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【 イベントレポート 】

目に見えないモノノケを目撃する!『TOKYO妖怪ナイト vol.2 ~ 妖怪造形大賞の最新(本年7月)受賞作品公開』 ライブレポート(18.07/21開催)

2018年09月04日

【 河童から妖怪の正体を探る 】

 

”戒め”、”注意喚起” と言えば、良く河川の近くに 河童 のイラスト共にと 「危険!近寄るな!」 と書かれた看板をしばしば見かけます。ここで前回(1年前)の「妖怪ナイト」での ”妖怪論争” を振り返ってみましょう。

 

河童目撃体験者の中村さん
河童目撃談を語る

 

————————- [振り返り] ここから ————————-

 

中村さん
「僕は人生で3度、河童を見ています! 1回目は小学校3~4年生の時でした。放課後に友達と遊ぼうと思って爆竹を持っていつも遊んでいた川原で待ち合せしていたんです。そうしたら、ちょうど目の前に大きな蛙を見つけて、持っていた爆竹でイジめていたんですね。そうしたら急に空が真っ暗になって生温かい風がビューと吹いて雷がゴロゴロッ!ピカッ!て…。その稲光に照らされて河童が仁王立ちしていたんや!もうビックリして怖くて全力で逃げてさ…」

香川先生
「………………はい(笑)」

中村さん
「2回目は小学校6年生の時でした。2つの川が合流した所に砂防ダムがあって、そこは凄く深くなっている箇所もあったので遊泳禁止になっていました。でも僕はそれを無視して泳いで遊んでいました。そうしたらある時、岸に帰れなくなったんです。深いところでグルグル回ってしまい、一生懸命泳いでも全然ダメなんです。その溺れかけている時に水中を見たらなんと河童がいて「来い来い来い」と手招きしながら近づいてきていたんです。河童がどんどん近づいてきてあと少しで足を引っ張られそうなところで、友達が来てくれてなんとか助かりました。」

香川先生
「………………なるほど(笑)。」

中村さんは東北地方で、とある水族館プロデュースの企画をしていた際、河童が潜んでいるような展示を作ろうと考え、その参考資料集めに遠野のカッパ淵を訪れたそうです。そこで通算3回目の河童との遭遇。

中村さん
「今度は写真も撮ってやった!ほら、コレや!」

 

おわかりいただけただろうか?
河童1

 

ズームしてもう一度…
河童2

 

これが伝説の妖怪・河童…!?
河童3

 

香川さん
「…  ですね。」

客席:(笑)

中村さん
「いや、ここにおる!目が光って、舌も伸びて、手招きもしている!」

香川さん
「僕には 葉っぱ か何かが落ちているようにしか見えません! 手がある? 岩に当たって 水の流れ が出来ているだけです!(キッパリ)」

中村さん
「なんで見えへん? ここに河童おるやん!ねぇ、みなさん!」

客席:(笑&困惑)

 

————————- [振り返り] ここまで ————————-

 

もちろん中村さんもそれが岩であることは百も承知です。中村さんの推測では、多分に幼い頃に親や先生に「川で悪いことをすると河童が出て引きずり込まれるよ」と何度も言い聞かせられていて、それが頭のどこかに残っていたために、自然現象の中に河童を見ることになったのではないか…と。実際にその川では過去に何度も人が流されたり溺れたりした事故があったのかもしれません。

香川さん
「見るからに危険な川もありますけど、中には浅くて人がとても溺れそうにない場所でも、水難事故は起こったりしますよね。『なぜこんなところで…!?』となるワケです。そんな時に人は妖怪、この場合は河童のせいにしたりするんです。」

香川先生
「結局、妖怪というのは ”言い訳”  なんです。夜中に誰もいないはずの真っ暗な川からジャラジャラと音が聞こえてきたら気持ち悪いし恐いしモヤモヤするじゃないですか。あれは ”小豆洗いが小豆を洗っている音だ” ということにして、それ以上は考えないようにして自分を納得させるんです。普段から不運に見舞われている人はそれを ”妖怪のせい” にできたら気が楽になるでしょ?」

日常的な理解の枠組みを超えた現象を目の当たりにした時,人は不安と恐怖に襲われます。常識では考えられないような出来事不可解な現象を「妖怪の仕業」として説明することによって, 人はその出来事をとりあえず了解可能なものとする。それが 妖怪の正体 だと香川先生は説きます。

…と、ここでまさかの超常現象が!!
こからともなく突然男性のフロアに声が響く!!

 

「あのぅ…、すみません…」

 !?  !? !?