「あらゆるものをイベントに!」渋谷のイベントハウス型飲食店

【 イベントレポート 】

『キノコナイト vol.3』ライブレポート(13.07/14開催)

2013年08月23日

【原田さんのプレゼン/ガルガル】

岩出菌学研究所の原田さんが三重県から
珍しいキノコを携えてカルカルに来てくれました。

原田栄津子さん(農博) from 岩出菌学研究所
岩出菌学研究所の原田さん

原田さんが籍を置く岩出菌学研究所の紹介
岩出菌学研究所の紹介スライド

岩出菌学研究所は三重県にある会社。
キノコの研究と普及を目的とした唯一の研究所で、
社是は「キノコを通して社会に貢献する」。

創設者は日本の菌学研究の先駆者でもある岩出亥之助博士(故人)。
マツタケの香り成分「マツタケオール」の人工合成に成功し、
アガリクス(ヒメマツタケ)の人工栽培にも初めて成功した功績を持つ。

さて、原田さんは2004年に南米はチリ、
パタゴニアの山の中で「ガルガル」という珍しいキノコに出会い
その魅力に取りつかれ、以来ずっと研究続けているそうです。

これがそのガルガル!実物を持ってきてくれました。
原田さんが持ってきてくれたガルガル

ガルガルはチリとアルゼンチンのみに生息するキノコで
学名は”Grifola gargal” 。(Grifolaとはマイタケ属のこと指すらしい)

最大の特徴はその匂いで、甘い「杏仁」の香りがします。

岩出菌学研究所では2003年から研究を始めて
2006年に世界で初めてガルガルの人工栽培に成功。

野生のガルガル
野生のガルガルの写真

野生下では1~3kgとかなり大型になるキノコで
南極ブナ(ノトファグス)の原生林に自生。
樹木の根元付近に発生するマイタケとは違って
樹木のかなり高いところに発生するようです。

現地では美味しいキノコとして重宝され
日本に例えるならマツタケ的な存在で発生場所を知っていても
なかなか教えてくれない貴重なキノコだそうです。

ガルガルはシイタケの20~30倍にも相当する
豊富なビタミンDが含まれており、更にガルガルに特異的な
ガルガロールという
破骨細胞形成抑制物質を含むことから
骨粗鬆症の予防に良いとされています。

岩出菌学研究所ではこの特長を活かして
ガルガルをサプリメントとして商品化しています。

その名も『ガルガルガール』