「あらゆるものをイベントに!」渋谷のイベントハウス型飲食店

【 イベントレポート 】

満員御礼フルーツまつり第3弾! 待望の『マンゴーまつり ~旬の国産マンゴーはもちろん、注目の国産トロピカルフルーツも食べ比べ~ 』ライブレポート(18.06/29開催)

2018年08月16日

沖縄県 ~ マンゴー・パインアップル

 

沖縄トロピカル

 

沖縄の南国フルーツを紹介してくれた
浦崎進さん
(JAおきなわ 東京事務所 所長)
沖縄・浦崎さん

 

沖縄は 90年もの栽培の歴史を持つマンゴーを筆頭に、パインナップル、パッションフルーツ、シークヮーサー、ドラゴンフルーツ、アテモヤ、タンカン、カニステル…等々、まさにトロピカルフルーツの宝庫。多くがサンゴが隆起した土地で栽培されているため、沖縄のトロピカルフルーツはミネラルを豊富に含むのが特徴だそうです。さて、今回はその中から マンゴーパイナップル についての紹介がありました。

 

沖縄は超トロピカル王国!
沖縄トロピカル

 

マンゴーは3産地(沖縄・宮崎・鹿児島)ともハウスで栽培されていますが、加温のためにハウスが必須な宮崎・鹿児島に対して、沖縄ではハウスの役割が異なります。沖縄は国内で唯一マンゴーの露地栽培が可能な産地。しかし、受粉の季節に雨が多いため、雨で花粉が流されてしまうのを防ぐため、また、数多く襲来する台風から木を守るためにハウスでの栽培が行われています。つまり雨除け、風除けということ。

沖縄のマンゴーもアーウィンが主流。他にも追熟型のキーツマンゴーや、沖縄県内の直売所でしか入手できない 夏小紅、てぃらら といった品種もあるそうです。

 

沖縄マンゴー色々
沖縄マンゴー

 

沖縄の パイナップル 栽培の歴史はさらに古く、その始まりは1920年代まで遡ります。第二次世界大戦で壊滅的な打撃を受けますが、戦後、石垣島では 1946年から、沖縄本島では 1952年からパイナップルの栽培が再開され、缶詰加工用として生産を爆発的に伸ばしていきました。しかし、1970年以降、冷凍パイン輸入自由化や経済不況の影響を受け生産量は徐々に減少。1990年にパインナップル缶詰の輸入が自由化されると安価な外国産の価格攻勢に晒され、生産量はそこからさらに激減。県内に24あったパイナップルの缶詰加工所も閉鎖が相次ぎ、現在では僅か1ヶ所を残すのみとなってしまいました。

でも、沖縄のパイナップルは厳しい中でも元気に頑張っています。加工用に区切りをつけ、生食用のパイナップルの生産へと転換を図り、缶詰用の酸っぱいパイナップルとは一線を画した酸味の少ないまろやかな甘みの美味しいパイナップルを生み続けています。代表的なものとしてはトロピカルプレートの食べ比べにも登場したピーチパイン、ボゴールパイン、ゴールドバレルの3種類。それぞれ次のような特徴があります。

・ピーチパイン
白い果肉の色から(ミルクパイン)とも呼ばれる。
桃のような甘い香りがする不思議なパイナップル

・ボゴールパイン
果肉を手でちぎって食べることができることから
スナックパインの名で親しまれている。
果肉は濃い黄色で甘みも強め。

・ゴールドバレル
日本で一番美味しいパイナップルと言われるパインの王様。
黄金色の実、またその外形から「黄金の樽」の名がついた。
酸味が非常に少なく、別格の甘さを持ち、
実も柔らかく芯まで美味しく食べることができる。

 

沖縄のパイナップルの紹介
沖縄のパイン色々

 

浦崎さん
「今回はまだお出しできませんが、沖縄には昨年(2017年)5月に品種登録されたサンドルチェという新しいパイナップルもあります。パイナップルの平均糖度は15〜16度ですがサンドルチェは19度以上の高糖度で、台風にも強く、収穫も長期間できる特徴があります。県外に出荷できるようになった暁には新宿高野さんに真っ先に持って行こうと思っていますので、期待して待っていてください!」

 

トロピカルフルーツの話が聞ける
貴重な機会とあって客席もトークに夢中
トロピカフルーツトークに耳を傾ける

 

岡山県 ~ バナナ

まだまだ続く産地プレゼン。

岡山県といえば出荷量日本一を誇る白桃やマスカットをはじめ、様々なフルーツが栽培されているフルーツ王国ですが、実はトロピカルフルーツもあります! 今回は「皮ごと食べられるバナナ」としてメディア等で、今、話題となっている 『瀬戸内ばなな』 を紹介してくれました。

 

皮ごと食べられる「瀬戸内ばなな」
岡山からは瀬戸内ばなな

 

ひなたファームマーケット代表の瀬川亨市さん
(前回の苺まつりに続いての登壇)
ひなたファームマーケット・瀬川さん

 

瀬川さん
「瀬戸内ばななは、広島県との県境に近い笠岡干拓地に現在9棟ある 幅8m 高さ6m長さ50m という大きなビニルハウスの中で栽培されています。品種は戦前~戦後にかけて高級バナナとして日本で食べられていた グロスミッシェル種です。」

グロスミッシェルは昭和30年代に世界的に蔓延したパナマ病でほぼ全滅状態となり、その後はフィリピンバナナが主流となりました。そんな中、消滅を逃れ奇跡的にタイに残っていたグロスミッシェルをもとに、日本のバナナ研究者である田中節三氏(D&Tファーム)が 凍結解凍覚醒法 という独自技術で耐寒性のあるグロスミッシェル苗を開発。それを プランター社 が5年前に笠岡干拓地に展開し 「瀬戸内ばなな」 が誕生しました。糖度が20度以上(通常のバナナは18度ぐらい)と非常に甘く、皮が薄く渋みもないので皮ごと美味しく食べられます。もちろん無農薬で安心安全!

 

笠岡干拓地にある「瀬戸内ばなな」の
大きなビニールハウス
瀬戸内ばななのハウス

 

神奈川県伊勢原市の石田牧場にある
ジェエラード屋「めぐり」とのコラボで
「瀬戸内ばななジェラード」が誕生!
瀬戸内ばななを使ったジェラート