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【 イベントレポート 】

「岩田光央・鈴村健一スウィートイグニッション」×ソーメン二郎 コラボイベント『そうめん大爆発』ライブレポート(21.10/23開催)

2022年01月19日

■ 全国ご当地そうめん探求

三輪から広がった日本の伝統食そうめん。今では全国各地に様々な “ご当地そうめん” があるのをご存じでしょうか? ソーメン二郎さんが代表的なものを紹介してくれました。

 

日本各地にご当地そうめん!
日本全国ご当地素麺

 

三輪素麺 / 奈良県
既に述べた通り、万葉の時代から愛されてきた手延べそうめんの元祖。そうめんの原材料は小麦・水・塩・油(麺を細く伸ばすために使用)ですが、中には油の代わりに吉野葛を使った独自のノンオイル製法で作られたこだわりの三輪そうめん(※5)もあるそうです。油の酸化臭がなく、小麦本来の香りと甘みが楽しめる逸品。

※5 三輪山勝製麺「一筋縄」

揖保乃糸 / 兵庫県
「そうめん、やっぱり揖保乃糸」のCMで圧倒的な知名度を誇り、全国的に親しまれているそうめん。揖保川流域の400軒以上の製麺所が生産。ひとことに『揖保乃糸』と言っても、小麦の質や原材料、麺の太さ、製造時期などにより、いくつかの等級が存在し、特に「三神」と呼ばれる最上級品は僅か数軒の選ばれし製麺所でしか作ることの出来ない ”幻のそうめん” 。麺の太さは0.55~0.6mmと非常に細く、それでいてモチモチの食感と豊かな小麦の風味が味わえる極上品だそうです。

ソーメン二郎
「名は『三神(さんしん)』ですけど、そうめん界のホームラン王と言われていますね(笑)」

鈴村さんも取り寄せて食べてたことがあるそうで大絶賛していました。

小豆島素麺 / 香川県
良質な小麦と瀬戸内海の塩、小豆島産ごま油を使って作られるのが特徴。代表的ブランドとして「島の光」が知られています。

五色素麺(愛媛県)
江戸時代から食べられている松山名物。赤(梅肉)、緑(抹茶)、黄(鶏卵)、茶(蕎麦粉)など天然色素を練り込んで作られた華やかで風味も豊かなそうめん。贈答品として大人気。

鈴村
「この配信を観てくれている方の中には 『そうめんなんてどれを選んでも一緒じゃないの?」と思っている人がきっといると思うの。本当に一つ一つちゃんと違うんだから! その土地の風土や気候に因る違いや、麺の太さやコシの強さまで…。それをぜひ分かってほしい!」

中でも鈴村さんが衝撃を受けたと語るそうめんが次の2つ。

半田素麺 / 徳島県
本配信イベントの公式グッズでも採用されたそうめん。他のそうめんとは明らかに異なる「太さ」が特徴。太麺ならではの強いコシと抜群ののどごし、モチモチした食感が楽しめます。製麺所は30軒ほどで生産規模が小さいため、あまり店頭に出回ることがなく希少が高い。

白石温麺(うーめん)/ 宮城県
宮城県白石市発祥の伝統食。長さ僅か9cmという短さが特徴(通常のそうめんの長さは19cm)。温かいかけ汁(あんかけ)で食べられることが多いのですが、白石温麺の “温麺” は物理的に温かい麺という意味ではないそうです。今から400年前に鈴木浅右衛門なる人物が病弱な父親のために「消化が良く元気になる食べ物はないか」と探し歩いていたところ、旅の僧に油を使わず消化の良い麺の製法を授けられたという。(その麺を食べた父親はみるみる回復したという)

ソーメン二郎
「父親を想う気持ちが温かいということで “温麺” なんですね。」

岩田
「なんていい話だ…!」

この他にも、島原そうめん(長崎県)大門そうめん(富山市)稲庭そうめん(秋田県)南関そうめん(熊本県)などが有名です。

ところで、意外と思われるかもしれませんが、全国で最もそうめんの消費量が多いのは実は沖縄県。その理由は通年で「そうめんチャンプルー」を食べているから。沖縄だけは「そうめんは夏のモノ、夏の風物詩」という ”呪縛“ とは無縁となっています。

ソーメン二郎さんによれば 「気候的におそらく沖縄に手延べそうめんの製麺所はない」 とのことですが、沖縄からほど近い九州の島原そうめんをはじめ日本各地の余ったそうめんを 「安く仕入れていることに成功しているのではないか」 と。高温多湿な気候で保存に難があるためチャンプルーとして食べるスタイルが定着しているようです。(逆に暑い夏でもつけ麺スタイルの冷たいそうめんが殆ど食べられていないという点も特徴的)

ソーメン二郎
「コロナ禍が明けたら沖縄に泊り込んで 『そうめんチャンプルー』 の歴史を調査したいと思ってます。誰が最初に作って、誰が流行らせたのか…とか。」

以上、日本各地のご当地そうめんを見てきましたが、皆さんもぜひ食べ比べをして ”推しそうめん” を見つけてみては? その際に1つ知っておくと良いキーワードとして 「古物(ひねもの)」 が挙げられます。製造後1年以上寝かせて熟成を進めたものでより強いコシが出て食味が増すそうです。参考まで。

他、そうめんのトレンドの紹介も。

 

「生そうめん」が人気急上昇中
生そうめんとは

 

生そうめんとは製麺の過程にある謂わば ”半生の状態” にあるそうめんで、独特の風味と歯応えが特徴。元々はそうめん職人のまかないとして食されていましたが、その美味しさから近年、商品として出回るようになりました。ソーメン二郎さんのおススメは 『めんめん』の生そうめん だそうです。

 

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