森羅万象のへんなもの大プレゼン!「へんナイト2」ライブレポート(2009.06.21開催)
2009年07月03日
カルカルのイベントはタイトルに「ナイト」が付くことが多いです。
鉄道ナイト、間取り図ナイト、水族館ナイト、缶詰ナイト、などなど。
そんな数多くある「ナイト」の中でも、
「タイトルから何やってるか全く分からない」ともっぱら評判の
「へんナイト」の第二弾が開催されたので、行ってまいりました。
さぁ、今宵はどんな「へん」なことが繰り広げられたんでしょうか。
以下、詳細。
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へんナイトの第一弾が開催されたのが
1年以上前(2008/4/29)のことですので、
そもそもイベントの趣旨をご存知で無い方
(若しくは忘れた方)が多いと思います。
世の中に存在する「これってなんかヘンだよね?」と感じる
森羅万象をプレゼンターが面白可笑しく紹介するのが
「へんナイト」です。
カルカルでやっているイベントでも色々とへんなものを扱っておりますが、
その中でも際立ってへんなものを扱うのがこの「へんナイト」です。
今日は「ベスト・オブ・へん」のオンパレードなわけです。
「飲まなきゃやってられませんよ、ホント」と
横山店長が言っていたのも頷けます。
看板からは、何をやるか読み取れないほどのイベントです。
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三部構成のトップバッターで登場したのは、
デイリーポータルZのウェブマスター・林さんでした。
林さんのパートは、「へんなゲーム」の紹介でした。
7、8年ほどゲームをやっていなかったそうなんですが、
今日のために家で発掘作業をやってきたそうです。
そんな林さんが持ってきたゲームのテーマは
「有名人の出ているゲーム」ということだそうです。
有名人の方々にとってはあまり触れてはいけない過去かもしれませんが、
紹介されたゲームのうち幾つかをご紹介。
マラソンのあの人が出てるゲーム。
走るゲームではなく、マラソンチームの経営ゲーム(らしい)。
なので、選手の愚痴を聞くのがメイン。
燃える闘魂の人のゲーム。格ゲーではなく、まさかの落ちゲー。
中古ソフト屋で60円という代物。
TとかKとか、世界的な人のゲーム。
ゲームの主人公は、何と靴。もう、何とコメントしたら良いのやら。
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上記で紹介した以外にも、
・カジキを釣ることで有名な人の釣りゲーム
・横綱兄弟の相撲ゲーム
・卓球少女の難しすぎる卓球ゲーム
などが山のように紹介されておりました。
全てのゲームがへんな事は確かなのですが、
これを買い集めた林さんが一番へんな気がします。
でも、流石は林さんといった感じのプレゼンでした。
へんなゲームコレクター・林さん
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休憩挟んで二番手で登場したのは、
カルカルでイベントが開催された「アホアホ本エキスポ」で
お馴染みの中嶋大介さんでした。
アホアホ本エキスポ
「アホアホ本エキスポ」とは、その名の通り
へんな本をひたすら紹介するイベントです。
ということは、過去に開催した中から選りすぐったベストが紹介されるのか、
と思っていたところ、中嶋さんから「今日はオール新作です」との一言が。
というわけで、オール新作で構成された中嶋さんのプレゼンを
抜粋してちょこっとご紹介。
どういうシチュエーションか分からない家族団らんの一枚。
アメリカのトイレの足元を写した写真集ってのがあるらしいです。
どうやったらこういう髪型になるのか。
髪の毛を編んで出来た作品。ある意味芸術的。
「リアル・ムシキング」を目指す為の、虫のトレーニング本。
男女のアレコレが書かれている(夜の)実用書。
(赤青の3Dメガネ付き)
3Dメガネで見て、飛び出してきたことにテンションが上がる横山店長。
あと、ここには載せられませんが、
古本屋に売っていた「手帳」とか「日記帳」も公開されていました。
大学生のものと思しき手帳には、
コンパの流れとか席順とかが事細かに書かれており、
敏腕幹事の戦略が見て取れたのが面白かったです。
とりあえず今後、間違っても手帳を古本屋に売ってしまわないように
気をつけようと思います。
そうしないと、いつ中嶋さんの手に渡ってしまうか分かりませんからね。
みなさんもご注意あれー。
アホアホ本コレクター・中嶋さん
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休憩を挟んで最後のパートを担当したのが、
「へんないきもの」の著者である早川さんでした。
「へんないきもの」著者・早川さん
早川さんパートは
「虫とか苦手な人は下向いて対処して下さい」との諸注意がされました。
スライドを持ってきた早川さん自身も
「本来はおしゃれスポットで飲食しながら見るものではない」と
断言していたほどですし。
というわけでこの第三部の写真に関しては、
閲覧を注意すべきものはクリックして見れるようにしておきます。
ご覧になる方は、自己責任でお願いいたします。
ホント、お願いしますよ!
そもそも気持ち悪いとはどういうものか、の解説図。
【閲覧注意1】
足が沢山あるのは、やはり気持ち悪い。
【閲覧注意2】
カラフルな深海魚。
【閲覧注意3】
こっちを見ている深海魚。質感が生々しい。
【閲覧注意4】
パーツが足りないんじゃないか、と思ってしまう。
【閲覧注意5】
足りないパーツを(勝手に)足してみた図。
【閲覧注意6】
猫のお腹の中にいるもの。猫を飼い始めた横山店長、凹む。
【閲覧注意7】
魚に寄生する寄生虫夫婦。
【閲覧注意8】
夫婦を引っ張り出してみた。大きいほうが奥さん。
【閲覧注意9】
すごく長くてヌメヌメした蛇。色合いが何とも。
【閲覧注意10】
足じゃないけど、多いのはやっぱり少しグロい。
「生き物のイメージ」に接しているので、この一言で片付けてしまうことが多い。
でも、生物的多様性を認めて、共存していこうよ
とメッセージを発する早川さん。
【閲覧注意11】
さっきの寄生虫夫婦にハートとか吹き出しを付けると、
ちょっと可愛く見える(はず)。こうやって良いイメージを持ってみよう!
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気持ち悪くなった人を一人も出さずに
早川さんのプレゼンが無事に終了しました。
いや、ホント無事に終了して何よりでした。
「人間の姿から離れれば離れるほど嫌な感じを受ける」というのは、
なるほどと思ってしまいました。
そこから「人間の姿に近づける=擬人化」という話になったのですが、
世界的に有名な(且つ著作権的に色々と危うい)ネズミが
スライドに写った気がするのですが、
気のせいということで処理しておこうと思います。
あー、あー、何も見て無いですよー。
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スライド一枚一枚に爆笑しているうちに、
あっという間に2時間半が経過しイベントは終演となりました。
ジャンルは異なるものの、「へん」という括りで楽しむのも良いなぁ、
と思いました。
これだけ盛り上がれば第三回の開催も期待したいのですが。
第一回→第二回の開催間隔から推測すると、
第三回は来年の8月くらいになりそうです。
というわけで、実際に来年8月になるか分かりませんが、
次回開催を楽しみにしたいと思います!!
終演後、イベントで紹介された本とかに群がるお客さんたち。
(うさげん/mixiカルカルコミュニティ管理人)