【 イベントレポート 】
かなざわ珈琲 presents 『かなざわ珈琲 お台場店オープン! ~噂のあの珈琲の入れ方、あの愉しみ方~』ライブレポート(13.06/15開催)
2013年07月11日
【前半の部:昭和の喫茶店文化】
1)昭和の喫茶店
喫茶店は今も昔も「憩いの場」として親しまれていますが、
昭和時代の喫茶店は今とはまだ違った重要性を持っていました。
金澤さん
「なにしろ携帯電話なんてなかった時代です。
何をするにも待ち合わせはほぼ100%喫茶店でした。」
当時は電話でのお客さんの呼び出しや取次ぎ、伝言等は
喫茶店の重要な”日常業務”だったそうで、
現代におけるインターネットを使うのと同じような感覚で
誰もがお気に入りの喫茶店に頻繁に足を運んでいました。
金澤さん
「喫茶店は今で言う携帯電話会社の役割や
プロバイダの役割を果たしていたと言えますね!」
喫茶店は庶民を支えるオアシス的な場所であり、
人と人との円滑なコミュニケーションを支えていました。
お店のマスターの存在感も今よりずっと大きかったそうです。
電話をかけるために喫茶店に行っていた時代。
店内にはピンクの電話、黒電話だけでなくに電話ボックスもあった。
金澤さんは自分が行った喫茶店の記録として
喫茶店のマッチを集めていたそうです。
マッチのラベル紙にメモを取ったりなどもよく行われていました。