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【 イベントレポート 】

水族館プロデューサー・中村元 presents 『中村元の超水族館ナイト2018春 ~伝えるということ~(vol.29)』 ライブレポート(18.02/18開催)

2018年05月31日

海洋写真トーク・その2

 

■ オーストラリアアシカ

アシカと聞くと精悍な顔つきを思い浮かべますが、オーストラリアアシカはとても優しい顔をしています。なかなか近くには来てくれなかったそうですが、ある時、吉野さんが市場で食材として買ったタスマニアオオガニを 「食べるだけじゃもったいない」 と遊びで海の中に持ち込んで写真を撮っていたところ、強い好奇心を示して突然目の前まで寄ってきたそうです。

 

優しい顔が特徴のオーストラリアアシカ
オーストラリアアシカ

 

タスマニアオオガニニ興味津々
オーストラリアアシカ2

 

吉野さん
「だから半分ウソの写真なんだけどね。でも、これまで寄ってこなかったアシカが目の前まで来てくれた。人間、何事もやってみるものだね!(笑)」

中村さん
「このカニはもっと深い場所の泥の中に棲んでいるのね。こんな浅瀬にはいません。だからアシカも見たことなくて 『なんだコレ?』と思ったんやろな。ちなみに僕は吉野さんのこの写真を見た瞬間、ヤラセ写真だとすぐに見抜きました。なぜなら僕もこうやって撮ったことがあるからです!」

吉野さん
「やっぱり一緒じゃん!」

客席(笑)

 

中村さんと吉野さんの掛け合いが楽しすぎる
似た者同士のトークバトル

 

■ イルカ

年に1回あるかないかという波のほとんどない穏やかな小笠原の海で撮られたイルカ。吉野さんが若かった頃は1000回海に潜っても1枚も撮れないほどイルカは近くに来てくれなかったそうです。ところが、ある時、人に近づいてくる好奇心の強い1頭のイルカが出現。すると、その様子を遠巻きに見ていた他のイルカもやがて人間に寄ってくるようになり、そこから今日のようなイルカと人間が一緒に泳いで遊ぶ文化が生まれたのだそうです。

 

ハシナガイルカ
(殆ど波のない日の小笠原の海にて)

イルカ

 

吉野さん
「水族館でイルカを飼う是非がよく言われるけど、僕個人の意見としては水族館にイルカはいてほしい。僕ら水中カメラマンは海に行って潜ればイルカに会えるけど、普通の人は自然のイルカを簡単には見に行けない。イルカは向こうから寄ってきて人間と遊んだりコミュニケーションが取れる。そんな野生動物って他にいないんだよね。 それを水族館でみんなに知ってもらいたい。」

中村さん
「そう! 彼らは野生動物でありながら餌を介さずに人間と遊ぶんです! まぁ、 水族館のイルカやアシカ、アザラシは魚を給料代わりにしているけど(苦笑)、海獣と呼ばれる生き物たちは野生でも人と遊んでくれるんです。これって陸上の野生動物ではありえない凄いことなんです! 考えてみぃや、野生のライオンが人間と遊ぶか? 」

テリーP
「松島トモ子さん(※)でもダメでしたからねぇ…」

客席:(笑

中村さん
「水族館ではそういうことを伝えないと! イルカを陸に上げてここがお臍ですとかどうでもいい話や!」

※松島トモ子さんが出演した第20回目の超水族館ナイトのレポートはコチラ

 

イルカと人間のコミュニケーションは
自然界の奇跡のようなもの

イルカ2

 


 

吉野さんの写真集より

 

最後に吉野さんの代表作「世界で一番美しい海のいきもの図鑑」から、珍しいルックスの生き物をいくつか紹介してくれました。

 

リーフィーシードラゴン
写真図鑑の紹介

 

タルマワシ
エイリアンのモデルとも言われている
タルマワシ

 

ヤツデイカ
ヤツデイカ

 

ヤジロベエクラゲ
ヤジロベエクラゲ

 


 

【 まとめ 】

 

通算29回目の超水族館ナイトも中村さんの ”明日からの人生が豊かになる” ヒント満載の楽しいトークで盛り上がりました。水族館の話でありながら日常生活に役立つ気づきを与えてくれるトークはさすが中村さんです。後半の部の ”伝えること” のプロ 二人によるドヤ顔トークの応酬も見応え十分でした。

さて、次回(2018/06/17開催)はいよいよ 第30回記念!  テーマは ”ラッコ” だそうです。ラッコといえば社会現象を巻き起こした水族館の超人気者。でも残念ながら野生のラッコを保護する為の輸出入規制や、飼育個体の高齢化等により、日本の水族館からラッコは急速に姿を消しつつあります。「みんなの記憶からラッコが消えてしまう前に超水族館ナイトでラッコをやっておきたいんや!」と語る中村さん。…というのも、中村さんは空前のラッコブームに火を付けた張本人。さて、どんな話が飛び出すのやら…。 後半(第二部)のゲストは 児童文学作家・岡野薫子先生。 岡野先生の代表作『銀色ラッコのなみだ』は中村さんにとってバイブルのような存在だそうで、動物に対する考え方・捉え方にも多大な影響を与えてくれたのだとか。ゲストトークも見逃せませんね!

 

詳しくは( ↓ ) から!
第30回告知

 

(文&写真・GAMA)

 


 

☆☆☆ おまけ ☆☆☆

 

超水族館ナイトではイベント終了後に打ち上げ(交流会)が行われています(参加費別途)。初めて超水族館ナイトに来た方でも、この打ち上げに参加すればもう常連さんの仲間入り!  水族館好きのお友達も沢山つくれますし、水族館や動物園の若手スタッフも多数参加していますので、”なかのひと” と知り合う絶好の機会でもあります。お時間のある方は是非、打ち上げでも盛り上がりましょう!

…というワケで、最後に打ち上げの様子を載せておきます。

 

打ち上げで2度目の乾杯!
二次会の様子

 

恒例のプレゼント争奪ジャンケン大会も開催。
景品も豪華です(これは北の大地の水族館、
魔法の温泉水で作られた「白花かすてら」

プレゼント争奪ジャンケン大会

 

イルカの耳骨の標本
景品1

 

カエルの透明標本も
景品2

 

ジャンケン大会始まる
大勢のお客さんが打ち上げに参加
ジャンケン大会の様子1

 

では、超水族館ナイト vol.30
お会いしましょう!
じゃんけん大会の様子2