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【 イベントレポート 】

人気お天気キャスター、気象予報士が大集合!『お天気キャスター・気象予報士大集合’18 〜津波・天災を忘れないために〜』ライブレポート(18.11/16開催)

2018年12月03日

お天気キャスター&気象予報士大集合2018タイトルバナー

 

2018年も残すところおよそ1ヶ月となりましたが、この時期のカルカル恒例イベントと言えば、

”お天気キャスター・気象予報士大集合” です。

人気のお天気キャスター・気象予報士が、局やメディア、所属会社の垣根を越えて一堂に会し、気象や防災について語るトークイベント。2011年6月に成立した津波対策推進法の中で、国民の津波防災の意識を高める目的で新しい記念日 「津波防災の日(11月5日)」 が制定されました。 この 津波防災の日」を広く知ってもらい、気象や防災についての関心を深めていこう との趣旨で2011年11月に始まったこのイベントも今年で8回目。

”津波防災” なんて聞くとなんだか身構えてしまいそうになりますが、毎年11~12月の年末に開催される本イベントはテレビ・ラジオやWebメディア等で活躍する人気お天気キャスター・気象予報士の皆さんと、その年の気象を振り返りながら歓談をしたり、チャリティーオークションをしたりといった和気藹々とした忘年会的なイベントとなっています。…と言うのも、50年、100年、或いはそれ以上のスパンで発生する大きな津波災害はまさに忘れた頃、油断している時に突然やってきます。防災は続けなければ意味がない! 楽しくなければ続かない。だから、肩肘張らずに

楽しく防災しよう!

そんなコンセプトでこのイベントはこれまでも、そしてこれからも続いていきます。

今年は新たな試みとしてお天気キャスターの森朗さんも「素晴らしい町」と絶賛する 世界一の豪雪地帯・新潟県森十日町市 とのコラボレーションが実現! 魚沼の地酒も振舞われました。そして、昨年10月に脊髄損傷の大怪我を負い、前回は参加できなかった木原実さんも戻ってきてくれました。

そんなこんなで今年も大盛り上がりとなった一夜をレポートします。

※本公演はチャリティーイベントです
チケット売上内の出演者収益金全額とチャリティー物販・会場での募金は日本赤十字社へ寄付されます。
なお昨年は13万4,430円を東日本大震災義援金として日本赤十字社に寄付されています。

 

今年で8回目!
今年で8回目

 

開場を待ちわびる皆さん
開場前から多くの人が駆け付けた

 

気象庁の1階にある気象に関する専門書店・津村書店さん(一般の方も利用可)が今回もブースを設けて出張販売を行ってくれました。

 

物販ブース(津村書店)
津村書店さんが出張販売

 

気象関連の書籍がズラリ!
気象に関する書籍がズラリ
気象に関する書籍がズラリ2

 

もちろん、この日の出演者の本も
沢山並んでいました。(サインもOK!)
自らの著書を手にPR
(自著を手に笑顔の天達さん)

 

弓木春奈さんの著書
「気象災害から身を守る 大切なことわざ」。
弓木さんが津村書店を訪れた際に
サインを入れてくれていました。
貴重なサイン本も

 

さて、上で述べたように今回は十日町とのコラボイベントとして開催されました。十日町といえばおいしいお米、そして地酒です! 日本酒の試飲コーナーでは十日町地域の代表的な酒蔵である 魚沼酒造(新潟県十日町市中条) と 松乃井酒造(新潟県十日町市上野)から計6銘柄が並び、自由に飲み比べができました(無料)。松乃井酒造は新潟らしい辛口、魚沼酒造は新潟ではやや珍しい旨口に拘った酒蔵です。

 

≪ 十日町の日本酒・試飲メニュー ≫

  • 特別本醸造 天神囃子(魚沼酒造)
  • 純米吟醸酒 天神囃子(魚沼酒造)
  • 純米吟醸 縄文の響(魚沼酒造)
  • 特別純米 松乃井(松乃井酒造)
  • 吟醸越淡麗 松乃井 ~袋しぼり~(松乃井酒造)
  • 純米大吟醸 松乃井(松乃井酒造

 

地酒の試飲コーナー
試飲ブース

 

また、こちらは有料のオーダーメニューとしての提供でしたが 魚沼産コシヒカリ もいただくことができました。現在「コシヒカリ」として流通しているお米は いもち病に抵抗性を持つように品種改良された「コシヒカリBL(ビーエル/ Blast resistance Lines の略)」が主流であり、厳密には(種苗法上では)従来コシヒカリとは異なる品種。しかし、今回、十日町市が提供してくれたのは品種改良前の元祖・コシヒカリ。非常に希少でおいしさに定評のある従来米でした。

 

カルカル特製豚汁+魚沼産コシヒカリ
(だし巻き卵と香のもの2種付き)
豚汁と十日町のコシヒカリ

 


 

【 オープニング 】

 

開演時刻を迎え、お天気キャスター・気象予報士の皆さんがステージに大集合!

 

まずは乾杯から!
まずは乾杯から!
左端:テリー植田/司会進行
(東京カルチャーカルチャー・プロデューサー)

 

今年も満員御礼です!
満員です

 


 

【 出演者紹介 】

 

■ 森田 正光 さん(お天気キャスター/気象予報士)

株式会社ウェザーマップ会長 。 TBS「Nスタ」を始めテレビ出演多数。「津波防災の日」を広め、津波やその他の気象災害について考える機会になればと本イベントの開催を呼びかけた発起人。今年も生放送終わりでダッシュで駆け付けてくれました。

 

開演から少し遅れてカルカルに到着!
森田さんのご発声で改めて乾杯!
森田さん

 

■ 森 朗 さん(お天気キャスター/気象予報士)

ウェザーマップ代表取締役社長。TBS「ひるおび!」での巧みな話術と模型などの仕掛けを使った自由で楽しい天気予報が大人気。今回は本イベントの常連である饒村曜先生が都合がつかず不在の為、イベントの趣旨を説明するキックオフトークも担当。

 

カルカルのステージでも
森さんの抱腹絶倒トークが炸裂!
森さん

 

■ 天達 武史 さん(お天気キャスター/気象予報士)

日本気象協会所属。フジテレビ「とくダネ!」では小倉智昭キャスターの「アマタツー!」の呼び声で登場するのがお約束。親しみのあるキャラクターがお茶の間で人気。小倉キャスターが 11月27日の放送を以て長期療養に入ることから 「小倉さんが戻るまでは誰も『アマタツー!』と呼んでくれないのかな…」と寂しそう。「とくダネ!」を視聴している方は、是非テレビの前で「アマタツー!」と呼んであげてください。

 

アマタツー!!!!
天達さん

 

■ 奥村 政佳 さん(気象予報士/RAG FAIR)

男性アカペラボーカルグループ「RAGFAIR」メンバー。気象予報士であり、防災士であり、保育士でもあるというパラレルキャリアの道を邁進中。1995年に大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎在学中に当時最年少(17歳)で気象予報士資格を取得した元祖・最年少気象予報士。愛称は おっくん

 

保育士としても活躍中の ”おっくん”
今回も十八番・ボイパの披露あり!?
奥村さん

 

■ 眞家 泉 さん(ウェザーニュースキャスター/気象予報士)

踊るお天気お姉さん。特技のダンスは学生時代に世界大会で2位にも輝いた実力の持ち主。昨年から本イベントに出演。

 

ダンスもコメントもキレキレな眞家さん
眞家さん

 

■ 三浦 郁夫 さん(気象庁 東京航空地方気象台長)

ついに台長さんがカルカルに降臨! 2016年の熊本地震では現地の災害対策本部で活躍。現在は羽田空港の航空気象台で航空機の安全運行に尽力している。

 

羽田で台長を務める三浦さん
三浦さん

 

■ 桑原 善雄 さん(十日町市 産業政策課営業戦略係 係長)

十日町市役所 ”まちの営業マン” として、日々 ”十日町の魅力” を全国に発信。カルカルの十日町イベント・新潟イベントでもおなじみ顔。

 

カルカル、十日町と言えば…桑原さん!
桑原さん

 

そして、もう一人、手術→リハビリを経て大怪我から復活を果たした ”あの人” がコチラに向かっている途中でした。(後ほど紹介)

 


 

【 津波防災の日について 】

 

キックオフトークとして森朗さんから 「津波防災の日」 についての簡単な説明がありました。

1854年11月5日(嘉永7年/安政元年)に 安政南海地震 が発生し、大津波がで和歌山県広村(現・和歌山県広川町)を襲いました。当時、広村にいた 浜口儀兵衛(ヤマサ7代目社長)は、収穫されたばかりの稲藁に火をつけて、暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを高台に避難誘導し、多くの村民の命を救ったと言い伝えられています(これは「稲むらの火」と呼ばれ、戦前の国定教科書にも記載されていたそうです)。

 

押し寄せる大津波と稲むらの火
の様子を描いた絵

押し寄せる波と稲むらの火を描いた絵

 

森さん
「その『稲むらの火』にちなんで 11月5日 が 津波防災の日 と法律で定められたというワケです。そして、僕らもこの津波防災の日の時期に合わせて『防災イベントやろう』ということになりました。今年で8回目になります。防災のこともお話しますが、年々忘年会と言うかお祭り的な雰囲気が強くなってきておりまして、今年はとうとう(十日町市から)日本酒の差し入れまで頂いてしまいました!(笑)」

濱口儀兵衛は「稲村の火」で村民を救っただけでなく、村を将来の津波から守ろうと安政南海地震の翌年から莫大な私財を投じて大堤防を築きました。その堤防は 1946年(昭和21年)に発生した昭和南海地震の際に威力を発揮。90年近い時を経て堤防が役に立ったことになります。堤防は一度築いてしまえばずっとそこに存在してくれますが、人間がこれほどの長きに渡って防災意識を高く保ち続けるのはとても難しいこと。だからこそ、毎年こうして皆で集まって楽しく賑やかに気象や防災について語り合うイベントを続けることは「あの日を忘れない」「被災を繰り返さない」為にも、とても有意義なことだと思いませんか?

 

(NEXT:今年の気象を振り返る)