『ホッピーでハッピー祭り!』ライブレポート:THE東京ドリンクホッピー!その真の実力、ここに披露!ホッピービバレッジ社長・ホッピーミーナこと石渡美奈さん、カルカルに登場!(11.1/23開催)
2011年02月04日
居酒屋に行ってメニューにホッピーが置いてあると「おっ」となる。
そしていつもは最初にビールを飲んだ後、焼酎やハイボールに移行するのに
「よし、今日はホッピーにしよう」ということになる。
今まで私とホッピーとはそういう仲だった。
そんなに親しくもなく、かといって疎遠というわけでもない友人や親戚のような仲。
でも、久々に会ってみたら実にイイやつだったというような感じ。
ところが、私はホッピーの実力を何も分かっていなかった!
この日カルカルではホッピーミーナの愛称で親しまれている
ホッピービバレッジ社長の石渡美奈さんを迎え、
カルカルの酒イベントでおなじみの酔っぱライター・江口まゆみさんと共に
大いにホッピーの魅力を語ってもらうイベントが行われたのですが、
とにかくもう驚きの連続でした。
ホッピーでハッピー祭り!
11時半の開場後、さっそくホッピーを注文。
まだ12時になってないのか・・・午前中に飲むの、久しぶりだなあ。
待つことしばらく、
ホッピー白黒到着。
私は黒が好きですね~
カラメルソースのような香りと甘さがするんですよね~
ふと他の人は白黒どちらが好きなんだろうと思い、
同じテーブルにいた人達に聞いてみた。
私 「ホッピー、美味いですよね~。みなさんは白と黒どちらが好きですか?」
客1 「両方美味しいけど、私は生ホッピーが好きですね」
客2 「プレミアムホッピーもイイですよね~」
私 「えっ、ちょ、ちょっと待ってください! ホッピーに生があるんですか!?
そ、それにプレミアムホッピーって一体何ですか!?」
思わず取り乱してしまいそうになった。
聞くと生ホッピーは専用のサーバーから注がれるホッピーだと言う。
生ビールと同様に生ホッピーもあるのか・・・知らなかった・・・
そしてこれがプレミアムホッピー!
名前は55ホッピー!(ホッピー発売55周年記念商品)
お客さんが瓶を持ってきてたおかげで初めてお目にかかれました。
客 「白と黒のハーフ&ハーフもイけますよ」
私 「あああああっ!」
またしても衝撃!
白と黒があるのに今まで何故そこに気が付かなかったのか!
生ホッピー、プレミアムホッピー、ハーフ&ハーフ・・・
白と黒しかないと思ってたホッピーにそんなバリエーションがあったなんて・・・
ホッピービバレッジのHPでは各商品が飲める店が検索できる。
これは飲みに行かねばなるまい。
12時になり、テリーP、酔っぱライター・江口まゆみさん、
そしてホッピービバレッジ社長・ホッピーミーナこと石渡美奈さんが登場!
「ホッピーーーーーーーーーー!!」の掛け声で盛大に乾杯!
ミーナ社長と江口まゆみさん
江口さんは自らの著書「ニッポン全国酒紀行」の中で
ホッピービバレッジの取材レポートを書いている。
その当時はミーナさんのお父さんが社長をしていた時代でした。
ところが、ミーナさんが社長になってから再びホッピービバレッジを訪れたら
以前より女性が多くて明るくて活気があって、会社が変わったのかと思ったと言う。
ホッピービバレッジの何が変わってそうなったのか?
それはミーナ社長が経営の師匠と仰いでいる人から言われた言葉がきっかけ。
「本当にイイ会社にしようと思ったら人を育てないとダメだ。
一から人を育てて社員作っていかないとイイ会社はできないよ」
この言葉を受けたミーナ社長は、それまでホッピービバレッジで
やってなかった新卒採用を開始し、人を育てるようにしたそうだ。
つまり、会社が変わったのは人が変わったからなのだ。
では、その人をどう育てているのか?
●ホッピービバレッジの新人”共育”
ホッピービバレッジの新人教育は社長自ら行っていて、
社員研修や勉強会、食事会などコミュニケーションを取りながら新人を育成している。
ミーナ社長はそれを「共育」と言っている。
共に育つ、共に育てるのである。
ミーナ社長 「最初の一年はしつけの一年」
ミーナ社長が最も重視するのは「人として」というところ。
感謝や謙虚、礼儀といった人として当たり前のことができるかどうか。
できなければ容赦なくカミナリが落ちる。
新人教育のことを話していた勢いで、
ホッピービバレッジの広報担当で入社3年目の石津さんが
社長に呼ばれてステージへ。
テリーP 「社長からどういう教育を受けたんですか?」
石津さん 「そりゃあもう戦争のような・・・」
軍隊かよ!
でも「戦争のような」なんて社長の前でジョーク(ですよね?)を言えるところも
共育の一つの形を表しているんだろうなあと思いました。
ミーナ社長の新人共育の話は、
日経Associe「ホッピーミーナの社員“共”育奮闘記」で連載中です。
●THE東京ドリンクホッピー!
「知られなければイイ会社じゃない。売れなければイイ会社じゃない」
そう思ったミーナ社長はメディアやITを上手く活用し、
新人教育だけでなく情報発信にも力を入れてきました。
今はツイッター。イベント中つぶやくミーナ社長。
とはいえ、全国展開へ奔走することまではせず、
「THE東京ドリンクホッピー」として地元に愛される商品であってほしいと言います。
ホッピーは既に全国区だと思っていたのでこの言葉は意外でした。
ビールや発泡酒、第三のビールにない新しい味・THE東京ドリンクホッピー!
美味しく楽しく飲んでいきたいですね~
休憩中は楽屋でお客さんにサインを書いたりして盛り上がっていました。
ミーナ社長のサイン 「愛とは関心をもつことです」
さて、休憩後もフリートークスタイルで続きましたが、前半から話題が一転し、
今度はホッピーの注ぎ方や飲み方のバリエーションといった話題で盛り上がりました。
●ホッピーの美味しい注ぎ方
「ホッピーはジョッキの底に当てるようにして注ぐんです」
そう言うとミーナ社長はおもむろにホッピーの瓶を垂直に立て
ジョッキに向かってガツンとホッピーをぶつけるようにして一気に注いだ!
すると、
おおおっ、見事にキレイな泡が立っているではないか!
なるほど、ジョッキの底に当てるのか。
私はビールの要領で泡を作ろうとしていたのだが、どうりでできないわけだ。
力が全く足りなかったのだ。
この注ぎ方、美味いホッピーを飲むために是非ともマスターしたい。
●ホッピーがイイ仕事をするのはキンミヤだけじゃなかった!
ホッピーがキンミヤと組むと非常に良い仕事をすることは有名だ。
だが、ホッピーは他にも多くのパートナーと組み、
あちこちで良い仕事をしていたのである!
(1) ホッピー + ジン + ライム = ホッピーエクストラ
溜池山王の「やきとり宮川」が作ったオリジナルカクテル。
ホッピーをジンで割ってライムを絞ったホッピーエクストラは店自慢の人気商品!
(2) ホッピー + クエン酸 = おつかれさんホッピー
赤坂の「居酒屋 ぶんぶん」で出しているというおつかれさんホッピー。
飲むと一日の疲れも吹っ飛ぶ!
(3) ホッピー + 凍らせた焼酎 = しゃりしゃりホッピー
しゃりしゃりに凍らせた焼酎にホッピーを投入。
ジョッキもホッピーもよく冷やして飲むと美味い!
(4) ホッピー + ズブロッカ = うっかりホッピー
デイリーポータルZでもイチオシしていたズブロッカのホッピー割り!
あまりの美味さにミーナ社長もうっかり飲み過ぎてしまう。
いやあ、ホッピーがここまで優秀なやつだったとは・・・
きっとまだ我々の知らない実力があるに違いない。
それにしても女性が3人いるとステージがもう賑やか賑やか!
ステージは話が弾み、お客さんはホッピーが弾む。
そんな大盛り上がりの様子に思わずテリーPも、
「みなさん、今1時半ですよー。分かってます?」
そっか、まだ昼の1時だったんだ。
ホッピーガンガン飲んでたので昼イベントの感覚が全くなかった。
終了までずっとこの調子で盛り上がっていたホッピーでハッピー祭り、
ホント楽しかったです!
今回のイベントではミーナ社長や江口さん、石津さん、さらにお客さんの話も聞いて
自分がホッピーのことをいかに分かっていなかったかを痛感・・・
とにかく飲んだことがないホッピーが多すぎる!
生ホッピー、プレミアムホッピー、etc・・・なんとしてでも飲みに行かねば!
(ライブレポーター・えの)