今後大注目のフェイスブックのイベント遂にスタート!大盛況超満員!誰もが知りたい情報満載!フェイスブックビギナー思わずナットク話続々!『Facebook meet up vol.1 ~フェイスブックどうなる?どうする?どう使う?』ライブレポート(10.11/24開催)
2010年12月08日
facebookの全世界的な盛り上がりを生トークで体感できるFacebook meet up vol.1
話題の「 #tw2mu 企業twitter中の人ミーティング」主催の@bacarsこと岡村信一氏をナビゲーターに、元プロサックスプレーヤーでマイクロソフト メディアリードの熊村剛輔氏@gosuke、ポーケン日本総輸入代理店でアコニ(株)代表取締役でfacebookのヘビーユーザーのロブ・ヴァン・ナイレンをコメンテーターとして迎えてfacebookをテーマにしたマーケティングやコミュニケーションなどについてのザックバランなトークセッションが開催された。
と、書きはじめてみたものの・・・
皆さま、大変申し訳ございません(土下座)。
ここまで「face book」「face book」と連呼して書いてみたものの、ライターの私自身、「『face book』って、聞いたことはあるけど、使ったことはない」というのが実のところであります。いかにも、知っているかのような書きだしをしてしまってすみません(二回目の土下座)。
実は今回から始まったFacebook meet upは、まさしくそんなビギナーな方々にピッタリのイベントなのです。
face bookについて優しく教えてくださるのは、冒頭でも紹介した岡村信一さん&熊村剛輔さん。
▲さりげなく、衣装提供を紹介していたナビゲーターの岡村さん(デニムはベネトン・コートとポロシャツはCISEI)
▲熊村さんが履いていた黄色いパンツも(偶然)ベネトン。
ちなみに、高校時代は海外にいたため、海外の友達が多いそうで、face bookはほとんど英語でやりとりしているという、うらやましすぎる頭脳の持ち主。
▲プロデュースは、イベントの打ち合わせ等でface bookを活用しまくっているテリー植田さん
ちなみに、会場超満員のお客さんにアンケートをとったところ、
facebookのアカウントを持っている人→約9割
企業アカウントの中の人→およそ半分の方々
使っているが、イマイチ使いこなせていないと思う人→8割
つまり、face bookを個人もしくは企業で使っているが、どのように活用したらいいのか分からないという方が、ほとんどだということ。
ホッとしたではないか。
で、早速聞きたいのがコチラ
「face bookとは何か?」
特徴をざっと紹介すると・・・
●全世界の登録者数 5億人以上で、世界最大のソーシャル・ネットワークサービス
●創設者マークザッカ―バーグは26歳!
インターネット時代のビルゲイツと呼ばれている!
この2行だけで、羨ましいところか、嫉妬の嵐ですね。
●実名によるプロフィール登録。
この「実名で登録」というのがポイント。見つけてもらうというところから、コミュケーションが始まるのだ。
ちなみに、テリーさんも、face bookで、昔、勤めていた頃の上司と17年ぶりに再会したそうで・・・。
「US最新活用術」
企業のサイトは、どれだけ更新したところで、なかなかお客さんが見にきてくれない。
ツイッターだと140文字で短かすぎるし、スグに流れていっちゃうし・・・。
そこで!
常に大勢のユーザーがいるところに対して、自分達(企業)の情報をドーーンと置くという感覚で、ファンページを活用しているとのこと。
例えば、お化けファンページと呼ばれているコカ・コーラのファンページは、1900万人が「いいね!」と言っている。
岡村さん「元々、コカ・コーラが始めたファンサイトではなく、コカ・コーラのファンの人が作ったもので、それがものすごい勢いで受け入れられて、それをコカ・コーラがファンサイトとして認めたんです」
熊村さん「ふところがデカいよね」
熊村さんによると、ファンサイトは中の人が担当する場合と、アウトソーシングで外の人がやる場合があるが、サポートのことなどは中の人が担当するほうが「本物感」があって良いとの話も。何かトラブルが起きた時も、中の人が謝ることによって、すぐに解決することもあるそうだ。
「日常的に使う?」
例えば、メッセージをやりとりする場合でも、ミクシイの「メッセージ」ツールや、ツイッターのDM機能、さらにface bookもあって、どれをどう使えばいいか、よく分からないところだが、熊村さんの答えは一つ。
「相手がどれと一番接しているかで使いわけること」
とキッパリ。
続いて、誰もが心の中で薄々と感じてはいるものの、なかなか人には聞けないギモン。
「ミクシイとは、どう違う?」
熊村さんの場合、face bookと比べると、ミクシイはコミュニティが細分化されているので、趣味に活用しているという。
「例えば”新宿の○○っていうライブハイスで、毎月1回行われているジャズセッションに頻繁に通っている人のコミュニティー”みたいなのもありますから(笑)」
face bookはそこまでの細分化はなく、例えば「カラオケ」といったような、大きなくくりになっているという。
「どんな企業が使えばいいか?」
新聞の折り込みチラシを出しているような、洋服関係や食品メーカーなどはピッタリなのではないかという話に。
とはいえ、いくら自分が企業でface bookを使って色々と発信していきたいと思ったとしても、なかなか上からのOKが出ないことも。
岡村さん「もう、自分に権限がつくまで、偉くなってください」
とキッパリ。
熊村さん「とにかく社内で仲間をつくってください。私の場合は、仲間を作って色々と動き始めるのに3年かかりました」
おお!、なんて、説得力があるんだ!
と、ここで、様々な企業のファンページを紹介。
おすすめのページばかりなので、皆さんもぜひアクセスしてみてください。
●「世界の山ちゃん」(テリーさんは、いつか「世界の山ちゃん」のイベントを開催したいそうで)
●岡村さんの会社「フェイバー」のファンページは基本的に事例を
そのほか、
●「ジーンズメイト」
●「おそれいりこだし」でおなじみの「テーブルマーク」
●「ベネトン」は最新アイテムの情報を中心に
●OK Wave などのファンページを紹介。
(岡村さん&熊村さんが考えるこれからの問題)
熊村さん「ファンページを作ったはいいけど・・・という問題が絶対に出てきます。どういう情報を出せるのかが問われますね」
岡村さん「あと、問題は人事異動なんですよ。担当者が変わったとたん、それまでずっと喋っていたアカウントが、ある日急に静かになったり・・・(笑)」
テリーさん「face bookの敵は人事異動ですか・・・(笑)」
逆に人が変わることで、face bookにハマることも・・・。
(休憩時間)
と、ここで休憩時間へ。
いや、休憩時間といっても、ホントに休憩をしている人が一人もいないくらい、名刺が飛び交っていた。
皆さん、トイレは大丈夫?
さて、後半は写真の話から。
face bookは写真にタグをつけることができる。
よくある「この人誰だっけ?」ということを防止できるのだ。
続いて、コメンテーターのロブさん(POKEN代理店:アコニ株式会社)登場。
ロブさんは、本日POKENのキャップを全員にプレゼントしている太っ腹。
ベルギーから来日して17年。
日本語ペラペラ。
ロブさんが改めてface bookの概要を流暢に紹介。
ロブさん「滞在時間が多いのが特徴ですね。中には一日23時間やっていて、体を壊した人もいるので、そのへんは注意です」
非常に面白そうなface bookだが、「会ったことがない人は承認しない」というのが鉄則のようで、自分なりのルールを作ったほうが良いとも。
その他、ロブさんによると
●有料広告はあまり効果をなしていない。
●ただし、イベントを開催すると、一気にファンが増える。
●見ているだけの人が多いため、写真をアップしたりして参加してもらえないと、普通のホームページになってしまう。ソーシャルにならない。
などなどなど。
と、ここでさらに「まめさんテレビ」の鶴野さん(@mame3)登場。
カルカルでも毎月、広報担当者ばかりを集めた珍しいパーティー「メデコミ会」を開催。
「打ち合わせが一番面白いから、打ち合わせを番組にしよう」との思いから、ヒットメーカーと打ち合わせをするユースト番組も企画・制作。
「まめさんテレビ」にもファンブックがある。
ツイッターでは畑中葉子さんとつながったこともあって、畑中さんに「まめさんテレビ」の歌を歌っていただけることになったのだ。
いずれにせよ、これからは、日本人だけではない交流や、カルチャーがどんどんできていきそうだ。
ちなみに・・・
この日、なぜか、鳥の格好で来ていて、客席でやたらと目立っていた「セブバードさん」。(←一般のお客さんですよ)
誰に頼まれたわけでもなく、目立つためだけにこの格好で電車に乗ってやってきたそうだ。
セブバードの様子を見てみると・・・
おもいっきり目立っていたセブバード。
大勢のお客さんに話しかけられていて交流していた。
なお、大好評につき、早くも第2弾が決定!
日時は12月24日(金曜)!
あの日ですよ、あの日。
寂しい方も、そうでない方も、よかったらぜひ目立つ格好で!
(いや、普通の格好で大丈夫ですよ)
※以上、22時半を過ぎても名詞の飛び交う現場から興奮レポート:やきそばかおる