The さかさ座 presents 回文師の世界一を競い合う世界初の回文トーナメント開催決定!『第1回 回文キングバトルトーナメント!! ~お台場に猛者混戦!!全戦濃さも2倍だお☆(おだいばにもさこんせんぜんせんこさもにばいだお)~』ライブレポート(13.3/24開催)
2013年04月21日
混沌たる言葉の世界。
多くの言葉が発せられては流れて行くこの時代において
その縮図とも言える電脳世界があった。
それは「Twitter」。
そんな混沌たる言葉の魔界に
1つの”秩序”を見出す者たちが現れた。
前から読んでも後ろから読んでも同じ言葉を放つ…。
そう、彼らこそが言葉の世界を席巻する『回文師』だ。
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インターネット(特にTwitter)を眺めている時に
ふと「回文」を目にして「おっ!?」と思ったことはありませんか?
回文とは「竹やぶ焼けた(たけやぶやけた)」に代表されるような
前から読んでも後ろから読んでも同じ意味になる文のことですが、
中に長文且つ非常に複雑な構造を持った回文もあり
「どうやって作っているのだろう!?」としばしば驚かされます。
そんな「回文」を極めるべく日々研鑽を積み、
世に名作を放ち続けている敏腕回文師達がお台場に集い、
その妙技を競う「回文キングバトル」がカルカルで注目の初開催!
ナンバーワン回文師を決めるトーナメント戦の他、
回文初心者でも15分後には回文川柳が作れてしまうワークショップ、
回文パフォーマンス(回文ライブ)なども行われ、
回文師、回文ファン大集結で大いに盛り上がりました。
第1回 『回文キングバトルトーナメント!!』
~お台場に猛者混戦!!全戦濃さも2倍だお☆
(おだいばにもさこんせんぜんせんこさもにばいだお)
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【回文メニュー】
カルカル名物でもあるイベント限定メニュー。
この日は”回文ドリンク&フード”が用意されました。
どのメニューも”回文”となっているので
前から読んでも後ろから読んでも同じものが注文できます。
別にどこも結露はしていない普通のコロッケでしたが
回文であることが重要なので細かいことは気にしない。(笑)
「回文の里」と呼ばれる作並温泉の方も駆け付けてくれました。
生涯に一千余もの回文を作り人々を楽しませたという
三重県出身の廻文師、仙代庵(1796~1869)が
幕末の仙台にて作並の美しさを詠んだ回文を沢山作ったことから
作並温泉は古くから「回文の里」と呼ばれているそうです。