『ゴーヤー礼讃!ゴーヤーナイト!!』ライブレポート:健康と地球にやさしい! ゴーヤを育てて食べてエコの鉄人 Let’s ゴーヤ!(12.7/13開催)
2012年08月22日
今年は嬉しいことに猛暑が続き、
夏に纏わるものの売れ行きが好調でうれしい悲鳴が聞こえます!
その一方節電、熱中症と現実的なニュースもちらほら…。
そんなご時世に一石を投じる存在なのが“ゴーヤ”ではないのでしょうか? 育てて、食べて、涼しくて、この3拍子そろった緑の生き物を皆に広めようというイベントがカルカルで開催されました。
【司会】
小原賢(カルカルプロデューサー)
・にがあるじ(坂口昌秀)
・柳澤英子(料理研究家)
・安広晴美(沖縄民謡奏者)
・鮫島沙織(ケイ・ライターズクラブ)
・三ツ口拓也(NPO法人緑のカーテン応援団)
入り口の左手カウンターに調味料コーナー。ゴーヤ料理にちょっとのせて、味付けを楽しむ“チョイ乗せコーナー”が開設。また生のゴーヤの葉を食べることができる。
史上初のゴーヤの葉を試食! 気になるお味は、草刈をした時の口に残るほろ苦さ、つまりただの“葉”の味でした。美味しかったら、既に食卓でお馴染みの食材となっていますよね(笑)
●祝「ゴーヤバンザイ」出版!
地球丸から発行された「ゴーヤ バンザイ!!」は、ゴーヤの魅力をやさしく表現した本。
料理研究家 柳澤英子さんがゴーヤちゃんぷる以外のゴーヤ料理を考案してくれた。その中で気になったのがこの3品。
↑ゴーヤの肉詰。肉のうまみとチーズで上手く苦味をごまかして美味しそうです。
↑ゴーヤの表面のイボイボをドレッシングにしてみたとのこと。
↑ゴーヤの“わた”は食べても大丈夫ということでかき揚げにしてみたとのこと。今まで“わた”は毒だと思って必死に取り除いておりました。
●広めよう緑のカーテン!
真夏の14時 太陽の南中、コンクリートで塗り固められた大地におりますと、直射日光と照り返しと熱風で本当に辛いです。そんな中、ふと街路樹の下の木陰に行くと本当に暑さが和らぎます。
そんな優しい涼しさを広めるために活動しているのが、
「NPO法人緑のカーテン応援団」。団員の三ツ口拓也さんが緑のカーテンのレクチャーをしてくれました。
ヒートアイランド現象の一つ放射熱とは…これは説明しなくても皆様は身をもって体験しているのでお分かりですよね。
緑のカーテンが涼しいしくみは「蒸散作用」のチカラ。植物が根から水を吸って、葉の裏にある気孔から蒸発される。この作用によって熱が奪われ涼しくなるのだ。
データ的にもこんな違いが…!
ということで、こんなに素晴らしい緑のカーテンを被災地の仮設住宅に広める活動をしました。
出来たゴーヤは家庭内で食べちゃいます。毎日ゴーヤチャンプルというのも大変なので、レシピを色々工夫して食べています。
●沖縄民謡を聞いて、ちょっと休憩。
安広晴美さんが沖縄民謡を披露してくれた。
夏の蒸し暑さに沖縄三味線がベストマッチですよね!
●にがうり、ゴーヤ…?? そもそも何?
にがあるじのこと坂口昌秀さんのコーナー。ゴーヤの本質がここで明らかになる。
元々、熱帯アジア、アフリカが原産である苦瓜。琉球から日本に伝えられ当時は薬として珍重されていた。
※HP⇒ココ
日本での大ブレイクは「ちゅらさん」がきっかけ。
それまでは、ゴーヤの知名度は低かったので、坂口さんがゴーヤを栽培していると白い目で見られていたとか…。
・さていよいよ緑のカーテンの作り方に。
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※コツは大きいプランターでたっぷり土を入れること。伸び悩んでいる方の緑のカーテンは、いつも小さいプランターに土がちょっぴりしかないとのこと。
・多彩な品種があるゴーヤ
関東のスーパーで売られているもの以外にも、実は色々な種類がある。坂口さんのゴーヤコレクションを披露してくれた。
最近、品種改良して登場したのがアップルゴーヤ。
●ゴーヤの新キャラを考えよう
ご来店いただいたお客様にゴーヤの新キャラを考えてもらいました。
その中で審査員が選び抜いたのは…このキャラ。
苦くて怖いがなんか憎めない、そんなキャラクターだ!
↑苦い臭気漂うが、苦味以外は特に害のなさそうで憎めないキャラ(笑)
ゴーヤ魔人を描いた方にはアップルゴーヤの苗をプレゼント!
イベント終了後、坂口さんお手製のこのゴーヤレイアウトを持って帰ってOKとのこと。太っ腹です!
南の国出身のゴーヤは、抗酸化物質が満天です。
老若男女問わず、ゴーヤを食べて、暑さに負けない体づくりをしましょう!
ホシスミレ/へんしゅう&ぶんぴつ家