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【 イベントレポート 】

【次回(10/5)残席僅少!】水族館プロデューサー中村元 presents 『中村元の超水族館ナイト2019 〜水族館ガイドで動物園が暴れる日〜(vol.33)』 ライブレポート(19.06/08 開催)

2019年09月24日

4.極上の水塊展示! 円山動物園

今回の改訂で中村さんの水族館ガイドに飛び込んできた 札幌市円山動物園 。初掲載ながら ホッキョクグマ舎 には中村さんが「動物園ナンバーワンの水塊展示」のお墨付きを与えるなど、旭山動物園と共に水族館ガイドの中で大暴れしています。百聞は一見に如かず。中村さんが撮った写真のスライドでその極上の水塊を感じてみましょう。

 

ホッキョクグマのダイブ
(円山動物園 Ver.)
ホッキョクグマのダイブ

 

ホッキョクグマの母子が
楽しそうにプールを泳ぐ。
ホッキョクグマスイム

 

中村さん
「浮遊感抜群やん! ? 巨体が水の中でフワフワ浮いている感じが凄く良いなと思うんです。この子はお茶目で寄ってくるし、手も出してくるんよ! こんなふうに( ↓ )」

 

右掌底打ちからの…
右突き

 

左掌底打ち!
左突き

 

水中トンネルからの眺め。
頭上ではホッキョクグマの母子が
楽しそうに相撲を取っていた。
相撲を取るホッキョクグマの母子

 

さらに、2019年、新たに ゾウ舎 が完成。なんと、アジアゾウがプールに入って泳ぐ迫力のシーンを観ることができるらしい。

 

写真からも伝わるこの迫力!
これは是非、生で観たい!

円山動物園(ゾウプール)

 

ソウがプールで泳ぐシーン。
砂で濁ってはいるが圧倒的な浮遊感!
巨影に神々しささえ感じる。

水中を歩くゾウ

 

第二部のゲスト・本田直也さん は 「爬虫類・両生類」の担当。実は2011年に誕生した 「爬虫類・両生類館」 は、円山動物園の本格的な水族館化の始まりでもありました。美しく植栽された水槽展示などは 「従来の動物園展示イメージを覆すものだった」と中村さん。

 

爬虫類・両生類館からヨウスコウワニ。
水中にいるワニはとても格好良い。
浮遊感はもちろん
迫力が伝わってくる。

円山動物園(ヨウスコウワニ)

 

コウヒロナガクビガメの求愛行動。
円山動物園(コウヒロナガクビガメ)

 

そうそう。水棲生物ではありませんが、中村さんが「後半の予習に覚えておいて!」と言った写真がコチラ( ↓ )。

 

円山動物園のオランウータン舎。
(パッと見の印象だけ良いので覚えて
先に読み進めてください)

円山動物園(オランウータン)

 


 

5.水族館ガイドに登場する動物園いろいろ

旭山動物園、円山動物園以外にも中村さんが水族館認定した動物園が水族館ガイドに掲載されています。その中から井の頭自然文化園とアドベンチャーワールドの紹介がありました。

 

井の頭自然文化園(分園)にある
水生物館の展示水槽

井の頭動園_水生物館

 

井の頭自然文化園・水生物館 は小規模ながら都会の川・池の癒しの風景を再現した落ち着いた雰囲気の水槽が並びます。魚類だけでなく両生類や水生昆虫、水生植物など淡水の生き物が幅広く展示されていて、中でも中村さんが「究極の行動展示」とイチオシなのが カイツブリ

中村さん
「コイツが餌の魚を捕りに潜るんやけど、泳ぎ方がおもしろい! 空気を入れてピョンピョン跳ねるカエルのオモチャあるやん? あんな感じに足を動かして泳ぎます。」

昔は見向きもされていなかったそうですが、最近は水槽の前でカイツブリの潜水を待ち構えているカイツブリファンも増えているそうです。

 

水生物館の人気者・カイツブリ。
前回(vol.32)の超水族館ナイトでも
「へんなヤツ」として紹介された。
井の頭のカイツブリ

 

ドジョウ水槽。
水面に上がってくるところを
ゆったりと観察できる

井の頭(ドジョウ)

 

水生昆虫も充実。ゲンゴロウ、タガメ、
ミズカマキリ、タイコウチ…等々
(写真はコオイムシ)

井の頭(コオイムシ)

 

世界に3万5千種以上いるクモの中で
唯一種、水中で生活を送るミズグモ。
お尻で空気を運ぶ様子が観察できる。

井の頭(ミズグミ)

 

そして、もう1園紹介されたのが、和歌山の アドベンチャーワールド! 今回の水族館ガイドでは 「海獣パフォーマンス」部門・第1位 にも輝いています。

 

規模、スピード、ストーリー性…。
どれをとっても頭一つ抜き出た
圧巻のパフォーマンス!
アドベンチャーワールドのイルカショー

 

ヒゲペンギンと
Suicaでおなじみアデリーペンギン
アデリー&ヒゲ

 

コウテイペンギンのヒナ。
(国内唯一の繁殖例)

コウペンのヒナ

 

アドベンチャーワールドの
ホッキョクグマ。

おやつタイムにはこの迫力!
アドベン(シロクマ)

 

水族館視点ではオマケになりますが
パンダ×6もいるんです!

和歌山のパンダ

 

水族館同士だけで競争をしていると、他所の人気展示の真似事ばかりになってしまったり、逆に差別化しようとするあまり展示とは関係ないところで変に頑張ってしまいがち。

テリーP
「例えばアレでしょ? プロジェクションマッピング! 中村さんや今日ここにいるお客さん達が大嫌いなヤツですよね?」

中村さん
「プロジェクションマッピングなぁ…、水槽を見せてくれと言いたい! そうでないと水槽を見に来てくれている一番大事なお客さんが水族館から離れて行ってしまう。そんな現状に、動物園がドンドン変わって水族館の良いライバルとなり、それこそ戦国時代みたいになったら水族館の展示も良い方向に変わっていくと思うワケです。」

展示はいかにあるべきか? その答えを実際の展示で示してきたのが水族館プロデューサーの中村さんですが…、

中村さん
「そう! こんなことやっているのは俺様一人で追随するやつなんぞおらん! …と思っていたら、なんと動物園で同じことを考えて既にやっとる人がおったんよ!」

いよいよ、後半、円山動物園の ”カリスマ飼育員” ・本田直也さんの登場です。

 

中村さんに強力なライバル現る!?
動物園への期待を語る中村さん

 

(next:本田さんが語る日本の動物園の現状とは?)