「あらゆるものをイベントに!」渋谷のイベントハウス型飲食店

【 イベントレポート 】

椎名誠 旅する文学館 presents 「最初から乾杯だあ!『にっぽん全国百年食堂』 刊行記念トークライブ」ライブレポート:世界中で、百年食堂で、コンビニでこんなものを食ってきた(13.2/3開催)

2013年02月11日

●にっぽん全国百年食堂

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さあ、次はいよいよメインの百年食堂!

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斉藤ヒロシさん

「世界でこんなもの食ってきた」の時、椎名さんの後ろで控えめに座り、
スライドを流すなど黙々と仕事をしていたので、
アシスタントの方かなと思っていたのですが、このお方こそ椎名さんにして
「生まれたときから食べたものを全部覚えているようなヤツです」
と言わしめる斉藤ヒロシさん。

食べもののことになると、それはそれはもうしゃーべるしゃべる!

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まずは、どこの店で食べても大抵外さない代表格というカツ丼について言及。
実は、カツ丼は男性が女性に作ってほしい料理ランキングの一位なんだとか。
てっきり肉じゃがかと思っていましたが、

ヒロシさん
「ほら、ドラマの刑務所のシーンでも、カツ丼が出てくるとみんな白状するでしょ?
つまり、男を落とすにはカツ丼なんです!」

おおおっ、凄い説得力! 一発で納得した。
女性のみなさん、カツ丼作りましょう!

で、そのカツ丼といえば、上記のように卵でとじたカツ丼が思い浮かぶところですが、

ヒロシさん 「この卵とじカツ丼が、今東京で危機的状況にあります!」

と、声を大にしてお客さんに卵とじカツ丼危機を訴える。
その原因は北の地のソースカツ勢力にある。

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福島のソースカツ丼、群馬のヒレカツ丼、新潟のたれカツ丼、
キャベツをカツの下にしかない長野のソースカツ丼などなど、
東京がソースカツ勢力に包囲されているというのだ!

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岩手のあんかけカツ丼、初めて聞いた!
これは一度食べてみたいっ!
それにしても、ソースカツ丼ってこんなに種類多かったんだなあ。

ヒロシさん曰く、東京の人はあまりソースカツ丼を知らないので、
中にはこれはカツ丼じゃないと怒って帰る人や、
卵とじカツ丼のレシピをわざわざ店に残していく人もいるという。

逆に、ソースカツ丼こそカツ丼だという北の人は、
東京に出てきてもソースカツ丼が食べたくなり、実家に帰っていく人もいるとか。
ここ、椎名さんが世界の食べものの話で言っていた常識非常識の話に通じるなあ。

さらに「ソースカツ丼のエリアはカカア殿下が多い」説も。
何故ならソースカツ丼は卵をとじる手間がかからない。ソース入れときゃいい。
ということで、かあちゃんの方が強いという理論。
当たってますかね、ソースカツ丼のエリアのみなさん(笑)

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ヒロシさんの独演を生暖かく見守る椎名さんと西澤さん(笑)

いやあ、面白い!
カツ丼もこうして各地のものを取り上げていくと
文化人類学の講義を聞いているかのような・・・
というか、カツ丼一つでここまで話せる人、初めて見た(笑)
ヒロシさん、イイキャラしてるなあ。