考えて生きてきたんです。 そうしたら弱点だらけでもモテる方法があることに気づいてしまったんです!  だから僕はショボイ弱点だらけの水族館でもモテモテの水族館に変えることができようになったんです!」

 

「女にモテたい!」が全ての原動力!?
中村元流モテ学

 

モテるために中村さんが辿り着いた結論が 自己分析の大切さ。自分は何が弱点で、何が得意なのか?  今日のテーマに沿うならば、想う相手に伝えたいもの(つまり自分自身)をまず理解すること! 恋愛テクニックはその後の話。好きな人に愛の告白を考えている人は 「相手に自分をプレゼンする」 と考えると良いそうです。そういえば全国各地の水族館・動物園で活躍する中村さんの門下生達はモテモテの人ばかり。つまり、

恋愛を成就させたければ中村さんの水族館プロデュース術に学べ!

 

中村さんのトークは楽しくて時間が短く感じる。
これぞ ”伝える” プロフェッショナル
中村さんのトークに聞き入