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【 イベントレポート 】

ミクシィ「間取り図大好きコミュニティ」presents 『真昼の間取り図ナイト~間取り図大好き!出版記念』ライブレポート(13.3/17開催)

2013年05月06日

【マンションポエム/大山さん】

間取り図ナイトでは毎回、団地マニアの大山さんが
不動産や建築物に関するミニプレゼンを行っていくれている。

今回のテーマはマンションポエム

マンションポエムとは高級分譲マンションなどの広告に見られる
高級感やそこでのライフスタイルなどをイメージさせる謳い文句。

例えば

・洗練の高台に、上質がそびえる。
・橋を渡る。時を忘れる。熟成された深みを愛でる。中央区月島。
・人生に南麻布という、贈り物。
・住むための、上野。
・閑静なる丘、刻を紡ぐ邸。
・桜咲く緑道と公園を抱く陽光のレジデンス。
・都心にあって喧騒の遥か。川辺の安らぎに抱かれた、悠久の邸。

…等々

マンションポエムを解説する大山さん
マンションポエムを解説する大山さん

なぜ大山さんがマンションポエムを集め始めたか?
それはその時代その時代で団地の名前が異なることに端を発する。

70年代までは「~~団地」、「~~住宅」が一般的だったが、
80年代ぐらいから「ハイツ」、「エステート」などの名称が多くなり
90年代に入ると「ヴェッセル」、「ラ・ヴェール」など
急激に「ウ」に濁点を付けたがる傾向が出てきたらしい。

大山さんは団地は”インフラ”、マンションは”商品”と
両者の違いを解釈しているそうだが、
マンションの商品性が最も現れているのが
今回のテーマでもあるマンションポエムなのだそうだ。

マンションポエムの特徴
マンションポエム基礎

その他にも「地元の文化人が愛した」「~~を奏でる」系など
非常に特徴的な表現技法が使われることが多い。
また、必ず句点で終わっているのも大きな特徴の一つ。

大山さん
「句点で終わるのはマンションポエムの方が
モーニング娘より10年以上早いです。」

都心や高級住宅地のマンションは
ブルジョワなイメージてんこ盛りのマンションポエムが多いが
少し都心を外れると地名推しになる傾向もある。

うれしさと ゆたかさと 新三郷。
地名推しマンションポエム

新発見、新小岩、新生活。
地名推しマンションポエム

マンションポエムのもう一つの読みどころとして
抽象的な表現が広告表現として不適切と指摘されないように
脚注をつけて解説を加えている部分があるが
ここをしっかり読むと実はかなり楽しめる内容になっている。

「東京を頂く。」の横に小さな脚注があれば…
マンションポエムの脚注に注目

その脚注に対する説明が記載されている
脚注部分の紹介

別のマンションポエムの脚注
別のマンションポエムの脚注部分

マンションポエムの脚注まで読んでいる人はなかなかいないと思われるが、
今回大山さんが紹介してくれた脚注の説明文は想像以上に面白かった。
今後はマンションの広告を見かけたら注目してみたいと思う。