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【 イベントレポート 】

水族館プロデューサー・中村元 presents 『中村元の超水族館ナイト2018春 ~伝えるということ~(vol.29)』 ライブレポート(18.02/18開催)

2018年05月31日

【 後半の部より 】

 

休憩を挟んで第二部が始まりました。ゲストは 海洋写真家・ 吉野雄輔さん です。中村さんが鳥羽水族館で企画室長だった頃に作った3つキャッチフレーズ 「海より広い海がある」「海より青い海がある」「海より深い海がある」 にピッタリな写真を探していて辿り着いたのが吉野さんの写真でした。それが二人の出会い。最近でも中村さんがプロデュースした広島のマリホ水族館の宣伝媒体用ポスターに吉野さんの写真を使用する等、仕事を通しての付き合いは続いていましたが、直接顔を合わせたのは「鳥羽水族館時代のあの頃以来(中村さん)」とのこと。この日が実に20数年ぶりの再会というから驚きです。

 


 

■ ゲスト:吉野雄輔(海洋写真家)

1954年、東京都出身。海と海の生物すべてを愛する海の写真家で、潜水歴40年。大学卒業後、アジア、南太平洋、南北アメリカ、カリブ海、インド洋など世界80カ国以上の海を旅し、撮影を続けてきた。1年間の半分以上は海に潜り、シャープでアーティステックな写真で、多くのファンを魅了し続けている。 特に2015年に発売した写真集「世界で一番美しい海のいきもの図鑑」は、ハッとするような美しい色をした魚や、この世のものとは思えない不思議な姿形をした生き物など、生命の神秘や一瞬の輝きを捉えた375点の写真に、撮影者だからこそ伝えられるエピソードを添えた大人気作。

 

吉野雄輔さん
吉野雄介さん

 

吉野さんの写真集

 


 

センスいいね!

 

吉野さん
「僕がすごく覚えているのは、中村さんは僕自身が気に入っている写真を選んで、凄く高く買ってくれた人だということですね。」

中村さん
「しかも僕が選んだ写真って、あの頃は全く使われない写真だったよね?」

吉野さん
「うん、そうだったかもしれない!」

当時「水中写真」と言えば生き物を移すのが主流で、水中写真家はどれだけ生き物に寄れたかを競っていました。でも、中村さんは海の中の風景を切り取った写真、『広い海』、『青い海』『深い海』をありありと感じさせてくれる写真を探していて、そのイメージにピッタリな写真を数多く撮っていたのが吉野さんでした。

吉野さん
「中村さんとは古くからの…と言っても、写真を通じた仕事上の付き合いだけだったので、実は中村さんの人となりは全然知らなかったんです。だから前半のトークを聞いて、中村さんの考え方などを初めて知りました。率直に 『なんだ、俺と一緒じゃん!』 と思いましたね。」

吉野さんは中村さんがプロデュースした広島のマリホ水族館を訪れた際に、小さな水族館の小さな水槽の中に、どこまでも続く海の広さや、海の中のダイナミックなシーンが表現されているのを見て、「伝えたいメッセージは自分と全く同じなのでは?」と感じていたそうで、前半のトークを聞いて、それが確信に変わったと言います。

吉野さん
「それと、もう一つ、中村さんの話を聞いていて思ったのは、プロデューサーと呼ばれる人種の人間は謙虚さの欠片もないんだなってコト!」

客席:(笑)

吉野さん
「いや、実は僕もそういう男でして、自分の写真を買ってくれたり、褒めてくれたりするた度に『センスいいね!』と言うのが口癖なんです。僕の写真が売れない時は、僕が悪いのではなく、世の中のセンスが足りないないからだと開き直ってます。僕も謙虚さの ”け” の字もない人間です。 だから僕と中村さんは、やっていることも考え方も近すぎて、ゲストで出てきちゃったけど、もう喋ることねぇよ!(笑)」

ちなみ コチラ( ↓ ) が吉野さんの写真を使ったマリホ水族館のポスター。

 

マリホ水族館のポスター

 

吉野さん
「マリホ水族館のポスター作る時も、中村さんは僕の好きな写真を選んくれたんだよ。『またかー!』と思いましたね(笑)」

中村さん
「あはは。センス良かった?」

吉野さん
「うん、センスいいね!(笑)」

 

とても20年ぶりに顔を合わせたとは思えない
よく似た二人によるドヤ顔の共演
20年ぶりとは思えない二人

 

 

さて、吉野さん、素晴らしい写真を沢山持ってきてくれました。それらスクリーンに映しながトークが進んでいきます。40枚近くあったので全ては紹介できませんが、さっそく見ていきましょう。(次のページへ!)