田中ひろみの神社に行こう! ~イチからわかる参拝案内~ライブレポート(2012.1/22開催)
2012年01月30日
日本一わかりやすい神社入門書「田中ひろみの神社に行こう! ~イチからわかる参拝案内~」(講談社)の出版を記念して開催された本イベント。
老若男女、幅広い層のお客さんが詰めかけました。
神社への関心の高さを伺わせます。
雅楽のBGMが厳かな雰囲気を醸しだす中、開演です。
著者、田中ひろみさん。
天平時代の衣装を身にまとっての登場です。
「神社に行こう!」編集の與澤舞さん。
與澤さんの衣装は古墳時代のものだそうです。
本日の司会、東武志さん。
BS時代劇「塚原卜伝」に鹿島景幹役で出演されるなど活躍中の俳優さんです。
イベントの司会は今回が2回目。とてもそうは見えない司会ぶりでした。
今回は参加型イベントということで、お客さんに向けてクイズが。
1問ごとに、正解者には田中さんの著書+お菓子をプレゼント。
これは素敵なお年玉。
問1:参道の正しい通り方は?
①真ん中を歩く ②左側を歩く ③逆立ちをして後ろ向きに歩く
問2:神社には誰がいる?
①校長先生 ②神主さん ③お坊さん
問3:手水は何をするところ?
①鳩の水飲み場 ②歯磨きをするところ ③清めるところ
問題が進むにつれて選択肢の力尽き具合が増しています。
正解者多数につき、賞品は田中さんとのジャンケンに勝った1名様の手に。
クイズが一段落したところでスペシャルゲスト、
神主の吉田さん。
参拝の作法を解説してくれました。
まずは、手水の作法から。
①柄杓を右手に持って左手を清める
②柄杓を左手に持ち替えて右手を清める
③柄杓を右手に持ち替えて左手から口に水を含み、すすぐ
④左手を清める
⑤柄杓に残っていた水で取っ手部分を流す
以上を一連の動作で行う、というのが手水の作法でした。
それにしても、柄杓の代わりにおたま……。
用途は近いものがありますし、これはこれで大丈夫?
そして、参拝の方法を実演。
「二礼、二拍手、一礼」は有名ですが、
この前後に一揖(いちゆう)するのがより望ましいやり方だそうです。
なお、出雲大社(島根)では二礼、四拍手、一礼、
伊勢神宮(三重)では神官のみ八拍手、といった決まりがあります。
本日の特別メニュー、巫女さんカクテル(ウォッカ+いちごシロップ+カルピス+ソーダ、画像)と巫女さんヨーグルト(いちご+バナナ+プレーンヨーグルト)。
紅白で縁起が良い彩りです。
芸能界初の巫女ユニット・かぐやの皆さんによる舞。
皆さん、巫女としての研修を修了しています。
神主さんもいるし巫女さんもいるし、この日のカルカルはさながら神社の様相。
普段よりも神秘的なムードでイベントは進みます。
イベントは後半へ、ここで日本唯一の神社ファンコミュニティ&ポータルサイト「神社人」代表の東條英利さんがゲストに登場。
「神社とは?」から「初詣」や「お年玉」の成り立ちまで、目からウロコがボロボロと落ちるトークセッションとなりました。
ちなみに本日のイベント、お客さんの入場時におみくじが配られていました。
大吉を引いた方には景品が。
お年玉の大盤振る舞いです。
会場のお客さんからアンケートに答える、田中さん、興澤さん、東さん。
3人からそれぞれ目標、抱負の宣言がありました。
田中さん「ミリオンセラー!」
興澤さん「古事記の本を作りたい(あと彼氏欲しい)」
東さん「アトリエッジのメッセージ“Pray
and Play”を伝えていきたい」
最後に、吉田さんによる禊祓いが行われました。
2012年、良い年でありますように。
(ライター・ニセ生物)