大山顕・石川初・渡邉英徳のマッピングナイト3(11.8/19開催)
2011年09月13日
行って参りました、東京カルチャーカルチャーの人気イベント「マッピングナイト3」
今回もいつもながらのネタあり、告知していたタグによる行動記録あり、シリアスあり、ドヤ顔あり、のろけ話ありの非常に濃厚な3時間となりました。
そして今日のスペシャルフード・ドリンクはこちら。
まずはGPSにちなんだドリンク”GPS”、そしてGPS丼。
その他、マンゴーとピーチで作るドリンク ”MAP”も用意されていました。
美味しいフードを食べているうちに時間は定刻、19:30。それでは始まります!
まずは、出演者をご紹介致しましょう。
画面左より石川初氏、大山顕氏、渡邉英徳氏。
いずれもマッピングナイトでは言わずと知れた面々です。
今回は、これまでのマッピングナイトと少し趣向を変えて来場者に参加してもらう、イベントになっています。実は、これまでもそのようにしようとしていたものの、自己紹介と個人のネタを話していたらいつのまにか終了時間になっていたとか・・・はたして今回は企画まで完遂できるでしょうか?
と、ここでスクリーンに表示される、GoogleEarthの画面。滑らかに、ぐりんぐりんと動く地球にどよめく店内。さすがマッピングに興味ある観客だけあって、これだけで食いついています。
スクリーンに映し出されるGoogleEarthの画面。
このGoogleEarthが今回、非常に重要な役割を担います。(しかし、この段階ではだれもそれを知る由はなかった・・・)
まずは、基本のお題。
・自分の最寄駅を、自分の顔写真と一緒にメールで送信する
まず例として渡邉氏が投稿。
今回のイベントでは、イベント用のメールアドレスを用意されており、そのメールアドレスに向けて、場所情報(駅名、地名)を件名にした画像つきメールを送ることで、スクリーン上のGoogleEarth上にマッピングされる、というシステムになっています。
画像は自分の顔写真、顔出ししたくない人は自分の持ち物とかフードの写真でも良いということで、会場中一斉にメールを送信しはじめます。
会場でのメール送信が終わったあたりから、ぽつぽつとGoogleEarth上にアイコンが表示されて行きます。
ぽつぽつと出発場所がGoogleEarth上にマッピングされていきます。
守谷から、つくばから、鳥取から!?
(鳥取からの投稿はUSTREAM経由で見ている方からの投稿でした。)
画面を見ながら大山氏が一言。「こんなことを延々と続けるイベントです」
会場一同、爆笑。和やかな雰囲気の中、(一同、スクリーンを見守る)→「おぉ~!」→「(笑)」の繰り返しでイベントが進みます。
さて、このメール投稿の集計には若干時間を要するとのことで、その間に出演者の自己紹介をふくめた、この1週間ちょっとの行動マッピングの話が始まります。
最初に大山氏による行動マッピングの方法を紹介。
この1週間ちょっとの間に、各個人のテーマにそったものをジオタグおよびハッシュタグ#mpn3つきでtweetしてもらい、その動向をGoogleEarth上に反映させてみよう、と。ここでまたGoogleEarth大活躍です。
参加者各人のtweetテーマはこちら。
大山氏「何かを買ったらtweet」
渡邉氏「涼しいと思ったらtweet」
石川氏「だじゃれを思い付いたらtweet」
まずは大山氏のマッピングを公開。
意外に範囲狭かった、との言。「主に買い物はAmazonとか楽天とか、ほぼネットショップで事足りてしまうから、行動した先と言ったら食事するか、銀行行くか、コミケに参加するかくらいしかなかったです」
その中で行動した先の銀行でのエピソード。コミケ用に10万円を手数料まで払って、500円玉に両替してました(先日開催されたコミックマーケット80に参加、写真集「工場萌えO(オー)」を頒布。そのための両替とのこと)。事前にtwitter上などで聞いていた「コミケでは釣銭切れは死を意味する」との情報から大量両替を行っていた模様。
しかし…
「良く訓練されたオタクは釣銭の無いように払ってくれた、さすが!」
…その結果、いまだに大山氏の部屋には大量の500円玉が残っているとのことです。
次に渡邉氏のマッピング。
お台場在住の渡邉氏、こちらもあまり行動範囲はありませんでしたが…おもしろいことに、大山氏とニアミスしていました。
大山氏が銀行で10万円を両替していたそのとき、渡邉氏も恵比寿で涼しい、を感じてtweetしていました。
3番目には石川氏のマッピング。駄洒落を思い付いたらtweetする、とのこと。
一番RTされた駄洒落は「残り物に和服Girl!」そのtweetをした場所は・・・三鷹を走る高速バスの車内から!意外な場所からのtweetでした。
その他「灯台モトクラシー」(北海道に行った際のtweet)「」
石川氏のマッピングされたツイートを追って行くとある一ヶ所に集中しています。
それは…
「石川氏の職場!!」またまた会場一同爆笑。
いかに職場でくだらないことばかり言ってるな、という石川氏の言でした。
続いて紹介されたのは一般参加者からのツイート。まずはエスカレーターガールとして活動もしている田村さんのマッピング。
tweetの内容も「日立エスカレーター」「三菱電機エレベーター・エスカレーター」「シンドラーエスカレーター」と内容が「エスカレータマッピング」と化しています。
そして特徴的なのはtweetが同じ場所に集中していること。理由はエスカレーターが好きすぎて、良いエスカレーターを見つけると何度も往復してしまうからとか。
今回の集中箇所は汐留周辺。別にこのあたりに勤めているとか、そういった理由ではなく、汐留のエスカレータが大好きだから、とか。その結果、ここにマッピングが集中しています。
このような人の趣味を浮き彫りにしてしまうとは・・・マッピング、恐ろしい子・・・。
他の参加者のツイートには行った先で「戦隊物の男性隊員、女性隊員のふりをしてtweet」をする、というネタでまとめる人がいたり、示し合わせていないのに1日違いで同じルートを行った2人がいたなど、行動をマッピングすることによってすれ違いや同じ時間にまったく違う場所で同じ行動をしていたことが分かるなど、可視化の結果、いろいろとおもしろいことが分かって来ました。
戦隊もの風のtweetマッピング
その中でも秀逸だったtweetがこちら
「餃子たべたい」「餃子食べている」
この画面上に浮かぶ2つのアイコンが10分違いで餃子の事についてtweet
「全然関係ない2人が、まったく違う場所で、同じ日のたった10分違いで餃子を食べるというtweetをしていること。そしてそれがマッピングすることで始めて明らかになった、ということ。これがすばらしい!」と、渡邉氏の言。会場一同、感心と同時に笑いが。なんだこの妙なシンクロは。
事前お題がおわったところで、各出演者による自己紹介と自ネタに移行。
まずは「GPS地上絵師」石川初氏。
今回の自己紹介は自分の引っ越し履歴のマッピングで自己紹介。
この自己紹介を見て、大山氏「この自己紹介、いいですね!」
生まれた病院から始まり、最初に住んでいた社宅、引っ越し先、とまずは近所を点々と。
そして高校入学と同時に大きく動き、そしてその後セントルイスへの移動など、大きな引っ越しが続きます。
セントルイスのアパート。GoogleEarthではこんなものまで見つけることができます。
この引っ越し履歴の間、ちらちらと見え隠れする黄色い線。会場中が気になっていた、この線が明らかになるのは一番長く、8年間住んでいた家に移動してから。その家から幾つもの線が伸びています。その家から地上絵を書きに行った(さすがGPS地上絵師!)ためその起点である自宅に線が集中した、という理由。
この移動とそこから見え隠れする地上絵師としての石川氏の足跡。
渡邉氏曰く「・・・格好の酒のつまみですな」
会場一同、納得そして笑い。
この間のtweetを可視化したところ、面白い形に。
呟きを行う時間帯が、月曜夜から金曜の昼に段々シフトして行っているのがわかります。
それに対する渡邉氏のtweetのマッピング(下のグラフ)。
月曜の朝から土曜の夜にむかってシフトしています。
(大山氏のツイートはなぜかマッピングできなかったとの事)
そして時間ごとのツイート回数の推移を見てみると、夕方4時頃、そして夜10時〜11時頃というのがおもな時間帯。
この時間帯のうち、RT数の多かったものは23時、24時に来ています。
この図から、仕事で疲れて集中力の切れてきた時間帯、そして帰宅してリラックスしている時間帯にツイート数が増えている事がわかってきます。
これも、やはり「マッピング」。
全てを可視化することになります。
そんな自己紹介の石川氏、最近の動きとしては「自宅まで中央線に沿って歩いてみる」こと。
これは4月のマッピングナイトでった帰宅支援ルートで歩いた道が中央線からかけ離れていたため、実際に新宿から三鷹間を中央線に沿って歩けるものか、と試してみたとの事。
道路と鉄道路線。
さらに、そのルートを見ていかにつり革につかまって動いているか、そして京王線がいかに道路に沿ったルートでひかれているかがわかったとの事。それに対して普段歩かず、鉄道を使っているルートでは「自分がどこにいるかわからない」と。
京王線ルート(青=ほぼ甲州街道)に対してまっすぐな中央線ルート(黄色)
中央線ルートがところどころ途切れているのには理由があります。
「これだけまっすぐなせいで横Gを感じることがなく、そのために寝過ごすんだ!」とは渡邉氏の言。
この中央線ルート、結論としては「意外と中央線を見ながら歩ける」
中央線は道路側から見えるために高架に、いわゆる「可視化」を進めたんだ、だから国立駅もやむなく立て替えになったんだ、とは大山氏の言。
ただ、このルートを辿って感じた事は中央線と道路は直行していないこと。
この直行していない事が知らない道を歩く上でこれほどのストレスになるとは思わなかったとの事。
それは道に対して、北に行くか南に行くかの方針が立てにくいことにつながり、心理的負担になるということから来たものだったとか。
また、この中央線沿いは商店街と駅間の駐車場や高架下などが交互に現れるのでにぎやかな景色と殺伐とした景色が現れるのも特徴的だったとのこと。
殺伐とした景色と
また、流石マッピングナイト的な感想と言えるのは「高架下はGPSの電波が拾えないので時々そこから出る必要がある」という事情があったこと。このGPSログが残せないのは嫌、ということには会場全体が同意。
そして三鷹についてほっとする石川氏の記念写真。可愛さは狙ったものではないとか!
その他、石川氏の最近のログでロープウェイに乗って降りてをしたログがあった事に「やっぱり」と。そして「GPSロガー忘れたらロープウェイ乗らない、俺はロープウェイに乗って山頂に行きたいのではなく途中のログが取りたいんだ!」という心からの言葉を述べていました。
このような、引っ越しの履歴、日常の動きのGPSログを残す事に対して
「私が私の地図を描く」
「人生は一筆書きのログ」
という名言が。
…「私が私の地図を描く」というのはジブリ映画のコピーみたいだと考えていたところで、最初のお題の集計が終わった模様。GoogleEarthの上にマッピングされて行きます。
意外に多いのが男性からの写真は「ドヤ顔」が多い事。
神楽坂からドヤ顔。
総裁(大山氏)の最寄り駅、西船橋からの投稿も。
西船橋からはお父さん。
その他、独創的な自画像など。
この集計を見ながら、最初のお題「あなたが感じる”THE 東京”を教えてください」に対する募集、そしていったん休憩が入ります。
この段階ですでに20:30近く。ようやく最初のお題です。
この休憩の間もお互い顔見知り同士で賑わう人、お題を考える人、さまざまな姿が見えます。
そして休憩が明け、回答の発表です。
東京を囲むように立ち上がるアイコン。
東北方面から新幹線で来て、大宮を過ぎ、荒川を越えるあたりなど北からの回答が多いです。
やはり北からは「何も無い所からやってきて、急に大都市になるから。それに対して東海道沿線はずーっとだらだら街が続くからではないか」などと分析されています。
ただ、この分析には品川駅手前で各線がぐっと集まってくる所に東京を感じる、という意見もあり人それぞれ。
練馬駅、という答えには「東京じゃない」とか「すでに東京入ってかなり行っているじゃないか」という意見もありつつ、そこが自宅最寄り駅で、そこについてやっと「東京に帰ってきた」と感じる、ということを聞くとなぜか会場が納得してしまうといった風景もありつつ。
地下鉄銀座線の線路がビルの中に吸い込まれて行く所に東京を感じた、と言う方も。
この映像はまたまた渡邉氏のGoogleEarthの3D画像から。
さまざまな回答の中で、光っていた答えがこちら。
「多摩川の六郷土手の集落を見た時に東京を感じる」
確かに六郷土手の集落、川崎側にはなにもなく、東京側に都市計画のされた(笑)ホームレスの方々の集落が見受けられます。
この方はここを見ると「東京」を感じるそうです。
他には東京から外にむかって行って「こんなに離れたのにまだ東京!」という意味で、北千住で東京を感じると答えられた方もいました。
それは先ほども出た、エスカレーターガールの田村さん。
また、地方から上京してきた人の中にはフジテレビの姿を見て「TVで見てた所が有る事に東京を感じた」
千葉方面からは「ネズミの国を越えると東京」同じく千葉方面でも幕張周辺からだとお台場は「幕張の延長線上、幕張のマネ!」
最初に立ち戻って、北の方からでは「夜に新幹線で北から来ると赤羽辺りで明るさが一気に上がって東京を感じる」
等との意見が。
車の人からでは東北道の川口料金所の広くなる所、小菅のJCT、堀切のJCTなど「都会の中に飛び込む感じがする場所」がそれに該当。
また、東京の中からみて「東京」を感じるのはお台場海浜公園からレンボーブリッジ、東京タワーを見る「水面から見る東京」が東京を感じる風景とか。
このあたり、ウオーターフロントと呼ばれるようになった時代以降、芝浦など水面側から見られるようになって外から見る雰囲気がかわったと感じます。これって、女の子が見られるようになって奇麗になるのと同じかな、と思っていると大山氏からまとめの言葉が。
時代が下がれば、東京ゲートブリッジやスカイツリーなども東京を感じるものの一つになっていくのでしょうね、と。
人それぞれの「東京」があるものなのですね。
そして続いて2つ目のお題が提示されました。それはこちら。
「忘れられないデートの場所」また会場中がお題の回答を送り始めます。
集計中には、続いて渡邉氏の最近の動きについて紹介が。
【ちょっと真面目な話。ヒロシマアーカイブ】
1945年の8月6日のあの時間、広島にいた場所の証言をマッピングするという事をやっていました。
このマッピングを通じで感じた事、それはマッピング(可視化)する事で見えてくる事とその意味と力。
年配の方でもマッピングする事によってなにを伝える事が出来るのか、すぐ理解してもらえた。
最初はGoogleEarthという、コンピュータ上で…という説明をする予定だったがそんな説明は必要なく、意義をすぐに理解してもらう事が出来、操作方法をちょっと教えるだけで十分だった、とか。
そして実際にマッピングされた情報に目を移すと、その当時のこと、被害状況が一目瞭然となります。
爆心地から半径500メートルの方の証言は一切無い。
唯一有るのは被爆後、救助のために入られた方の証言のみ。
そして複数の人が同じ建物に向けて撮った写真。
今と違って写真を撮るという事にハードルがあった時代、それでも写真を残した、そのことを語り継ぐのに複数の人が同じ場所にレンズを向けていたという事実。
今は全然違う場所に住む2人の証言を集めたら、同じ学校に通っていた2人だったというのがわかった事、など。
マッピングする事で、これまで見えづらかった人と人のつながり、どの位置にどんな人たちがいたのか、というのが非常にわかりやすく、さらにその証言をした人の当時の写真と今の写真が時系列で見る事が出来る事、など資料的価値の非常に高いものでした。
このプロジェクトを通じて渡邉氏が感じた事は、これまでのマッピングナイトで示唆を受け、使命がふってくるような気がするとのこと。
手軽に始めたはずなのに始めたらどんどんシリアスな方向に導かれ、そしてこのマッピングにさらに感化されて行く。
改めてマッピングという事の意味を考えさせられた、とのこと。
そして今渡邉氏が関わっているのが3月の震災の状況をマッピングする事。
同じものを別々の人が撮った写真。撮影した場所もほぼ同じ。
同じ物に対して、別々の人が撮影した情報、方向などを合わせてマッピングして行くというアクションに入っているという事で結ばれました。
シリアスな雰囲気になった所で、次の大山氏の最近の思った事に。
テーマは「木曽路」
しゃぶしゃぶのチェーン店である木曽路、その前には石の道しるべで「是より木曽路」とあったこと。そこからスタートです。
ということは…
そして木曽路は全国展開しているチェーン店。検索してみるとこのような結果。
広すぎるので関東に限定してみると…
自分の家の前も、裏も木曽路。会社の前も木曽路。全ての道はローマじゃなく木曽路に通じる、という状態でしょうか?
そして関東の人はだれもが必ず1回は木曽路を通る、と。そのうち木曽路○号線、という表記がされるのでは?というあたりで、先の「忘れられないデートの場所」の集計が終わった模様。
まず、最初に全部かっさらって行ったのが「バンコク」
投稿者は六郷土手の方でした。
しかも旅行前は全然そんな関係ではなく、旅先で告白されて「じゃぁそれで」と。
「そんなんでいいの?」と大山氏かなり食いついています。
ただ、そのあと現地でけんかしたそうです。
次に大倉山のジャンプ台(札幌)でのデート。グループ交際でそこを駆け下りて警備員に怒られたそうです。
大倉山のジャンプ台から。GoogleEarthならここまで再現できます。
他にも多摩美の屋上、という甘酸っぱい思い出や某公園の池のボートのジンクスを破ろうとして結局破れてしまったりとか…
ちなみに某公園のみならず、弁天様がまつってある場所でのデートは分かれる可能性高いと、石川氏。理由としては弁天様がヤキモチ焼くからとか。
ジンクスに挑んだ女性。
珍しい場所では、猿島。こちらも告白したかっただろう人が女性(回答者)を連れて行った所、じつは女性の方が猿島の近代遺産について詳しくて引かれたというオチ。こういう場所は文脈をちゃんと共有しているかどうかが大事じゃないかな、でもそこで引いたらダメじゃんと大山氏。
遠方ではもう一カ所。ヨセミテ国立公園でプロポーズ。
もうわかれる直前だと思っていたのが一発大逆転。ここにも大山氏食いつく。
さらに渡邉氏の演出でヨセミテ国立公園の表示時刻を夕方に変更し、やたらロマンチックな景色に。
そしてオチとなったのが神田の肉の万世でのデート。
肉です。ステーキです。
肉の万世でミーティング(石川氏)…ここでだじゃれですか(笑)
ということで、ここの発表者は相手がいてもいなくても毎年クリスマスは必ず肉の万世でミーティングをするという強者でした。
そして、複数年の付き合いになると段々フロアを上にしているとか。
ただ、相手からは「また万世?」とあきれられ、一種の肉フィルタ、踏み絵と化している模様。
大山氏に言わせると「何のために試しているのかわからない」
ただ、この「忘れられないデートの場所」というのは(特に妻帯者に撮っては)上げにくい(そこ行ってないんだけど…と言われるなど)可能性もあるが、世界中の人の忘れられないデートを空に浮かべる、というのはなかなか良いかも!ということに。
空に浮かぶデートの思い出の場所!意外にロマンチックかも…?
ただ「今日のデートは忘れたい」と思ってもマッピングする習慣がついてしまっているとついついプロットしてしまい、その瞬間に「忘れられない」になってしまう危険性があるのでいかがなものか、ということに。
ただ一つ言える事は、みなトンチ利かせすぎじゃないだろうか。ヨセミテのようなコンテンツに頼る人、万世のような運用に頼る人など…
そのような人も、そうでない人も、このライブレポを見た人もデートしたらハッシュタグ#mpn3でツイートする事。
1000回RTされたらその人は結婚するという事で。
そして次回のマッピングナイトはカップルで、位置情報つけて記録して行ってもらえるとありがたいな、というところでお開きとなりました。
そして終演後。大山氏がコミケで頒布した同人誌「工場萌えO」の頒布、参加者が作った妄想地図の話などで盛り上がりは続くのでした。