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【 イベントレポート 】

7月7日は、そうめんの日!ソーメン二郎の 『真夏のそうめん祭り 2019』 ライブレポート(19.07/07開催)

2019年07月30日

暑い夏にはツルっとのどごしの良い 「そうめん」 がピッタリ!

2019年もそうめんの季節がやってきました。

そうめんと言えばこの人! 東京カルチャーカルチャーのプロデューサーにして、夏場を中心に そうめん研究家 としてメディアに引っ張りだこの ソーメン二郎 さん! そうめんの新しい食べ方・アレンジを提案したり、そうめんの楽しみ方を発信したり、そうめんブーム&そうめんカルチャーを牽引しています。

さて、すっかりカルカル夏の恒例イベントとなった ”ソーメン二郎のそうめん祭り” ですが、今年は 『真夏のそうめん祭り』 と題して、そうめんの日(※) である 7月7日 に盛大に開催されました。

※地域にもよるが古くから七夕にそうめんを食べて無病息災を願う風習がある

 

毎年様々なコラボーレション企画で盛り上がる ”そうめん祭り” ですが、今年もスペシャルなコラボが実現しています。かねてより 「そうめんの絵本を出したい」 と語っていたソーメン二郎さんですが、念願ついに叶って、自らが企画したそうめんの絵本 『そうめんソータロー』 が6月7日にポプラ社より刊行されました。 絵とストーリーは 「うどんのうーやん」、「こんぶのぶーさん」、「ちくわのわーさん」 等々、シュールで愉快な ”たべもの絵本” で知られる人気絵本作家の 岡田よしたか 先生が担当しています。

絵本の発売に合わせて、『そうめんソータロー』の テーマ曲 も制作。ドラマ「深夜食堂」の挿入歌でおなじみのシンガーソングライター・福原希己江 さんが優しく歌い上げています。そのアルバムも6月7日に配信がスタートしています(後ほど紹介)。

 

「そうめんソータロー」
作:岡田よしたか/企画ソーメン二郎
絵本「そうめんソータロー」

 

さて、これらの発売記念を兼ねた ”真夏そうめん祭り” は、岡田よしたか先生の読み語りや、福原希己江さんのスペシャルライブの他、山田広野監督による ”そうめんネタ” の活弁映画のお披露目、豪華景品の当たる大抽選会…等々、楽しい企画が目白押しでした。もちろん、そうめんの試食も超充実!  最高級の三輪そうめんをお腹いっぱいに味わうことができました。さらにデニムの聖地として全国的に認知度をあげている岡山県井原市から驚きのそうめんも…!?

今年も大盛り上がりとなった カルカル ”そうめん祭り” の様子をお届けします。

 


 

出演者紹介

 

今年のそうめん祭りの主役2人を紹介します。

 

ソーメン二郎さん(左)と岡田よしたか先生(右)
真夏のそうめん祭り2019の主役の二人

 

■ そうめん研究家・ソーメン二郎

そうめん発祥の地・奈良県桜井市出身。三輪そうめんの製麺所を営む家系に育つ。本業はイベントプロデューサーで、此処、東京カルチャーカルチャーで 13 年に渡って数々の人気イベントを創り出している ”テリー植田” その人であるが、夏場を中心にそうめん研究家としても幅広く活躍中。2017年6月には史上初(!?)となる そうめんレシピ本 『 簡単! 極旨! そうめんレシピ (扶桑社ムック) 』 を出版。

そうめんは 約1200年もの歴史があり、平安時代より宮中に献上されてきた由緒正しい高貴な食材。夏の風物詩として昔から親しまれています。しかし、近年、手延べそうめん の需要は大きく落ち込んでいるとのこと。細くて長いそうめんは「なかなかお会いできませんが細くとも長いお付き合いをお願いします」との想いを込めたお中元の定番の品でしたが、最近はお中元を贈る人がめっきり減ってしまいました。加えて、スーパーなどではリーズナブルな機械製麺やお手軽な流水そうめんばかりが買われています。手延べそうめんの職人さんは現在 70~80 歳代と高齢化が進んでいますが、この市場状況ではなかなか後継者も現れず、このままでは 10年後、20年後には手延べそうめんの文化が途絶えてしまう可能性が高まっています。そんな危機的状況の中、ソーメン二郎さんはそうめんの聖地・桜井市に、しかも、製麺所の家系に生を受けた使命感を胸に、2014年から日本の伝統食「そうめん」の復権活動を展開しています。

 

■ 絵本作家・岡田よしたか

1956年、大阪府生まれ。愛知県立芸術大学油画科を卒業後、1987年より10年間教材玩具のメーカーや共同保育所に勤務しながら個展・グル-プ展を重ねた。1995年に自費制作による画集も出版。主な作品は 『うどんのうーやん』『こんぶのぶーさん』(ブロンズ新社)、『おーいペンギンさーん』『特急おべんとう号』(福音館書店)など。2012年には 『ちくわのわーさん』(ブロンズ新社) で、第3回リブロ絵本大賞を受賞。奇想天外なスト-リ-とシュールで味わい豊かな作絵が大人気で、子どもから大人まで幅広いファンを持つ。通称・モンキー岡田。

岡田先生は現在、奈良県の大和郡山市に在住。ソーメン二郎さんが通っていた高校もすぐ近所だそうです。かねてより「岡田先生の大ファン」と語るソーメン二郎さんの熱烈ラブコールに応える形で、異色のコラボレーションが実現しました。そこで生まれた痛快なストーリーとは…!?

 


 

【 最高級そうめんを食す 】

 

■ 三輪のノンオイル手延べそうめん

 

開場してまもなく
そうめんの提供が始まりました。
そうめんの提供が始まる

 

うっとりするほどの艶!
このそうめん、只者ではないっ!?

三輪山勝製麺「一筋縄」

 

今回提供されたそうめんは三輪そうめんの中でも最高級品とされる 三輪山勝製麺『一筋縄』。一般的な手延べそうめんは油を使用しますが、この『一筋縄』は 吉野葛を使用した独自のノンオイル製法 が自慢。非常に高度な製造技術を要しますが、劣化による油の酸化臭や麺の黄ばみがなく、柔らかいコシと喉越しの良さ、光沢感を堪能できます。

「柔らかいコシ」という言葉に違和感を覚えた方がいるかもしれませんが、丁寧に言い直すと「表面が柔らかくて芯がしっかりしたコシになっている」という意味合いです。小麦粉に含まれるグルテンは麺のコシや食感決める重要な要素とされていますが、一方でその存在は麦本来の甘味・旨味・風味は失われせるとも言われています。三輪山勝製麺ではグルテンの少ない小麦粉で、表面の柔らかさと芯にあるコシを両立させ、小麦の香りと甘みをも最大限に引き出した ”真に美味しいそうめん” に仕上げています。聞けば日本で最も単価の高いそうめんなのだとか。実際に食べてみて、それも納得の味わい。モチモチ感とコシ強さ、小麦本来の風味、つるりとしたの心地良いどごし…。食べたら止まりません。

 

■ ソーメン二郎イチオシめんつゆ 

せっかくの最高級三輪そうめんです。めんつゆにもこだわりましょう。

 

高千穂峡つゆ(ヤマエ食品)
高千穂峡つゆ

 

高千穂峡つゆ は、ヤマエ食品(宮崎県都城市) が製造・販売する九州の定番めんつゆ。今回は「かつお味うまくち」「あごだしつゆ」「しいたけ味」の3種類が用意されました。

「かつお味うまくち」はストレートつゆカテゴリーで九州地区 10年連続1位に輝いた大人気のめんつゆで、甘口の醤油ベースに厳選した鰹節を中心に風味原料をふんだんに使用し、旨味がで凝縮されています。「あごだし」は焼きあご(飛び魚)だし特有の柔らかな香りが特徴。「しいたけ味」はソーメン二郎さんが「市販のめんつゆで一番美味しいのはコレ!」と絶賛するめんつゆで、しいたけの濃厚なだしがとても風味豊かで、この日のお客さんからも「美味しい!」との声が上がっていました。

高千穂峡つゆの味の決め手となっているのが霧島山系の伏流水。霧島山脈に降った雨が、固い岩盤を浸透して自然にろ過された良質な水で作られています。いずれの商品も甘口醤油をベースに蜂蜜入り。濃厚ながらスッキリした味わいに仕上げられています。

関東では高千穂峡つゆの取扱店はまだ少ないですが(でも確実に増えているそうです)、美味しさを知った人が通販で買い求めるなど、人気が高まっています。

 

私のお気に入りは「あごだし」
あごだしがお気に入り

 

ヤマエ食品の若き常務取締役、
江夏啓人さんも登壇!

 

ソーメン二郎さん
「ある日、たまたま近所のスーパーで 高千穂峡つゆ の  ”しいたけ味” を見つけて買ったんです。その味が奈良の実家でおふくろが作ってくれていた味にすごく近くて美味しかった。そのことをブログに書いたら江夏さんがその記事見つけてくれて連絡を取り合うようになったんですね。それで、 『東京のカルカルというお店でそうめんのイベントやるのですが来ませんか?』とお誘いしたところ遠いところ(都城)から本当に来ちゃった!(笑)。 それが4~5年前ですかね…。」

江夏さん
「はい、来ちゃいましたね!(笑)」

以来、時に登壇者として、時にお客さんとして、しばしばカルカルに駆けつけてくれている江夏さん。現在、東京の販路を鋭意開拓中だそうで、首都圏での高千穂峡つゆが大ブレイクする日も近い!?  それまでは「近所に高千穂峡つゆがないよ!」という方は 通販 でどうぞ!

 

(next:普段のそうめんにひと工夫!)