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【 イベントレポート 】

水族館プロデューサー中村元 presents 『中村元の超水族館ナイト 2014年夏 ~人生は海獣から学んだ~』ライブレポート(14/06/15開催)

2014年06月24日

【前半の部】


1.アシカショーのあるべき姿とは?

前半は中村さんとテリーさんによる超水族館トークです。
前述の通り30年前は鳥羽水族館のアシカトレーナーだった中村さん。

当時のアシカショーにはどの水族館にもほぼ共通した
”お決まりのパターン”みたいなものが存在していたそうです。
代表的なものとしては、例えば…

・20mぐらい離れた台にアシカを立たせて
トレーナーは腕にかけた沢山の輪を連続で投げていく
(少なくとも2本は空中に浮いているのが望ましいとされた)

・アシカとネット越しに5m離れてバレーボールのラリーをする …等々。

中村さん
「でも、よく考えてみてください。輪っかを連続で投げるのって、
それはアシカショー違うやん。トレーナーのショーやん!」

確かに…。(笑)

中村さん
「それにボール投げが苦手なアシカも実は結構沢山います。
だってアシカは海でボール投げなんてしていなからね!」

中村さんは当時からアシカショーの”あるべき姿”とは
「アシカってこんなに凄いんだぞ!」というものを
お客さんに見て知ってもらうことだと考えていたそうです。
決してトレーナー自身のスゴ技を見せる場ではないし、
アシカが本来苦手とするボール投げを無理にやらせるのも違う…と。

では、中村さんはどのようなアシカショーを行っていたのか?

中村さん
「トレーナーはひたすらドジな兄ちゃんを演じるんや!」

例えば、輪投げをするのですが、
中村さんは途中でワザとコントロールを外して変なところに投げます。
するとアシカが台からスルスルっと降りてきて、
その輪っかを自分で拾って首にかけて台に戻って行きます。
それを見たお客さんは皆、大笑いしながら
「あの兄ちゃんはアカンなぁ。でもアシカ偉いなぁ!凄いなぁ!」
と言いながら帰っていくそうです。
アシカの凄さがちゃんと伝わっています。中村さんの狙い通りです。