『すごい!授業』シリーズ第2段~ビッグバンと宇宙の謎~(2012.02.25開催)
2012年03月05日
金髪・ギャル語で物理学者。今、Sho様がすごい!
『すごい!授業』シリーズ第2段~ビッグバンと宇宙の謎~(2012.02.25開催)
カルカルの人気イベント物理学者のSho様こと「多田将」さんのスゴイ授業第2弾
黒のいでたちにバッチリ決まった金髪のSho様
ユーストのアーカイブでは、ダントツの回転数を誇るカルカルらしからぬ?すごいサイエンス教室の開校です
来場者も回を増すごとに増えて、今では会場いっぱいのお客様
普段はニュートリを人工的に作って、性質を調べる実験をやってる、高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所の科学者であるSho様は今回もバリバリ決まってます
高エネルギー加速器研究機構・Sho様のことを知りたい方は、Sho様のの書かれた「すごい実験」を是非読んでみて下さい。
さて、今回は「ビッグバン」の話、簡単に言うと「宇宙ってどうやってできたの?宇宙の最後はどうなっているの?」そんな壮大な内容です。
しかし、今回も内容をレポートで解説するのは、非常に難しい!
(レポーター泣かせにもほどが有る)
レポートでは、イベントの雰囲気をお伝えします。
全貌を知りたい方は、ユーストのアーカイブをご覧ください
まずは前回の復習「相対性理論」から・・・
なんて、ハイレベルな始まり!でも・・・アインシュタインがなんか言ってる?
そして、ニュートン登場!
なぜ宇宙は落ちてこないのか? (ガンダムの一場面が・・・)
「りんごが落ちるのを見て引力」を発見したと言われるニュートンですが、このフレーズは後から面白い話にしただけで(話盛った?)
本当は「なぜ月や星が落ちてこないのか?」という疑問から、引力を発見し「空が落ちてこない理由は動いているから」と結論を出したのがニュートン
そして、ケプラーの話(見覚えが有るような写真も・・・)
ケプラーさんは、太陽を中心に惑星は楕円軌道を回って、楕円軌道は太陽の近くでは早く移動して遠いと遅い「法則」を見つけた・・・・
ただし・・・
法則の理由がわからない? その理由をつけたのが、ニュートン。
近くが早くて遠くが遅い理由の一番わかりやすいのが、フィギアスケートのスピン!(それで画像が・・・)
要するに、観測事実をまとめたのがケプラーで理由を見つけたのがニュートンと言った具合で、科学者は過去から未来へリンクしているのですね
そんな感じで、名前は知っているけど、この人は何をして誰とつながっているかな?など、歴史と研究の流れを追いながら、科学解説を進めて行くのがSho様流
この話が、表や文字からでは難しくて理解できないことばかりですが、Sho様の話を聴いていると、どんどん頭に入ってくるから不思議です
本当に科学を楽しそうに語るSho様
ちょっと余談 ・ ティコ=ブラーニ(予断でこのレベル?)
「年周視差」に差がないこと理由に「天動説」を訴えたブラーニ。
この時代の観測は望遠鏡が無い肉眼観測。結局正確な観測ができるようになった近代になって「年周視差」で地動説が証明された曰くつきの話なんかも聞けます!
次々に科学者が現れて、どんどん話が進んでいく(みんなついてきてね)
エドウィン=ハップル
観測で宇宙はある一定の方向にある速度で向かって広がっている!「我々は上に広がっている瞬間を見ている」と発表!このバラついた点を見て、気持ちよく線を引いた!
ところで・・・「天体は時間と共に遠ざかっている」って、ことは?
時間を戻せば「もともとは1点にあったんじゃね?」これがビッグバンへとつながる
そんな訳で、出てきました「ゲオルギー=ガモフ」
1箇所に集ってる宇宙は、最初とんでもない温度になっている?(高温状態)
その高温状態を「火の玉モデル」と考えて「ビックバン」と呼んだ人。
そして、この言葉が現在に至るまで尾を引いてる「勘違い」で
「バン」と言う言葉から「爆発」をイメージするが、実際の「ビッグバン」と言うのは「押しくらまんじゅう状態」のことで、決して爆発しているわけではない!
ビックバンって爆発じゃなかったんだ・・・!
当時ソ連の科学者が考えたので、核爆発をイメージしたネーミングだったようで・・・
会場も楽しいSho様の授業にくぎ付けで、あっという間に前半終了
後半は道具を用いた全員参加型実験も有ります
アーノ=ペンジアスとロバート=ウィルソンの2人
1枚半のレポートでノーベル賞をとったすごい発見、電波望遠鏡でビックバンの残像を見つけたって・・・見えるんだ!
レポートでは、何を書いているのか解らないと思いますが、それだけハイレベルな話が手に取るように解るのが、本当に面白い
さて、ここで「ビッグバン宇宙」に関する「誤解」を開設
言葉のイメージで誤解したり、自分勝手な解釈がかなり有るようです。
☆すべての天体が遠ざかっているなら、われわれは宇宙の中心なのか?と言う疑問に対しては・・・
なんと、風船が出て来て、これで問題回答
会場にも風船が配られ、みんなで実験をしながら、理解していきます
昨日、ジョイフル本田に買いに行ったんですよ・・・と、Sho様も苦労が実って、実験の成功に御満悦
ビックバン宇宙論の問題点
最後は問題点を解説
これだけ書くと、なんだかわからないと思いますが・・・こんな難しい問題も、直接Sho様から聞くと、解りやすい!
最後は「宇宙の未来」
最初の50億年は原則して、その後加速・・・重力だけでは説明できない・・
難しすぎるぞ~サイエンス! でも解りやすいぞ~Sho様!
そんな、壮大なイベントのまとめは・・・
この辺が、Sho様流の真骨頂なんです
次回は5月位に予定をしています
予告編も興味津津のSho様の「すごい授業 第二段」でした
是非、次回は皆さんも、金髪の科学者Sho様から直接話を聴いてみて下さい
≪ ライブレポーター クロスケ ≫