『EMI“GREAT HUNTING”公開デモ評議委員会 VOL21』ライブレポート:明日のスターを夢見て♪ その場で聴いて即スカウト! カルカル恒例 公開オーディション!(12.6/3開催)
2012年08月10日
今回で21回目を迎えたカルカル恒例イベント「EMI“GREAT HUNTING”公開デモ評議委員会」が開催された。渋谷にあった大手量販店もCD不況の波にのまれ閉店、音楽は無料でDL、もしくは借りる時代、そんな苦境の時代となってしまいましたが、音楽で認められたいという勇士達がカルカルに集結! 40組のミュージシャンが集まりました。
さて評議委員会の皆様を紹介。
加茂啓太郎
白井良明(音楽プロデューサー、ムーンライダーズ)
加藤ひさし(ミュージシャン、ザ・コレクターズ)
こんな豪華メンバーがビシビシバシバシ、コメントしてくれます。その中から審査員から高い評価を得た7組の方々を紹介します。
●ぼっこぼこ←加茂印
HP⇒http://www.audioleaf.com/bokkoboko
●Cmry(シムリー)←加茂印
HP⇒http://cmry.sakura.ne.jp
●GLASS+TICKS(グラスプラスチックス)←加茂印
HP⇒http://www.glassplusticks.net
●spice lab(スパイスラボ)←加茂印
HP⇒http://spicelabo.main.jp/
●eightysicks(エイティシックス)←加藤・加茂印
●森リーモ慎之介←加藤印
HP⇒ http://blog.livedoor.jp/guitar_ri_mo_baby330/
前回ほどではありませんが、今回も結構厳しい意見がちらほら…。
審査委員より頂いた共通のアドバイスをピックアップ!
加藤:ライバルが多いジャンルだから、もっと何かがないとダメ。
白井:聴いていてちょっと辛い曲が多かった。聴く人を配慮して優しいテイストにしましょう。
加茂:発明がない。今まであるものは作れるけど、誰もやったことがないオリジナリティーがない。
加藤:愛、LOVE、恋、抱きしめたい、平和など当たり前の言葉を並べて、それっぽく作っても、誰の心にも届かない。
どの分野でも上達するためには、上手い人を真似ることから始まります。そしてあるレベルに達すると自分の世界を見出していく訳ですが、審査員から「オリジナリティがない」と言われた人は、まだやり込みが足らなく、絶望的なスランプに陥っていない前々段階のような気がします。このオーディションで審査員から高い評価を得た人は、その壁を打破した人々なのでしょう。まだまだって思った人は、前進あるのみなので後ろを振り向かず邁進していきましょう。
ホシスミレ/へんしゅう&ぶんぴつ家