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【 コラム 】

2018年5月10日に #契約書タイムバトル というイベントを開催しました

2018年05月26日

こんにちは、東京カルチャーカルチャーの貝塚です。5/10に“10分という短い時間で法務担当者が1対1で契約書を編集しあう”契約書タイムバトルという世界初のイベントを開催しました。

法の専門家が挑む新境地 リーガルバトルゲーム 第1回 契約書タイムバトル powered by CLOUD SIGN

イベントに関する感想やレポートは今回共催いただいたクラウドサインさまを始めさまざまな方のエントリがあるので、まずはそちらを読んでいただくとして

ここではプロデュース側からのイベント化へのみちのりみたいなのを書いてみようと思います。


ことの発端は3月初旬にTwitterのTLで以下のエントリが流れてきたところから始まります。

契約書タイムバトル武道会をテスト運用してみました。#未来の法務 #契約で遊ぼう|橘大地|note

自分自身もサービス立ち上げなどで秘密保持契約や業務委託契約などを扱う機会があります。最終的にその契約内容でGoを出すかどうかの判断は事業部なので契約内容をきちんと把握しておかなければなりませんが、ベースとなるドラフトの作成や契約先との交渉は社内の法務担当が行うことが多いと思います。専門的な用語が飛び交い合意にいたるやりとりはときに時間がかかることがあるものの、法務のプロフェッショナルワークにはリスペクトしてますし、なによりMicrosoft Wordの編集履歴にそれぞれの会社のスタンスや担当者の考えなどが残っていて、読み物として面白いと思っていました。

なのでこのエントリを読んですぐに、「契約書のやりとりを可視化するイベントができたらすごい面白いのでは」と思ったのです。法務担当だけじゃなく、サービス担当やエンジニアも勉強になるかも、と。さっそくブログのエントリ主であるクラウドサイン橘さんのTwitterにDMを送信、翌週にはもう打ち合わせを行っていました。

ちょうど東京カルチャーカルチャーでは2017年末から2018春にかけてLIMITSというアートバトルが行われていました。即興で出されるお題について2名のアーティストが決められた時間内でペンタブを使って絵を描き勝者を競う、というもので、このイベントを間際で見ていたことも開催のイメージがすぐに作れたのに繋がって良かったのかもしれません。

また契約書タイムバトルは主催者側で、“なるはやで第1回をやる”という思いが一致していたのもスムーズに物事を進められたポイントでした。LIMITSは制作・演出・配信や投票システムまで非常に丁寧に作りこまれたコンテンツです。

これだけのものを作る予算を集めるのも、作りこむのも相応の時間がかかりますが、とにかく「なるはやでやる」ために現状の会場設備でできる範囲の構成や進行・演出を考え・試してみて決める、というアジャイル的な進め方をすることができました。最初の打ち合わせから2ヶ月で本番を行えたのは驚異的なスピードだと思っています(しかも間にGWがありましたし)。

あとの不安は「チケットが売れるのか?」で、これはチケット発売2日で120枚完売になったので一安心となり(反面、プレッシャーでもありましたが)、最後の不安は「イベント自体が滑らないか」でしたが、これはみなさまのプロフェッショナリズムのおかげさまで、大いに盛り上がったイベントになりました。

本編はジャッジとしてご参加いただいた弁護士Youtuber久保田さんのチャンネルにイベントの模様がアップされています。ぜひご覧ください。

最強の弁護士・法務を決める!契約書タイムバトル【前編】

契約書タイムバトル決勝戦!【後編】

また会場では宇治茶 更さん(@ujisakaeru)によるグラフィックレコーディングも行われました。こちらもまとめてどうぞ。

もちろん、イベントとしての改善点や反省点はたくさんあります。決勝でWi-Fiが途切れるというトラブルも冷や汗が流れました。しかし課題は次回に改善するとして、テーマとしては最高に面白いことが実証できました。またこういうエンターテイメントの形にすることで、日ごろの業務にスポットライトが当ったり、業務の仕方を見直すきっかけになるのでは、という思いが確信に近いものになりました。ほかの業種などでも応用できるのではと考え始めています。

最後に、イベントのきっかけをくれた橘さんはじめとするクラウドサインのみなさま、出場選手の飯田さま、丸山さま、下平さま、中川さま、ジャッジの伊藤さま、久保田さま、リングアナの荒木さま、そして来場いただいた多くのみなさま、今回はありがとうございました!第2回、必ずやりますよ!!