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【 イベントレポート 】

祝!20回! 水族館プロデューサー中村元 presents 『中村元の超水族館ナイト2015春 ~第20回:常識はずして生き残れ!~』ライブレポート(15.2/21開催)

2015年03月06日

2.水族館・動物園も平均化!?

中村さん
「学校教育で行われているような平均化(常識化)が
水族館や動物園でも同じように起こってしまっている。」

その結果として、全国各地どこへいっても
同じような水族館、動物園ばかりになってしまっているという。
特にその傾向は動物園で顕著であるらしい。
そんな中、旭山動物園が行動展示という画期的な発明をして、
ブレイクスルーを果たして大ブームを巻き起こしたが
今度は他所の動物園が一斉に旭山動物園の真似を始めて
結局、また同じような動物園が出来上がっていくという悪循環…。

集客に苦労している水族館、動物園が
本気でお客さんを呼ぼうとするのであれば

中村さん
「まずは常識から外れなくちゃアカン!」

前例主義から脱却し、常識の枠を外す勇気が必要。

サンシャイン水族館の屋上部分にある
アクアリング(天空のアシカ)などは
常識のはずれの発想から生まれた代表例と言える。

3.流行りの「体験学習」だが…?

バックヤードツアーや体験学習を行う水族館が
ここ数年間で急激に増えたような気がする。
他所がやっているからウチもやろう…。
これも中村さんの言う「平均化」と言えるだろうか。

中村さん(客席に向かって)
「バックヤードツアーなんておもしろいか?」

客席からは「おもしろい!」との声が返る。

中村さん
「まぁ、確かにバックヤードツアーはおもしろいやろな。
でも、それは水族館のおもしろさとはちょっと違うんや。
スカートめくりみたいなもので隠されているから見たい、
普段見えない部分だから見て面白いというだけの話や!」

中村さん

「ディズニーランドがバックヤードを見せると思うか?
絶対に見せるワケがない。だって夢が壊れるもん!
水族館は展示を魅せるところなのだから表で勝負せいや!」

なるほど!これは説得力がある!

中村さん「バックヤードツアーやっている場合ちゃうで!」
水族館の体験学習について語る中村さん

最近流行りの体験学習についても、
「顕微鏡で観察してみましょう」、「生き物に触ってみましょう」
「クラゲの一生を学びましょう」…等々、
どの水族館もだいたい同じような内容で、
単なる理科の授業になってしまっていると指摘。

もちろん理科が特別好きな子に学校や塾では経験できない
学びの場を与えてあげるという点では非常に良いことなので、
全てを否定するわけではないと前置きした上で、

中村さん
「だけど、せっかく水族館でやるのだから
もっと他にやりようがあると思うんだよね!」