『漫画家さんたちのコニーちゃんまつり・トークショー』ライブレポート:ツイッターで祭りとなったムーブメントをリアルイベント化!(11.8/17開催)
2011年09月07日
ジャカジャカジャン、ジャカジャカジャン、ジャカジャカジャカジャカジャンケンポン!
このフレーズに聞き覚えのある方も多いはず。
子供番組「ポンキッキーズ」から生まれた”じゃんけんキャラクター”
「コニーちゃん」をフィーチャーしたイベントが、ついにカルカルへ初上陸しました。
ニコニコ動画のとある動画をきっかけに
有名漫画家さんを始めとするクリエイターの間で繰り広げられたトリビュート合戦。
Twitter上にどんどん上がる「作品」たちは瞬く間に全国のコニーちゃんファンの心をつかみ、
やがては「ポンキッキーズ」の放送元であるフジテレビとの
コラボレーションイベントが開催されるまでに。
そんな伝説の祭に登場した面々が、今回カルカルのステージに集合しました。
写真左から、ニコニコ動画制作者のちゃーりぃさん、漫画家のいしかわじゅんさん、
「コニーちゃん」原作者のきはらようすけさん、イラストレーターの水玉蛍之丞さん、
ライターのみやしたゆきこさん。
まずは全員で、動画作品「connie」を鑑賞。
ちゃーりぃさんが、ニコニコ動画内のコンテストへ応募するため作成したこの動画。
コニーちゃんのキャラクターソング「バブルバスガール」のメロディにあわせて、
3Dで描かれたコニーちゃん達が踊るという内容です。
「作者が絶賛すれば(権利者の)フジテレビも消しにくくなるんじゃないかと思って…」
これを目にした水玉さんは、その足で原作者のきはらさんに紹介するとともに
みずからイラストを描き上げ、Twitter上で公開。
これが、大勢のクリエイターたちが参加する「コニーちゃんまつり」へと発展していくのでした。
みやしたさんの作成した「コニーちゃん」の「まとめ」。
「connie」作者のちゃーりぃさんと「コニーちゃん」原作者のきはらさん、
両者邂逅のきっかけは、ちゃーりぃさんからの「キャラクター無断使用お詫び」でした。
実際にTwitter上に投稿された、さまざまなコニーちゃんがスクリーンに映されると
会場は品評とエピソード披露に盛り上がりました。
前髪を下げた、ちょっと大人っぽいコニーちゃん。
普段と違った視点のコニーちゃんが見れるのもトリビュートの醍醐味。
祭の参加者には、今をときめく著名人の名前もちらほら。
吉田戦車さん作、コニーちゃん。
「リラックマ」の原作者・コンドウアキさん作、コニーちゃん。
なんと、こんなビッグネーム(?)まで…。
世田谷界隈にお住まいのコニーちゃん。
ゲゲゲのコニーちゃん?
世界の国からコニーちゃん。
トリビュートの幅はイラストにとどまらず、カンバスを飛び出すコニーちゃんまで現れました。
オムライスにコニーちゃん。
ラテアートでコニーちゃん。(かわいすぎて飲めない…!)
思わず引きこまれてしまう質感、砂絵のコニーちゃん。
カルカルらしく、こんな光景も。
「DDTプロレスリング」リングアナウンサー・新藤力也さん(写真左端)によるコニーちゃん。
イラストとともに、ナマの場外乱闘アナウンスを披露!
ついには、きはらさんご本人も参戦。
みんながそれぞれの解釈のもとに描いていた、あの”てっぺん部分”の真相を
生イラストとともに解説しました。
「横を向くと、てっぺんのお団子部分は前に出る。
どこからみてもまげは見える状態なんです。アトムの髪のように!」
思わぬエピソードも飛び出した、今回のコニーちゃんまつり。
表情の数だけ、そこには愛がありました。
みんな、大好きなんだもんね。
ラストは会場の全員で、ジャカジャカジャカじゃんけん大会。
とことんコニーちゃんに浸った、2時間半のライブでした!
(ライター・天谷窓大)