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【 イベントレポート 】

『ちくわぶフェス! 世界初のちくわぶフェスティバル ~ 最強ちくわぶレシピ料理3品盛・ちくわぶメーカー別食べ比べ・お土産ちくわぶ付!』 ライブレポート(19.10/08開催)

2019年11月19日

【 ちくわぶ食べ比べ  】

 

プレゼン合戦でちくわぶメーカーの情熱を感じ取ったところで、いざ、実食! 各テーブルに タカトーいわて屋川口屋 の3メーカーのちくわぶが運ばれてきました。「違いがより分かりやすい食べ方で(丸山さん)」と、焼きちくわぶ として提供されました。

丸山さん
「まずは見た目を比べてみてください。ビジュアルが全く違います。次に香り。使っている小麦粉が違うのでこれも違い分かると思います。そして弾力具合にもそれぞれ個性があります。是非、実感してみてください!」

 

ちくわぶ食べ比べセット
ちくわぶ食べ比べ

 

最初はプレーンで食べ比べ。
各メーカー特徴をピュアに味わう。
まずはプレーンで

 

その後はお好みのディップを付けて。
ディップはわさび醤油、カレー、
みたらしの3種が用意されました。
その後は好みのディップをつけて

 

食べ比べたら忘れないうちに
感想をアンケート用紙に記入
食べ比べの感想を記録

 

近所のスーパーにちくわぶを買いに行っても大抵1メーカーのものしか置いていないので、メーカー違いなんて考えたこともなかったのですが、実際に食べ比べてみると、確かに色や形状(穴の大きさ・角の数・溝の深さ)、味、香り、もっちり感まで、メーカーやブランドごとにハッキリとした違いがありました。この後で紹介された製造方法を知ると、ちくわぶの食材としての奥の深さに更に驚かされます。

 

ちくわぶ大試食会
ちくわぶまだまだ試食中

 

 


 

【 ちくわぶの製造工程  】

 

そもそもちくわぶはどのようにして作られているのでしょうか? そんな疑問にも答えれくれるのがこのフェスティバルです。丸山さんとハッカイさんが ”ちくわぶの聖地” とも呼ばれる 東京都北区赤羽 にある老舗メーカー「川口屋」を訪れ、その製造工程を取材してきてくれました。

1.練り 

ちくわぶ作りは 小麦粉 を入れてミキサーで捏ねるところから始まります。水の量は季節やその日の天候等によって職人さんが適宜変えているそうです。

 

この工程でグルテンが生まれ
ちくわぶのあのもっちり感が生まれる
ちくわぶの生地

 

2.伸ばし 

捏ね上がった生地をローラーにかけて伸ばし、折り畳んだらさらに伸ばす…。この作業を繰り返し行っていきます。力のいる作業などには機械も使っていますが、いずれも骨董品と呼べるような無骨な機械で、職人さんの熟練の技が不可欠。この工程を担当する職人さんの手にはちくわぶ作りでできた ”ちくわぶダコ” まであるそうです。

 

ローラーにかけて伸ばす。
誰にでもできる作業ではなく
熟練の技が必要とされる。
練って伸ばしての繰り返し

 

生地を伸ばして畳んを繰り返す。
畳んで層状に

 

3.巻き付け 

いったん生地を寝かせ(パン作りで言うところのベンチタイム=一次発酵に相当)、生地の組織を安定させた後、羅宇(らう)と呼ばれるステンレスの管に一本一本ていねいに巻き付けます。

 

羅宇に巻き付け完了。
金属の棒に巻きつけて

 

ちくわぶを単なる ”小麦粉の塊” だと思っている人も多いようですが、生地をシート状に畳んでそれを棒に巻き付けていることからも分かるように、ちくわぶは 層状の構造 を持っています。

ハッカイさん
「おでんに入っているちくわぶだと水分を吸って膨らんでいるので分かりにくいけど、焼いたちくわぶをよく見れば何層にもなっていることが分かる。ミルフィーユみたいでしょ?」

 

焼きちくわぶの断面を確認。
確かに何層にも重なっている。
ミルフィーユ状になっている

 

おでんのちくわぶが美味しいのは、この層の隙間にうま味・出汁がたっぷりと浸み込むから。このことからもちくわぶがシンプルでありながら非常に高い機能性をも持ち合わせていることが分かります。

 

4.茹でる 

巻きあがったらギザギザのついた金属の型に入れ、熱湯で 40分ほど茹でる(メーカーによっては「蒸す」)。茹で上がったちくわぶは熱いうちに型と羅宇から外され、一晩水に浸けて熟成(これが非常に重要な工程)させます。

 

ちくわぶのギザギザはこの型で作られる
金属の型で成形

 

熱湯で40分ほど茹でる
加熱調理へ

 

羅宇抜く工程
金属の棒を外す

 

ちなみに羅宇は機械で抜かれますが、その様子が非常に ”映える” らしい。出来立てモチモチのちくわぶが、まるで生きているかのように飛び出してくるそうで、「1日見ていても飽きない(丸山さん)」、「可愛い子猫の萌え動画ぐらい見てしまう(きだてさん)」とのこと。一度この目で見てみたい!

 

水に浸けて一晩熟成
水に浸けて熟成させる

 

5.パッケージング 

熟成を終えたちくわぶは真空パックされ、さらに安心安全のため加熱殺菌処理が行われます。これにて、ついに 「ちくわぶ」 が完成!

 

真空パックを行う
パッケージング作業

 

しっかり加熱殺菌。
安心安全なちくわぶ作り。
加熱殺菌して完成

 

以上、見てきたように、ちくわぶ作りは非常に工程が多く、職人による匠の技も必要とされます。なのにスーパーに行けば非常に求めやすいの価格で販売されており、メーカーさんには本当に感謝です!

丸山さん
「 メーカーさんは人も時間もいっぱいかけてちくわぶを作っているんです。私、ちくわぶはもっと高くていいと思ってます!! 」

きだてさん
「やけに実感こもってますねぇ…?」

丸山さん
「だって、私、自分でもちくわぶを作ってみたんですね。メチャクチャ大変でした!!(真顔)」

きだてさん
「えっ、ちくわぶを作ったの!? 自宅のキッチンで…??」

丸山さん
「はい! 作っちゃっいました!!」

 

(next:ちくわぶ作りに挑戦! ~ちくわぶ作り隊)