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【 イベントレポート 】

水族館プロデューサー中村元 presents 『中村元の超水族館ナイト2013年冬 ~水族珍…珍にあふれた水族館~』ライブレポート(13.2/24開催)

2013年03月28日

【前半の部】

1)水族珍とは…?

中村さんは超水族館ナイトの度に
「水族館は科学系博物館になってはダメだ!」
との持論を繰り返しています。
事実、水族館の解説パネルは全く読まれていません。

中村さんとミストラルさんの新著『水族館で珍に会う』
水族館で会うことができる珍しい生き物や不思議な生き物を
中村さんが撮りためた美しい写真とともに紹介した本ですが、
水族館の解説パネルにありがちな無駄に科学的で
読む気力も削がれるような小難しい文章の羅列ではなく、
海の中のちょっとしたトリビアであったり、
我々人間の生活との意外な関わり合いであったり、
生き物のことを全く知らない読者であっても
気軽に楽しんでもらえるような読み物を目指したそうです。

「珍」という言葉の響きから、
”珍奇”な生き物、”珍妙”な生き物を想像しがちですが
中村さんが言う「珍」とはもっと根本的な意味での「珍」であって、
言うなれば珍宝(珍しくて尊い宝のようなもの)のことを指します。

中村さん曰く
「そもそも水族館で生きている魚を見ること、
それ自体が実はもの凄く珍なことなんです!」

つまり、

水族館という場所・空間自体が”珍”である! と。

中村さん(ニヤリとしながら)
「その珍がいっぱい見られる素晴らしい水族館が
最近、北の方にできらしいなぁ~!!」

もちろんそれは中村さんがプロデュースを手掛け、
昨年7月に衝撃のリニューアルオープンを遂げた
北海道北見市の『おんねゆ・山の水族館』のこと!

リニューアルと言っても超ビンボー予算しかなく、
常識的には無謀と思われていたもの。
しかし、豊富な地下水や、人も魚も美肌に育つ魔法の温泉水、
さらに地元の基幹産業である林業(木材)など
あらゆるリソースを活かして大胆なリニューアルを敢行。

中村マジックにより大きく生まれ変わった「山の水族館」は
冬は氷点下20度を下回るという厳しい立地条件ながら
オープンから僅か7ヶ月で既に17万人を突破!
過去の年間入場者数は2万人足らずだったことを考えると
とんでもない数字であることが分かります。
さすが中村さん、また新たな伝説を作ってしまったようで。

では、その中村さんプロデュース!
「山の水族館」が誇る”水族珍”を見ていきましょう。