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【 イベントレポート 】

今年もそうめんの季節が到来!『納涼!ソーメン二郎のそうめん祭 2018夏 〜そ道のススメ〜』ライブレポート(18.06/04開催)

2018年07月30日

暑い夏にはやっぱり そうめん

今年も 「そうめんの季節」 がやってきました!

待望の2018年 ”そうめんシーズン” を渋谷発でみんなで楽しく盛り上げようと、カルカルでは今年も一大そうめんイベントが開催されました。題して、

『納涼!ソーメン二郎のそうめん祭 2018夏 ~ そ道のススメ ~ 』

そうめん研究家で 「そ道」 家元の ソーメン二郎 さんが、そうめんに所縁のある豪華ゲスト陣を招き、そうめんの魅力や美味しい食べ方など語り合い、また、そうめん発祥の地・奈良県桜井市にちなんだ古墳トーク&ライブも行われました。最高級の三輪そうめんを美味しくいただきながら、そうめんトークに耳を傾けたり、テーブルを囲んだ仲間達とそうめんを語り合ったり…。まさに  ”そうめん尽くし” の一夜となりました。そして、ソーメン二郎のススメる 「そうめん道」 とはいかに!? チケットは早々にソールドアウト。  超満員&大盛り 上がりとなった究極の 「そうめん祭り」 をレポートします。

 

そうめん祭り2018

 


 

【 そ道 家元 紹介 】

 

◆ ソーメン二郎

そうめん研究家。『そうめん道』 主宰。

そうめん発祥の地・奈良県桜井市出身。三輪そうめんの製麺所を営む家系に育ち、三輪そうめんはもちろん、三輪以外の産地のそうめんについても特徴・歴史・文化に精通。全国各地のそうめんを食べ歩き、そうめんの新しい食べ方やアレンジを開発する等、日々 ”そうめんカルチャー” を開拓中。夏場を中心にテレビ・ラジオ・雑誌の「そうめん特集」にも数多く登場している。2017年6月には史上初(!?)となる そうめんレシピ本 『 簡単! 極旨! そうめんレシピ (扶桑社ムック) を出版。本業はイベントプロデューサーで、此処、東京カルチャーカルチャーで数々の人気イベントを創り出しているテリー植田氏その人である

 

ソーメン二郎さん
(そ道家元/そうめん研究家)

ソーメン二郎

 

ソーメン二郎さんは、このイベントの1週間ほど前に自身の Twitter で

「そうめんが売れなくなっています。厳密に言うと美味しい『手延べ』そうめんが売れずに、リーズナブルな『機械麺』や流水そうめんが売れています。手延べそうめんが売れないと手延べそうめん職人の後継が何年後にはいなくなるのが現実です。少しの値段の違いで大きな味の違いがわかります。(原文まま)」

と、そうめん業界に迫る危機を訴えました。

するとその反響は非常に大きく、リツイートは3万件超えた。機械麺は生地を圧延して切り出しただけのものですが、手延べそうめんは麺を伸ばしていく工程が複数あり、その都度熟成させていく繊細な作業を繰り返して作られます。それが独特のコシの強さを生むのだそうです。

論より証拠!

今回のそうめん祭りでは、美味しい 手延べそうめん を皆で試食し、 手延べそうめんならでは食感・美味しさを心ゆくまで堪能しました。 客席からは「普段食べているそうめんと全然違う!」「何これ!美味しい!」「ツルツル滑らか。でもコシもある!」…等々、驚きの声が次々と上がっていました。

ソーメン二郎さん
「 ね? 全然違うでしょ?全国の手延べそうめんの製麺所で頑張っている職人さんは殆どが70歳を超えています。だから5年後、10年後に果たしてどうなっているのか本当に予断を許さない状況なんです。まずは皆さんに手延べそうめんの良さを知って頂いて、手延べそうめんを買って頂きたい。需要が伸びれば、そうめん業界も活性化していくと思います!」

そうめんは 1300年もの歴史があり、古くは宮廷でのみ食べられていたほどのセレブ料理でした。そんな ”そうめんの伝統” を次世代に引き継ぐべく「復権活動」を行っているのがソーメン二郎さんというワケです。

では、早速、この日提供された美味しいそうめんを紹介します。

 


 

【 メニュー紹介 】

 

◆そうめん&めんつゆ

今回用意されたそうめんは 三輪山勝製 『一筋縄』

6代目の 山下勝山さん が、そうめんの故郷・奈良県桜井市で400年余り伝承されてきた手延べ製法を用いて、丹念に作り上げた最高級の三輪そうめんです。聞けば 日本で一番単価の高いそうめん であるらしい。…と言うのも、一般的な手延べそうめんは油を使用しますが(そうめんの封を切った時のプンとした匂いは油の酸化臭なのだそうです)、『一筋縄』は吉野葛を使用した独自のノンオイル製法により、柔らかいコシと喉越しの良さ、光沢感を与えている極上そうめんなのです。

 

最高級三輪そうめん『一筋縄』
提供:(株)三輪山勝製麺
最高級の三輪そうめん

 

山下勝山さん
(三輪山勝製麺 代表取締役社長)

山下勝山さん

 

勝山さんがこだわっているのが麺のコシ。

山下勝山さん
「そうめんのコシというものを勘違いされている方が多いですね。グルテン (小麦粉に含まれるグルアジンとグルテニンというたんぱく質に水を加え捏ねると生成される粘弾性のあるゴム状の物質) に頼れば確かにコシは出ますが、一方で麦本来の甘味・旨味・風味は失われていしまいます。麺が細いほど高級なそうめんだと誤解している方もいらっしゃるようですが、グルテンを多く含んでいれば麺を補足することはそれほど難しいことではありません。でもそのように作られた麺はおいしくないんです。グルテンの少ない小麦粉で、表面は柔らかく、芯にはコシがあり、小麦の香りと甘みを最大限に引き出した真に美味しいそうめんを ”創る” ことが難しいのです。職人の腕と経験が試されるのはまさにそこなんですね!」

勝山さんは長きに渡る研究の末、それまで誰も成しえなかった薄力粉と中力粉のブレンドを用いた画期的な手延べ製法を確立し、その壁を壊した ”そうめん界のレジェンド” です。

 

さて、そんな最高に美味しいそうめんは、最高に美味しいめんつゆ でいただきましょう! ソーメン二郎さんが推薦するヤマエ食品「高千穂峡つゆ」 の出番です

 

宮崎県は都城・ヤマエ食品工業(株)より
「高千穂峡つゆ」シリーズ
ヤマエ食品 高千穂峡つゆ
(他、エスビー食品より、俺たちのおかずラー油、
お徳用 おろし生しょうが、きざみパクチーの提供も)

 

ヤマエ食品の若きイケメン取締役
江夏啓人さんが高千穂峡つゆを紹介
江夏啓人さん

 

『高千穂峡つゆ』シリーズは九州では人気No.1を誇るめんつゆで、九州地区ストレートつゆ部門で10年連続ナンバーワンを獲得した 「かつお味うまくち」 を始め 「しいたけ味」「あごだし」、「かつお味あまくち」をラインナップ。

ソーメン二郎さんのイチオシは「しいたけ味」。厳選した椎茸と九州南部位置する霧島山系の伏流水を使って、じっくりとだしをとって仕上げたストレートタイプのめんつゆで、豊かな椎茸の風味で、蜂蜜入りで濃厚ながらスッキリした味わい特徴です。東京では椎茸だしの麺つゆに出会う機会はあまりないため、この日、初めて椎茸だしのつゆを体験して「香りと良さと美味しさに驚いた」というお客さんも。ちなみに、私は「あごだし」がお気に入り。焼きあご(飛魚の焼き干し)と鰹節、昆布などで丁寧にっぷりだしをとったストレートめんつゆで、焼きあご特有の柔らかな香りと上品なコクがそうめんにピッタリです。

高千穂つゆは首都圏では販売店が限られていますが、 通信販売 も行われていますのでこの機会に是非! ちなみに、夏の風物詩・「流しそうめん」は ”高千穂峡” が発祥の地とされています。

 

◆ トッピング

 

トッピング提供コーナー
トッピングコーナー

 

(株)明治屋「おいしい缶詰」シリーズ から4種類(いずれもオリーブオイルを使ったもの)が並びました。オリーブオイルは実はそうめんと非常に相性が良く、小麦粉本来の風味が引き立たせてくれます。そうめんを麺つゆのみでシンプルに食べるのも良いけれど、「もう一工夫したい」「ボリュームが欲しい」という時は、このような缶詰が手軽で最適です。

    • 国産鶏のオリーブ油漬(洋風アヒージョ)
    • 国産鶏のごま油漬(和風アヒージョ)
    • 広島県産かきときのこのオリーブ油漬(白ワイン&ハーブ風味
    • 国産帆立貝柱と水くわいのオリーブ油漬(洋風トマトアヒージョ)

 

明治屋より提供の「おいしい缶詰」
明治屋コーナ

 

そして、こちらが 栃木県産トマト

 

栃木の新鮮トマト
栃木県産トマト

 

栃木のトマトを紹介してくれたのは
JA全農とちぎ・入江彩香さん
栃木県産のトマトを紹介してくれた入江さん

 

入江さんによれば栃木県産のトマトは年間通して出荷されているそうですが、ピークは5月から6月にかけて。つまり、そうめんシーズンの始まりの時期にちょうど旬を迎えることになります。栃木は東京との距離も近いので、出荷翌日には都内スーパーの店頭に並ぶ新鮮さがポイント!

入江さん
「栃木県では『たちつてとちぎ(た=太陽さんさん/ち=近くて新鮮/つ=作り手まじめに/て=手塩にかけた/と=栃木の農産物)』を合言葉に生産者の皆さんが頑張って農産物を作っています。栃木の新鮮なトマトを是非そうめんと一緒に食べてみてください!」

 

とちまるくんもトマトVer. に
とちまるもトマト姿に

 

他、ドリンクカウンターにはそうめんの薬味にピッタリな 「岩下の新生姜」 もドッサリと。サワーやジンジャーエールに添えたり、お酒のおつまみとしても良し。

(※ゲストの岩下食品(株)・岩下和了社長は後の頁で紹介します)

 

岩下の新生姜がてんこ盛り
ドリンクカウンターに岩下の新生姜

 

ジンジャーエールに盛ってみました
ジンジャーエールに岩下の新生姜を添えて