『パクパク、パクチーランチ! ~参加者全員が絶対パクチーが好きになって帰るパクチートーク&パクチーランチ!~』ライブレポート:一度ハマればやめられない止まらない! パクチーをこよなく愛するパクチー集会 (12.6/3開催)
2012年08月08日
アナタはパクチーがお好きですか?
私は比較的嫌いではない方だと思います。
好きと嫌いに真っ二つに分かれる魅惑の食材「パクチー」。好きな人はもっと好きに、嫌いな人は大好きになってもらうイベントが開催されました。
【出演者】佐谷恭(パクチーハウス東京)
【企画・司会】テリー植田(東京カルチャーカルチャー・プロデューサー)
●元エリート、現パクチー 脱サラから開業までの軌跡
元富士通社員でライブドアに勤めていた経歴もある、
実は元エリートサラリーマンであった佐谷さん。
紆余曲折を経てパクチーハウス設立に至った訳ですが、
そのヒストリーを紹介!
世界各国を旅しまくった佐谷さん。
パクチーとの出会いはカンボジアを旅した時で、そこにはパクチーしか食べ物がなかったので食べ続けたところ、気が付けば好きになっていたという。
色々な経験を積み重ね、ついに何かを発信したいという思いと、何ができるのか?そんな自問自答を繰り返し、ついに飲食店を始めることを決意。印象が強くて注目度が高い物=パクチーということで、半分冗談と半分本気という塩梅で、パクチー料理を出すお店“パクチーハウス”がスタートした。
しかし、パクチーは日本でまだまだマイナーな食材。
だが大量に手に入れないとお店は始まらない。また飲食店経営をゼロからスタートしなければいけなく、ノウハウが全くない。そんな困難な状態から始まったと当時を語ってくれた。
●パクチーってどんな食べ物?
日本へ入ったのは10世紀前後とされている。現代の日本で知られるようになったのは1990年代。しかし高級スーパーの高級食材として売られている状況なので、まだまだ庶民の口には程遠い。
根、葉、種まで全て食べることができるパクチー。特に根は熱を通しても香りが飛ばないので、下味や出汁に最適!また種は“コリアンダーシード”といってカレーのスパイスに欠かせないもので、カレーの主の香りともなっている貴重な食材。
花は料理の飾りとして最適な美しさ。
因みに“paxi”はラテン語を文字って、ミクシィを上手く引用したんだって。
●もう病みつき♪ パクチー好きにインタビュー
今回のイベントの目的は、パクチー嫌いの人がパクチー好きになって帰ってもらうこと。ということで、ご来店頂いているお客様にインタビューしパクチーの印象を聞いてみました。
まず女性二人組にパクチー好きか、嫌いか伺ってみたところ、大のパクチー好きとのこと。このイベントにはパクチーを思いっきり食べるために参加したとのこと。
次に4人組のグループにインタビュー。やっぱり彼女達もパクチー大好きとのことで、これからパクチーをマジ食いする予定とのこと。
おっと、ここでパクチーを残している人を発見! 尽かさず声を掛けてみたところ、嫌いだから残した訳ではなく、大切なパクチーを少しずつ食べているんだって。やはりパクチーイベントだけあって、アンチパクチーにも関わらず、わざわざお越し下さった方はいないようだ。
●パクチーハウスってどんなところ?
パクチーハウスとは、人と人との出会い場をテーマとしたお店。初対面同士も話しやすい雰囲気作りをしている。またおしぼりを出さない主義で、食べる前はちゃんと手を洗ってもらうために、入り口付近に手払い場を設けている。
食べ物は全種類パクチーが入っている。このレシピはHPで公開していて、同業者から真似されることもしばしば…。それでもOKと寛大な佐谷さん。
そしてパクチーハウス独自の掛け声“カンパク”
開場のお客様の集中力が途切れ始めるとつかさず、
BIRA(ビラ)、BIRA、BIRA、PAX(パク)、PAX、PAX
BIRA、BIRA、BIRA、PAX、PAX、PAX
BIRA、PAX
BIRA、PAX
BIRA、BIRA、BIRA、PAX、PAX、PAX
KANPAKU(カンパク)
と声出しをする佐谷さん。これはスウェーデンの乾杯をヒントに佐谷さんが考案したパクチーハウス独自の乾杯の音頭だ。
そんなパクチーハウスではイベントを大募集しています!
またパクチーハウスでは様々なオリジナルグッズを販売しており、何度足を運んでも飽きないように、佐谷さんの工夫がビッシリ詰まっている。
パクチーの良さを皆様に知ってもらうため、
佐谷さんからパクチー麺をお客様全員にプレゼント!
茹で汁にもパクチーエキスでいっぱいなので、
捨てないでスープにするのをオススメ。
ホシスミレ/へんしゅう&ぶんぴつ家