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【 イベントレポート 】

美味しさ自慢の”桃”が大集合!昨年 超満員だった「桃祭り」の第2弾!!『桃まつり 桃の一大産地(山梨、岡山、和歌山、大分、他)の “桃” を、お腹いっぱい食べ比べ! 』ライブレポート(18.07/20開催)

2018年10月05日

【 生産者トークショー 】

 

ステージでは トークショー も行われました。桃の産地から桃の生産者・関係者が登壇し、それぞれの桃の美味しさ自慢が繰り広げます。残念ながら先の西日本豪雨の影響で岡山県赤磐市は予定していた登壇をキャンセル。幸い赤磐市における桃への被害は限定的とのことで現地の生産者からの「ちょうど今は清水白桃の最盛期で、みんな頑張って収穫しています!」とのメッセージが読み上げられると客席から応援の拍手が起こりました。日常生活もままならない大きな被害も発生していた中、カルカルに美味しい桃を届けてくれた赤磐市の皆様に感謝です。

 

生産者が桃を熱く語るトークショー
トークショー開演
司会進行:テリー植田(左端)
(東京カルチャーカルチャープロデューサー)

 

「桃まつり」 のナビゲーター・久保直子さん
(新宿高野のフルーツコーディネーター)
フルーツのプロの目線でコメントを発信
新宿高野・久保さん

 

◆ 産地プレゼン(1)/山梨県

美味しさ自慢1番手は果樹王国・山梨県。県の農産物インフォーメーションセンターで働く小林正幸さんが、昨年の『桃まつり』に続き2年連続の登壇。普段は東京大田市場を拠点に山梨県の農産物のPR・販売促進を行っている方です。

 

県職員の小林さん(山梨代表)
山梨県のプレゼン

 

山梨県の桃の栽培プロセスについては 「昨年たっぷりと語った」とのことで、今年は 「山梨県がなぜ桃の生産量日本一なのか?」を詳しく解説してくれました。山梨県は富士山や南アルプスなど高い山々に囲まれた盆地。山頂からの雪解け水が何十年という時間をかけて濾過され、途中溶岩を通る際にミネラルをたっぷりと含んで地下に湧き出ています。

小林さん
「今では当たり前に売っているミネラルウォーターですが、その発祥は実は山梨県なんです。その美味しい水で栽培された桃も 当然 ”美味しい”ということになります!」

さらに、盆地周りの山々が雨雲の侵入を遮ってくれるため 日照時間が日本一であることや、美味しい果物を作るうえで重要なファクターとなる 気温較差 が大きいこと等、美味しい果物の栽培条件が揃っていることを説明。結果、桃(全国シェア32%)だけでなく、ブドウ(同23%)、スモモ(同33%)等々、数多くの果物の一大産地となっているのだそうです。

そんな山梨産の桃ですが、実は非常にバリエーションに富んでいます。…と言うのも、桃は1品種当たりの摘果時期がほんの1週間程度しかないため、収穫時期の異なる品種を複数栽培することで長く桃を届けられる工夫をしています。

小林さん
「早い時期(6月中旬~)に出荷する桃は、球がやや小さめで水分量が多く、果肉がやわらかくい特徴があります。遅い時期(8月下旬~)に出荷する桃は、比較的大きめで果肉がしっかりした歯応えがあるタイプが多いです。夏の終わりに桃を買って『あ! カタイぞ! ハズレだ!』と言う方が結構いらっしゃるのですが、それはそもそも品種が違うのだということをご理解頂きたいです。出荷時毎の桃の特性を知っておくと、買ってすぐに食べたり、逆にしばらく置いて追熟させたり、うまく調整することで自分好みの桃を召しあがって頂けると思います!」

 

山梨県産桃の品種間リレー
品種を変えながら長期間出荷を行う

品種間リレーとは

 

山梨県では新品種の開発にも力を入れていて、特に今、注目したいのが 「夢みずき」 という山梨県オリジナルの新品種。大玉で糖度が高く、果汁もたっぷりの瑞々しい桃が出来上がったそうです。まだ流通量が非常に少なく、また、今年は夏が早く収穫時期が前倒しになったこともあり、今回の 『桃まつり』には提供できなかったそうですが、来年はひょっとしたらひょっとするかも!? 山梨の「夢みずき」、ぜひ覚えておきましょう!

 

山梨県の研究開発の様子
新オリジナルブランド「夢みずき」に期待!
山梨のオリジナル品種について

 

◆ 産地プレゼン(2)/和歌山県

和歌山も言わずと知れた果樹王国。農産物における果樹比率が約6割と高く、特にみかんは国内生産量第1位。その他、柿や梅、ハッサクなどが有名です。桃に関しても全国3位の生産量を誇り、紀の川の河川敷に一大産地が広がっています。桃山白鳳、八幡白鳳、清水白桃、川中島白桃…等々、やはりシーズン中に品種をリレーしながら、美味しい桃を 6月中旬から 8月中旬まで出荷しています。

 

右:鳥居洋木さん
(県農林水産部食品流通課)
左:小山よしおさん
(全国わかやまポンチ協会総裁)
和歌山県のプレゼン

 

食べ比べプレートの説明でも書きましたが、和歌山産の桃は関東には殆ど出荷されていないそうです。なので、なかなかな見かける機会はなさそうですが、特徴としてはミニスカートの袋掛けをして栽培を行っていることもあり、果頂部周りが赤く、それ以外は部分は白いという可愛らしい外見をしています。味はもちろん一級品!

 

和歌山産の桃の特徴とは?
和歌山の桃の特徴

 

和歌山では、和歌山県が誇る梅、そして桃をはじめとする多くの果実を全国の人に知ってもらおうと、当地スイーツ「わかやまポンチ」 を PR 中。協会(全国わかやまポンチ協会)まで立ち上げる力の入れようです。わかやまポンチは、具体的には、

[1] 和歌山県産梅の甘露煮又はシロップ漬けなどが使われていること
[2] 和歌山県産フルーツが1種類以上使われていること
[3] メニューに和歌山県産と明示すること

以上、3つの条件を満たしたフルーツポンチのことを指し、わかやまポンチが楽しめる協会公認の登録店も増えています(2018年6月現在:和歌山県内59、県外13の72店舗)。東京では有楽町の交通会館地下1階にあるアンテナショップ わかやま紀州館 で購入可能。

小山総裁
「和歌山には沢山の美味しい果物がありますので、皆様、是非、和歌山にお越し頂いて、桃をはじめとする和歌山の果物、そして和歌山ポンチを味わってみてください!」

 

わかやまのご当地スイーツ
「わかやまポンチ」とは?
和歌山ポンチとは?