春のお昼の中国茶話会レポート 08.03.22
2008年03月24日
晴天のお昼は、お茶会日和でした。満員御礼、感謝多々。
最高のナビゲーターと、最高のスタッフに入れてもらうお茶は格別の味。
オールアバウト中国茶ガイドの平田公一氏(右)と、中国茶ブログDrinkin’cha主宰の納富廉邦氏(左)が、春に皆で飲みたいお茶を沢山セレクトしてくれました。
お二人は、二人のトークについて
「稽古不足の素人漫才のようでお茶に悪い。」と謙遜されていたが、
ことお茶に関する知識と作法とその上品さは、本もの。
お二人のお話を聞き入りながらも、お隣さんともガヤガヤしながらも
いい雰囲気で進んだ茶話会になりました。
特別メニューをキッチン宮越が考えてくれました。「ゴマ団子」「プリプリエビの揚げ春巻き」「杏仁豆腐」と、お茶にもピッタリのラインナップ。
なんとこのかわいい茶杯を来場者にプレゼントという太っ腹さ。
内容は、こんな風に。
(前半)
・冷茶についてあれこれ(サービスドリンクででたお茶)
・中国紅茶について
・中国茶以外もおいしい
(後半)
・発酵と焙煎
・スタッフの我流茶紹介
・面白茶器の話
・美味しいお茶の探し方
今回はいろいろ時間など制約があったためミネラルウォーターを寸胴鍋で沸騰させてお茶を提供。
まずは、「四川紅茶」から。 イベント中にどんどん極上のお茶が運ばれます。
ほうじ茶。
僕は、お茶の中では、ほうじ茶が一番好きで、おかんがいつも出してくれていた味を思い出しました。
「お茶の味がしなくなったほうじ茶が美味い。焙煎だけの美味しさを味わうというか。」(納富廉邦氏)
だんだん珍しいものへと突入。
スタッフの我流茶セットも紹介。長いキャリアをお持ちだとか。粋です。
どんどん試飲します。
カフェインが多いせいか、高揚されている様子の納富廉邦氏。
イベント後半は、変り種の茶器も紹介されました。
茶器の楽しみ方もなかなか深いもんですねぇ。
ポン!
ロシアのマトリオシカとどちらが歴史が古いのでしょうか。
ほうじて(火にかけて)、そのままお茶を入れられるという便利な品。
イベント終了後は、平田公一氏と納富廉邦氏は、サイン攻めに。
凛とした爽快なお茶イベントになりました。おいしゅうございました。
(テリー植田)