『ラブラブK-POP!!少女時代、KARA、BIGBANG…“日本一のK-POP博士”のK-POP徹底ヒストリートーク!!ライブレポート(10.11/6開催)
2010年11月17日
10月に発売された“少女時代”の『Gee』がオリコン・シングルウィークリーチャートで2位を獲得!
先日発表された『2010 ユーキャン新語・流行語大賞』では《K-POP》という言葉がノミネート!
そんな今年完全にブレイクしたK-POPですが、まだまだ知らないことも多いですよね。
そこで、今回のイベントでは日本一のK-POP博士がK-POPの歴史について詳しく解説します。
さらに、大人気K-POP完コピダンスグループ“4C”のミニライブもあり!
これさえ見ればあなたもK-POP博士に!?
出演者登場! 左からK-POPにあまり詳しくないカルカル店長の横山さん、
K-POPにムチャクチャ詳しい日本一のK-POP博士のDJきむ・たくさん(すいません・・・顔出しNGです)、K-POPに12年ほど前から注目していたK-POPライターの大塚幸代さん。
これさえ見れば知ったかぶりできる! 近年のK-POP事情
まずは大塚さんが、ここ2~3年のK-POP事情を紹介!
韓国内でK-POPが流行りだしたきっかけ、
それは2007年9月に発売された“ワンダーカールズ”の『Tell me』でした。
この曲がヒットした要因は、誰にでも真似できるダンス。
真似したダンスをインターネット上にUPすることが流行り、
相乗効果でドンドン流行りだしたそうです。
また、この頃から《フックソング》という曲中に同じ単語を繰り返す歌が流行り出しました。
2008年2月に発売された“JEWELRY”の『One More Time』もダンスが話題に。
《ETダンス》と呼ばれる振り付けが人気になりました。
映画『ET』のように指の先と先をくっつけるから“ETダンス”。
分かりやすい!
2009年はK-POP大ブレイクの年。
まずは1月に“少女時代”が『Gee』をリリース!
これが大ヒットして“少女時代”は韓国で国民的アイドルに。
『Gee』は今年10月に日本でも発売され、10万枚のセールスを記録しました。
5月には“2NE1”が『Fire』をリリース。
女性に人気のある女性アイドルなんだとか。
来年頭に日本進出するらしいので、今から要チェック!
6月は“4Minute”が『Hot Issue』をリリース。
元“ワンダーカールズ”のメンバーがおり、デビュー前から注目されていたグループ。
「韓国のアイドルグループには“元○○”の肩書きで再デビューする人が多くいる。
以前と名前や顔が変わっている人もいる」とDJきむ・たくさん。
そして7月。“KARA”が『ミスター』をリリース!
“KARA”のデビューは2007年ですが、2008年にメンバーチェンジ。
メンバーチェンジ前はパワフルな歌とダンスが特徴でしたが、
メンバーチェンジ後はキュート&元気路線に。
『ミスター』の大ヒットで“ワンダーガールズ”“少女時代”とともに《韓国の女性アイドル3強》と言われるようになりました。
「今年の忘年会はみんなKARAの腰ふりダンスをやるでしょうね」と横山さん。
今まで紹介したのは女性アイドルグループでしたが、男性アイドルも負けていません。
2009年6月に“BIGBANG”が待望の日本デビュー!
韓国では2007年から人気だった“BIGBANG”。
先に紹介した“2NE1”は“BIGBANG”の妹分なのだそうです。
“BIGBANG”のリーダーを務める“G-Dragon”はソロでも活躍。
卵から登場する映像がカッコよく、何度も見返しました。
“2PM”というグループは曲中に組み体操をするというぶっ飛んだパフォーマンスが大うけ。
もちろん超カッコいいです。
男性アイドルの紹介のときは、客席から歓声が起きました。
そして2010年。
6月に“Sister”が『Push Push』をリリース。
韓国で今流行りのドラムをドコンドコン入れる《アフリカンビート》とファンキーなボーカルが魅力です。
9月には“miss A”が『Breathe』をリリース。
今後の活躍が期待されます。
これさえ覚えれば、とりあえず知ったかぶることはできます。
完コピダンスグループ登場!
休憩を挟んで、ゲストとしてK-POP完コピダンスグループ“4C”が登場!
K-POPのダンスイベントで活躍しまくる実力派のグループです。
ダンス終了後、“4C”のみなさんにインタビュー。
K-POPのダンスは体のラインがセクシーに見えるように研究されているそうです。
K-POP20年の歴史
続いてはK-POP博士のDJきむ・たくさんが、K-POPの歴史を20年前から振り返ります。
1986年“少女隊”という日本のアイドルが韓国のステージに。
当時韓国では日本語で歌うことが禁止されていたので、英語で歌いました。
そして、1987年に“少女隊”の男性バージョンが韓国で生まれます。
それが“ソバンチャ”。彼らが韓国のダンスグループの原型らしいです。
1988年には男性のソロダンス歌手が現れます。それが“パク・ナムジョン”。
90年代に入り“ソテジワアイドゥル”という男性グループが出現。
バックダンサー上がりの彼らは、韓国の音楽に多大な影響を与えました。
彼らの登場でK-POPは変わったと言われています。
この“ソテジワアイドゥル”を受け継いだのが“HOT”。
“HOT”から大塚さんはK-POPのファンになったんだとか。
ちなみに、彼らのライブで200人が失神したという伝説が残っています。
最近ではダンスがムチャクチャ上手い“Nam Hyun Joon”が登場。
誰にも真似できないダンスで人々を魅了しました。
K-POP界の人間関係にも詳しいDJきむ・たくさん。
もっと詳しい話を聞きたい人はDJきむ・たくさんがやっている新宿ゴールデン街のお店へ!
イベントラストはK-POPが大好きで韓国に留学経験もあるローバー・美々さんが登場!
オススメの曲を紹介し、プレゼントを持ってきてくれました!
イベント終了後、お客さんと出演者の交流がおこなわれました。
今話題のK-POPについて知ることができた今回のイベント。
正直、私は“少女時代”と“KARA”の区別もつかないほどK-POPには疎かったのですが、
人並み以上に詳しくなれた気がします!
(ライター・たまに大阪)