満員御礼!食べて、飲んで、学んで、酔ったノンストップ3時間イベント!『缶詰博士黒川勇人と女優・利き酒師福山亜弥 presents ひやおろし日本酒と缶詰バイキング!』ライブレポート(11.9.2開催)
2011年11月25日
カルカル恒例イベント!缶詰博士黒川勇人さんと女優であり利き酒師でもある福原亜弥さんがコラボレーションで送る、缶詰と日本酒イベント。
第3回目の今回は、缶詰バイキングとひやおろし日本酒のコラボレーション!缶詰め最前線のラインナップと、秋に出回るひやろしをメインにした日本酒がズラ~と出揃いました。
毎度、毎度ではありますが、このイベントの凄いところは、缶詰食べ放題、日本酒飲み放題ということですね。
もちろん満員御礼で、イベントがスタートする前から、恐ろしいほどの熱気につつまれた会場。まずは、その理由をご紹介いたします。
受付を済ませると、入口で日本酒用のマイグラスが渡されます!
そのまま流されるように日本酒がズラーと並んだカウンターへ!じつは、蔵元さん自らがはりつきでお酒を注いでくれます。
次に、注目したいのはこちらのキャベツと、、、
白飯!
その理由は、缶詰が所狭しと並べられた缶詰めカウンター!この缶詰をおかず、先ほどのの白ご飯もしくは、キャベツ、そして、日本酒を合わせれば、、、、テンションあがらないわけないですよね。
ハッキリ言って、目移りします。
あっちこっちで酒盛りが始まっていて、すでにほろ酔いの中、イベントがスタート!
司会進行はカルカル・プロデューサーのテリー植田さん。そして、缶詰博士の黒川さん、女優で利き酒師の松浦さん。
会場にズラ~と並べられた缶詰&日本酒!そちらの缶詰メーカーさん&酒造メーカーさんが、交互にステージにて登場して、自慢の自社商品をプレゼンしてくれました。
【缶詰メーカー①】川口貿易
まずトップバッターは、カルカルでおなじみの「川口貿易」の伊藤さんがステージに!今回の目玉は、世界一臭い缶詰め「シュール・ストレミング」とのこと。(缶詰界のドリアンみたいなかんじですかね・・・・)
こ、これが世界一臭い缶詰、、、、すごいですね。他にも、世界一辛い唐辛子など、普通じゃないものばかり、、、、。
伊藤さんは珍しい缶詰めを探しに、世界を飛び回っているそうで、キャッチフレーズは
「さすらいのフードハンター」!
【酒蔵①】陸奥八仙(青森)
つづいては、酒蔵さん!青森県の「陸奥八仙 八戸酒造」の駒井さんがステージに登場!一般の人も参加できる、体験型イベントも企画しているとのことです。
5つの酒蔵さんが、“ひやおろし” と言って秋に出回る日本酒を1種類と、そのほか酒蔵お薦めの4種類、計5種類の日本酒がラインナップ!してくれました。
☆「こちらの“ひやおろし”には「サバの缶詰」が合いますよ~」とのこと。
【缶詰②】国分
創業300年の歴史がある「国分」の森さん!
「国分」と言えば、高級缶詰“缶つま”シリーズですね!今回は、発売前の新商品「さばの油煮」「さばラー油漬」「ムール貝の白ワイン煮」「赤貝のどて煮風」が特別に試食できました~。
ということで、キャッチフレーズは「缶界の横綱」!
【酒蔵②】豊島屋本店(東京・東村山)
テリー植田さんの地元でもある東京・東村山の酒蔵。1596年創業!江戸時代からある「豊島屋本店」吉村社長!
お雛様の時に飲む、甘くてトロ~とした「白酒」からスタートしたそうです。「東京にもお酒をつくっている酒蔵があることを知ってほしい」と吉村社長!
【缶詰③】高木商店
“カルカル”の缶詰イベントではおなじみの「高木商店」の豊島さん!「特に魚の缶詰は、原材料の良しあしで美味しさは決まる!」とのこと。
本日の目玉は、ウメ~の「いわし梅酢煮」!さらに、新商品は、食べてミソ~の「いわしの柚子味噌煮」(ダジャレの師匠は黒川博士!?)
「いわしとごぼう」「いわしと梅」など、組合せが面白いので!
キャッチフレーズは「缶界のマジシャン」!
【酒蔵③】来福(茨城)
1716年創業!茨城県の「来福 来福酒造」の藤村社長が登場。すべて天然酵母でお酒を造っている酒蔵としても有名だそうです。
「福が来る」で来福(らいふく)って、いい名前ですね♪
☆「“ひやおろし”と、牛肉のパイン煮の缶詰を合わせてみてください!(福山)」
【缶詰④】マルハニチロ食品
缶界のなでしこジャパン!こと、世界一の水産企業「マルハニチロ食品」の田中さん!じつは、2007年に「マルハ」と「ニチロ」が合併して「マルハニチロ食品」になったそうです。
「マルハ」と言えば、野球チームの「太陽ホエールズ」!?そして、「ニチロ」と言えば、作家の「荒俣宏先生」!?元社員だそうです。
両社とも創業1887年!歴史ある会社ですねー。
ということで、キャッチフレーズは「魚食界の伝承者」!
【酒蔵④】遊稲(石川)
石川県から「御祖酒造 遊稲(ゆうほ)」の女性美人蔵元・藤宮さん登場!現在では、全国に女性蔵元は20名ぐらいいらっしゃるそうですよ。もともとは、東京で某水産会社の「海老課」でOLとして働いていたそうです。
「世界UFO学会」が開催された街としても有名!?「遊穂(ゆうほ)」という名前の由来は、UFOからだそうです。
【缶詰⑤】川商フーズ
「川商フーズ」と言えば、ノザキのコンビーフの会社です。今回の目玉は、山形県産のお肉をつかった超高級コンビーフ!お値段は890円です。金色のボディーがまぶしい~。
ということで、キャッチフレーズは「毎日が謝肉祭だ」!
【酒蔵⑤】小左衛門(岐阜)
創業1700年の「小左衛門 中島醸造」!海外からも高い評価をうけている情熱ある岐阜県の酒蔵さんです。
昔ながらの伝統的な製法で作っている貴重なお酒です。
【缶詰⑥】ATSフーズ
ラストを飾ったのは、缶界のニューウエーブ「ATSフード」!黒川博士が紹介してくれました。すべてスペインの缶詰をあつかっていて、超高級なものばかり(驚)
今回の目玉は、“海の生ハム“”と言われる「スペインの高級アンチョビ」!スペインのアンチョビは基本生のままで食べるそうで、イタリアのアンチョビと比べると、塩味が優しいそうですよ。お値段1365円。
また、K&K(国分)の「缶つま」シリーズ1種類、「マルはニチロ食品」の缶詰1種類、ほかにもアイディア満載のレシピ本「缶つま デラックス」(世界文化社)の書冊子などがセットになったお土産も、参加者全員に配布されました!
トークイベント終了後も、さらに1時間宴会はつづき、会場のいたるところでは、缶詰メーカーの担当者や、酒蔵さんに、直接質問する参加者の姿も!最後の最後まで、缶詰と日本酒の組合せを楽しんだ、ノンストップな3時間でした。
ライター/桂ヨシコ