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【 イベントレポート 】

カルカルの王道!サブカル オルタナ系面白プレゼン大会緊急開催!『第1回 カルカル プレゼンナイト~大人のオルタナ趣味プレゼン大会』ライブレポート(15.09/19開催)

2015年11月02日

【いんちきおもちゃ】

プレゼン2番手はいんちき番長。
アジアのインチキ玩具の収集&研究家です。

いんちき番長
いんちき番長

著書に『いんちきおもちゃ大図鑑』(社会評論社刊)
いんちきおもちゃ大図鑑

いんちき番長
「アジアの色々な玩具を語る上で、
インチキとニセモノの違いをまず理解しましょう!
よくインチキ商品とニセモノ(コピー商品)を
混同してしまっている人がいるんですけど、
インチキ商品とコピー商品は全く別物なんです!
今日はその辺りの解説をしたいと思います。」

例えば、カエルのような絵を描きます。

まぁ、カエル…ですね

カエル的な…

水面から顔を出しているカエルにしましょう。
…と、周りを水色で塗ったとたん…あれ?

なぜか別の”あるモノ”に見えてきてしまいます。

なんだろう、この既視感は…。

日本の国民的ネコ型ロボット…???
国民的ネコ型ロボット???

まさに”色のイタズラ”。

この心理的な現象を踏まえた上で、
中国で実際に販売されていた玩具を見てみましょう。

例えば、こちらの人形
いんちき玩具の例

カラーリングは確かに”それっぽい”のですが、形状的にはベアブリックやポストペットのモモに近く、意匠的にコピー商品と呼ぶにはちょっと遠い。このような玩具を”インチキ玩具と呼ぶそうです。アジアの玩具の世界で非常に面白いのが、このようなインチキ玩具が今度は”本物”として扱われて、そのコピー商品や新たなインチキ玩具が産み出されるケースがあること。中国の玩具屋さんでドラえもんっぽい玩具を見つけても、それを作った人達が実際に手本にしたのはドラえもんではないという可能性が高いという話。

”インチキ”が”本物”化した例
インチキのコピー

これはドラえもんを手本に作られたのではなく、
明らかに先の”例の人形”を元に作られています。

”本物のコピー品”ではなく、
”インチキのコピー品”であることがポイント!

同様にインチキ玩具のインチキ玩具も存在していて
もはや本物とは完全に別モノとなっています。

配色以外は完全に別モノ
インチキから生まれたインチキ

こちらは目が飛び出てしまったケース
インチキから生まれたインチキ2

私たちはアジアの玩具を総じて
「無許可で(劣化)コピーされたニセモノである」
と思いがちですが、こうやって並べてみると
「あれ?本物よりもむしろコッチに近いぞ!?」
という発見があり、アジアの玩具でありがちな
「どうしてこうなった?」の謎が少し解けた気がします。