超人気「駄目な文房具ナイト」番外編!話題騒然あの伝説のボールペン48本人気投票「OKB48(お気に入りボールペン48本)」お台場再集結!来場者全員握手会(試し書き)付き 『駄目な文房具ナイト meets OKB48(お気に入りボールペン48本) 大握手会!!』(12.1/9開催)
2012年01月25日
昨年、ムック『すごい文房具リターンズ』誌上において
選抜された48種類のボールペンの人気投票を行い、
その結果を大々的に発表するという特集記事が組まれた。
題して…
「OKB(お気に入りボールペン)48選抜総選挙
~紙に誓ってガチです~」
書きやすさ、握りやすさ、インクの色艶、インクののり、
インクのニオイ(?)、コストパフォーマンス、デザイン、
その他個人的な思い入れ等々、総合的に判断して
各自のイチオシのボールペン(推しペン)を投票!
某アイドルグループ同様に順位付けを行うというものだ。
総選挙を終えたOKB48のメンバー全員が
この度、感謝の意を込めてお台場に上陸!
カルカルで大握手(試し書き)会の開催となった。
そして、総選挙の結果を大総括…。
さあ、時代は
「会えるアイドル」から「会えるボールペン」へ!!
あなたの筆箱のセンターを決めろ!!
補足説明>>
本イベントは2011年10月発売のムック
『すごい文房具リターンズ』の誌上特集を基に
カルカルの超人気イベント『駄目な文房具ナイト』が
番外編として企画・開催したものです。
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【出演者紹介】
まず、『駄目な文房具ナイト』でおなじみの
文房具トークユニット、「ブングジャム」の3人!
続いて、今回のイベントの仕掛け人のお二人!
岩崎氏は『すごい文房具リターンズ』の編集長。
今回はOKB48の劇場支配人という設定。
古川氏は放送作家。
OKB48の総合プロデューサーとして司会進行を務める。
そして我等が…
OKB48(お気に入りボールペン48本)!!!!
(みなさん、ついてきていますか…?)
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【前説】
OKB48=お気に入りボールペン48本
この時点で「何を言っているんだ、この人たちは…」と
ドン引きしている方も多いのではないかと思う。
そんな方々にはまずこの前説を理解して頂きたい。
ボールペンはアイドルであり、OKBはAKBなのだ!
1)AKBとOKBはこんなに似ている!
最初にOKB48総合プロデューサーの古川氏から
「OKB48とは何か?」、「OKB48総選挙とは何か」
についての説明が行われた。
古川氏「まず名前が似ているでしょ!」
”AKB”と”OKB”。うむ、確かに似ている!
(「似せたんだろ!」というツッコミは全力でスルーします)
古川氏「総合Pが放送作家という点も似ている!(収入以外は)」
古川氏
「このようにAKB48と非常に似ているOKB48ですが、
AKBにセンターを決める総選挙があるように
OKBでもセンターを決める総選挙やることになりました!」
2)総合プロデューサー=古川耕とは?
前述の通り古川氏はOKB48総合プロデューサー。
つまりOKB48の「産みの親」である。
ボールペンは世の中に星の数ほど存在する。
その中からこのたび古川氏のお眼鏡にかなった48本が
OKB48のオリジナルメンバーとして選出された。
古川氏
「今回は黒髪限定(黒色ボールペンのみ)で、
同一ブランドのボール径違いやバリエーション違いは
とりあえず無視して代表的な1つを取り上げました。
なお、3色ボールペンは既存のユニットとみなして
今回のメンバー選びからは除外しています。」
こうして誕生したのが 『OKB48』 だ!
3)OKB48総選挙のシステム
OKB48総選挙の投票は以下のように行われた。
・Web投票…1014票
・握手会(試し書き会)…67票、
・街頭投票投票…34票
街頭調査は世代的な偏りを排除するため
「巣鴨」と「原宿」で行われた。(極端すぎる:笑)
握手会は実際にメンバー48本全てについて
試し書きを行ってもらった上での投票のため
係数をかけてポイントに厚みをもたせている。
ここに文房具に精通した有識者の意見を加えて
最終的な投票結果を算出し、
『すごい文房具リターンズ』誌上での結果発表となった。
今回のイベントは総選挙の結果を振り返りながら
投票の際にファンに記入してもらった
”推しメン(推しペン)への熱い想い”などを紹介していく。
(もう一度確認しますが、みなさんついてきてますか?)
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【10分で分かるボールペン講座】
古川氏の前節が終わったところで
OK48Bの魅力をより深く理解するために
ここで文具王・高畑氏によるボールペン講座が行われた。
1)ボールペンの種類について
ボールペンにはいくつかの種類があるが
すぐに思いつくのが「油性」、「水性」、「ゲル」の3タイプ。
最も歴史が長く、普及しているのが
上の写真のスライドにある油性ボールペンである。
比較的粘度い油性インクがボールが回転することによって
引っ張り出されて紙に転写される仕組みとなっている。
水性ボールペンは水ベースの粘度の低いインクが
毛細管現象によって紙面へと運ばれる。
サラサラとした書き味、発色の鮮やかさが特長だ。
近年、大きく普及したゲルインクボールペンは
油性インクと水性インクの「いいとこどり」をしたモノ。
高粘度のゲルインクがボールの回転により応力を受けると
粘度が大きく低下する特性を利用している。
普段は油性インクのような高粘度状態で保持されるが、
筆写時には水性インクのような低粘度状態になる。
紙面に転写されたインクは再び高粘度に戻って定着される。
色材の自由度が高くカラーバリエーションも非常に豊富。
この他にも油性インクに大幅な改良を施し、
滑らかな書き味を実現した低粘度インクボールペンや
油性インクと水性インクを乳化剤によって混合した
エマルジョンインクボールペンなどが開発されている。
それと、ボールペン界に革命を起こした…
マイクロカプセルに発色剤(ロイコ染料)と
顕色剤(発色剤と反応して呈色させる)の他に
これらの結合状態を制御する変色温度調整剤を添加している。
これによって熱(65度以上)でインクが透明化するようになる。
(インクが消えるのではなく色が消えるということ)
摩擦熱を効率的に与えてあげれば
フリクションボールペンの文字はよりキレイに消せる。
そこで、文具王おススメのアイテムがコチラ(↓)!
きだて氏も絶賛
「これ、ムチャクチャきれいに消せます!感動しました」
フリクションボールペンを愛用されている方、
是非、試してみては…?
なお、フリクションインクの変色は可逆反応なので
-20度以下の環境に晒すと逆に書いた文字が復活してしまう。
以上はインクの性質に着目した分類であって
機械的な構造に着目しても加圧式ボールペンをはじめ
様々な技術が開発・実用化されている。
2)ボールペンの歴史
ボールペンの仕組み自体は1884年に発明されたが
実用化には程遠く、実際に製品化されたのは1940年。
日本で初めてボールペンが開発されたのは1949年。
ボールペンの歴史は実は結構浅いと言える。
しかし、その普及は爆発的で2008年の時点で
年間13億5400万本の生産量を誇る。
(ちなみにシャープペンシルは1億7000万本)
パソコンの普及で紙を使わなくなったとは言われるが、
統計上、市場はまだまだ拡大傾向を堅持している。
3)ボールペンの凄さ
文具王・高畑氏
「ボールペンって実は凄いんですよ!!」
ボール径0.5mmのボールペンを想定したととき
ボールが1周した時の長さは1.57mm。
50cmの線分を1秒でひいたと仮定すると1秒間に318回転。
1分間当たりの回転数に換算すると、なんと…、、、
19,108rpm(約2万回転!!)
これはF1のレギュレーションのエンジン規定で定められた
1万9000回転とほぼ同じ驚異的な数字に相当する。
ペン先にかかる筆圧もとんでもない。
ボール径0.5mmのボールペンが筆圧1kgに耐えるとすると
1平方メートル当たり637tの重量となる。
さらに…
同じブランドのボールペンでも
ボール径の異なるものが数種類売られているが、
これをミクロの世界でみるとかなり凄いこと分かる。
メーカーはボール径に合わせてインクの材料物性や
色材濃度などを調整しているが、
これだけ大きさの異なるものにマッチングさせるには
非常に大きな努力をしていることになる。
ボールペンは我々が思っているよりも
遥かに機械的、物理的、化学的にハイテクな世界なのだ!
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【OKB48大握手会】
ボールペンの基礎知識を吸収したところで
開場から1時間半かけて行われた
”大握手会(試し書き会)”の様子をご覧頂こう。
48本全てと握手をして書き味をチェック!
自分の「推しペン」を真剣な眼差しで見極めていく。
滑らかボールペンでボールペンの歴史を変えた。
”圧勝”で筆箱センターの座を射止めた。
総選挙2位=フリクションボール
(チームP:パイロットコーポレーション所属)
ボールペン界の革命児!
摩擦熱で透明になるので書き直し自由!
握った具合も非常に良く、握手会場でも順番待ちの人気。
油性インクと水性インクのハーフ、エマルジョンインク採用。
「しっかり」と「なめらか」に書ける実力派。
玄人筋から高評価を集めて上位に食い込む。
ジェットストリームに真っ向勝負!
”世界一のなめらかさ”を謳うビクーニャインキを搭載。
総選挙35位=エアプレス(トンボ)
(チームE:国内その他メーカー 所属)
ノック式加圧ボールペン。
上向き筆記でもカスレないガテンな元気娘!
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Special Thanks:
ここまでのハンドモデルは”まほまほさん”でした。
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総選挙26位=849コレクション(カランダッシュ)
(チームW:海外メーカー所属←JKT48的扱い?)
スイス出身。六角形ボディが特徴。
ノック音が静かで適度な重量感も良い。
イラストレーターのべつやくれいさんも握手会に来場!
プロの厳しい眼差しで1本1本その書き味を比べていた。
べつやくさん「宇宙的な線が描けるわ!」
(注:台詞はライターの勝手な想像です)
/*—–
手タレご協力感謝です m(_ _)m >べつやくれい様
—–*/
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【総選挙結果発表⇒48位~30位】
さて、前置きが大変長くなってしまったが
ここからスライドを使った総選挙結果の総括へ。
まずは48位から30位まで!
…と、その前に!
”総選挙結果の発表の流れ”を紹介しておきたい。
基本的には古川氏が進行役を務め、
ブングジャムの3人がボールペンに対する解説を行う。
岩崎氏は不規則に
「AKB48に例えると○○みたいだ!」
というコメントを発するアイドルオタク役。(笑)
実例を示そう!
1)古川氏が順位とボールペン名を発表!
(48位:三菱鉛筆 VERY楽ボ)
ペン先の構造的な特徴や
試し書きの筆跡からインクのカスレ具合や
トメやハネの美しさなどを確認することができる。
これらを踏まえて3)ブングジャムが解説を行い…
この流れをメンバー48本全てについて繰り返していく!
もう一つ、密かに注目してほしい部分がある。
実はここに文具王が”小ネタ”を仕込んでいた。
例えば…、
これは48位の三菱鉛筆「楽ボ」の試し書きだが
書かれている文章は「落語」の説明である。
このように文具王はダジャレをメンバー48本分用意して、
スライドに反映させていたのだ。
文具王・高畑氏
「コレ、寝ないで丸2日間かかりました…」
そりゃそうだろう…。(ご苦労さま!)
文具王の引っかけ芸はイベントの流れとは直接関係のない
お飾り的な要素の強い部分ではあるのだが、
イベント終了後にTwitterのタイムラインを覗くと
「文具王が試し書きのネタ元を知りたい!」
という声がたくさん見受けられたので、
私が把握している範囲内となってしまうが、
以下、文具王のコネタも併せて紹介していきたい。
48本全ての順位をここで紹介したいのは山々だが、
ライターが重労働で死んでしまうので(すみません)
失礼ながらいくつか抜粋する形とさせていただきたい。
詳しい結果を知りたい方は
ムック『すごい文房具リターンズ』をお買い求めください!
では、順位を追っていこう!
メンバー最高齢1954年生まれ。
アイドルというにはちょっとアレな年齢だが
いつまでも美しくいられるのもアイドルの証。
「伝統を感じる」(23歳・男性)
ボールペン全体がクリップとなっていて
普段は書類などを挟むことができる。
「全面クリップ斬新なアイデアが素晴らしい。
持ってみて、意外と(失礼!)握りやすく
書きやすかったのでビックリ」(31歳・男性)
私も握手会で「あれっ!」と思った握りやすさ。
ペン本来の役割を邪魔せずに機能を付加している。
「ジョッタ―に挟んで常に携帯。
ジーンズのポケットから出した瞬間にすぐに筆記開始。
紙をジェダイとすればまさにこれはフォースのような存在。
不可分にして唯一の存在」(33歳・男性)
なんだか良くわからないが(笑)
とりあえず熱い気持ちは伝わってくる。
事務用品の定番中の定番!
「Simple is BEST!」(28歳・男性)
「野暮ったい外見に反して洗練された書き味。
ダイヤの原石感がステキです。」(28歳・男性)
私も実は愛用中。見た目が確かにちょっとアレなので
選抜メンバーによるユニット(筆箱に入れる筆記具)には
なかなか起用できずにいるが、自宅では主力級の主力で
毎日頑張ってくれている。太軸で低粘度。書きやすい。
岩崎氏
「AKB48で34位は佐藤すみれという
前山田健一氏が推している次世代アイドル。
だからこれから来ますよ!上がりますよ!」
/*— カッコ内は文具王のコネタ —*/
48位:三菱鉛筆
VERY楽ボ(落語)
46位タイ:スタビロ
バイオニックローラーワーカーローラーボール
(地球最強の美女バイオニック・ジェミー)
46位タイ:三菱鉛筆
ユニボール・アイ(福原愛)
45位:ゼブラ
アルべスピールト(ガルべス)
44位:ファーバーカステル
エモーションボールペン(REAL EMOTION)
43位:OHTO
ジーフィットスレンダー(スレンダーフィット)
42位:OHTO
ニードルポイント PIENI(Candle Hune)
40位タイ:パーカー
ジョッタ―スペシャル(アロイシャス・パーカー)
40位タイ:トンボ
ONBOOK(おんぶおばけ)
39位:サンスター文具
バインダーボール(ビジンダ―)
38位:ゼブラ
ニューハード(ニューハーフ)
37位:ゼブラ
ラバー80(ラバ)
36位:ぺんてる
スリッチ(リロ・アンド・スティッチ)
35位:三菱鉛筆
ユニ α-gel(妖怪人間べム)
34位:プラチナ萬年筆
オ・レーヌ(ラ・セーヌの星)
31位タイ:ゼブラ
ダブルクリップ(ダブリン)
31位タイ:パイロット
G-NOCK(横山ノック)
31位タイ:三菱鉛筆
No.460 証券細字用(萩原健一)
30位:パイロット
マルチボール(マルチ商法)
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【総選挙結果発表⇒29位~11位】
世界初のゲルインキボールペン!
「コストパフォーマンスが最高。
軸がまっすぐで持ちやすく何本か並べたときに
きれいだと思う。」(34歳・男性)
複数色のボールペンを持ち歩く人は
同一ブランドのボールペンで揃える人が多いのでは?
そんな人には並べたときの美しさも重要な決め手となる。
軸の本体に凹凸が殆どないので並べやすい。
超極太1.6mm!!
文字を書くときに「ヌチッ!」と音がする独特の書き味。
ボールの大きさがハンパない!
(文具王の小ネタはスーパー戦隊シリーズ)
「なめらかな書き心地。ダイナミックに文字が書ける。
太くて力強い感じが好き[E:heart01]」(31歳・女性)
ボールペンにちょっと嫉妬してしまった。(汗)
「超極太1.6mmは魅惑の世界です。
何に使えるかというより書くを味わうものです!」(31歳・男性)
みんなコメントがどうかしている…。
でも、書くのが気持良いというのは分かる気がする。
岩崎氏
「極太なので眉毛がくっくりの前田亜美かな…(ボソッ)」
岩崎氏
「河西知美だ…(ボソッ)」
「これぞボールペン!な雑な感じがたまらんです。
芯を引っ込めるオレンジのポッチ。
なんて楽しいものがついているんだろう!
暇さえあれば何度だって押していたい。
ボディの空洞感、そこに響き渡るカチッという音、
野性味を感じずにはどうしてもいられない。
思わずギュッと握りしめて紙が破けるほどに
力強く書きなぐりたい!」(29歳・女性)
ものすごい”S”なコメントにちょっとドキドキ…。
「カチッ!」と「空洞感」、この2つのキーワードに
このボールペンの全てが集約されていると言える。
そして、なんと言ってもコレ(↓)だろう!
書くより「飛ばすツール」といった感じ。
水性インキの大ベテラン。
樹脂製のペン先を持った独特且つ強烈な個性が魅力。
他のボールペンと全然違う表情をしている
(文具王の小ネタはボール/ガンダムシリーズ)
サインペンに近い筆跡になる傾向有り。
「その味わい、タフでマッチョ!
その豪快な書き味が日本特有の繊細で
エレガントなボールペンの発想をあざわらうかのごとき。
今とは別の思想でできた最後の恐竜…/略」(34歳・男性)
/*— カッコ内は文具王のコネタです —*/
29位:サクラクレパス
ボールサイン 80(サクラ)
28位:ゼブラ
ジムノック(ジム/ガンダムシリーズ)
27位:三菱鉛筆
ピュアモルト(ピュアモルトとシングルモルトの違い)
26位:カランダッシュ
849 コレクション(ザ!鉄腕ダッシュ!!)
25位:ぺんてる
ハイパーG(未調査m(_ _)m )
24位:パイロット
スーパーグリップ(スーパー戦隊シリーズ)
23位:三菱鉛筆
BOXY(牧師)
22位:パイロット
タウンフォース(ダウンフォース)
21位:ぺんてる
ハイブリット(未調査m(_ _)m)
20位:ラミー
ノト(能登)
19位:パイロット
レックスグリップ(ティラノサウルス)
18位:トンボ
エアプレス(未調査m(_ _)m)
17位:ステッドラ―
トリプラスローラー(トリケラトプス)
16位:ぺんてる
ボールPentel B100(ボール/ガンダムシリーズ)
15位:ぺんてる
ビクーニャ(ビクーニャ)
14位:三菱鉛筆
パワータンク(未調査m(_ _)m)
13位:BIC
オレンジDC(ORENGE RENGE)
12位:パイロット
Opt(未調査m(_ _)m)
11位:ラミー
サファリローラーボール(富士サファリパークのテーマ)
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【総選挙結果発表⇒10位~1位】
文具王が推しペン第1位に選んだのがコレ!
文具王・高畑氏
「筆圧がほとんどいらない。黒く濃く書ける。ストレスフリー!」
「とにかくいつでもどんなときでも
0.01秒でインクが出てくる絶対的な信頼感。
そしてこれ以上の黒はないってほどの黒インクが
ササーーーッと出てくる安心感。
この2つでVコーンを超えるボールペンに
出会ったことは未だにない。」(28歳・男性)
握手会に限れば第1位に迫る勢いを見せたボールペン。
「某中古服屋でバイトをしています。」
お客様に個人情報をご記入していただ時に使用しており
その際、「書きやすいわね」と高確率でお褒めの言葉を
いただいております。」(21歳・女性)
ボールペンも立派なコミュニケーションツールだ。
それとこんな意見(↓)も…。
インクの匂いを推しペンの選考理由に挙げているは意外といて、
会場にもインクの匂いを気にする方がチラホラ見受けられた。
マスター・キートンという漫画の中で
サインペンに含有する成分で蛾を誘引する話があったが
ボールペンのインクの中に人間の本能に対して
グッと訴えるものがひょっとしたらあるもかもしれない。
ニードルタイプの王様!カリカリボールペンの最高峰!
(文具王の小ネタは多摩テック)
「元祖スリム系で学生時代からお世話になっている。
カリカリとしたシャープな書き味は
眼鏡系学級委員長の貫録」(32歳・男性)
私もこれまでにたくさん購入しているボールペン。
ただ、筆圧が強すぎるのでペン先を曲げてしまいがち。(苦笑)
繊細な力加減で繊細な文字を書く人向き。
やはり消せる安心感は強大!
文字の濃さなども実用十分なレベルに到達し、
さらにノック式になって大ブレイク!
きだて氏と他氏が強く1位に推す。
他故氏
「カラーで書いて消せることが大きい。ノック式になって完成形!」
きだて氏
「コレ以外使えない。永遠のセンター!」
「文房具界のiPhone!」(35歳・男性)
「人生長く生きていると消したい過去もある」(32歳・男性)
そして第1位は…!!
他を寄せ付けず圧勝!
岩崎氏「ジェッちゃん。前田ジェッツ子…♪」
岩崎氏のコメントがいちいち鬱陶しい(笑)が、
岩崎氏はこのペンの書き味に衝撃を受けて
『すごい文房具』というムックの発行に至った経緯がある。
岩崎氏が前田ジェッちゃんに出会わなかったら
ムックも今日のイベントも存在しなかったのである。
そういった意味では確かに「前田ジェッ子万歳!」だ。
書き味が滑らかすぎるせいかコメントも上滑り気味(笑)。
「今までしっかりと考えたことがなかった
なめらかさという概念に気づかせてくれたあの初体験が
忘れられない」(25歳・男性)
私もこのペンは初めて持ったときには
「おおっ!何これ!」という衝撃を覚えた記憶がある。
それぐらい圧倒的な存在感を放っている。
女性ユーザーもジェットストリームの魅力にメロメロな様子。
「安野モヨコさんの漫画に
”男で開いた穴は男でしか埋まらない”
という名言があります。
一度ジェットストリームを知ってしまったらその快楽は
ジェットストリームでしか埋められない!!」(32歳・女性)
「カ・イ・カ・ン」(24歳・女性)
以上で選挙結果の発表が終了。
第1回OKB48総選挙は三菱鉛筆のジェットストリームが
大方の予想通りの圧勝劇となった。
今後もジェットストリームのセンターはゆるがないと思われるが
AKB48の歴史に照らし合わせてみれば、
岩崎氏「センター交代は十分にある!」
とのことで、今後のセンター争いが非常に楽しみだ。
/*— カッコ内は文具王のコネタです —*/
10位:パイロット
アクロボール(未調査m(_ _)m)
9位:パイロット
Vコーン(コーン)
8位:ぺんてる
エナ―ジェル(えなりかずき)
7位:ゼブラ
スラリ(ぬらりひょん)
6位:パイロット
ドクターグリップ(ドクタースランプ)
5位:ゼブラ
サラサ(未調査m(_ _)m)
4位:三菱鉛筆
ユニボール シグノ(宇宙大帝ゴッドシグマ)
3位:パイロット
ハイテックC(多摩テック)
2位:パイロット
フリクションボール(大リーグボール)
1位:三菱鉛筆
ジェットストリーム(ジェットストリームアタック)
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【余興】
古川氏のOKB48に負けじと、
きだて氏もボールペンユニットをプロデュース!
その名も…
『いろものクローバーZ』
いろものクローバーZとは?
『駄目な文房具ナイト』において人々を魅了してやまない
数々のいろものボールペンの中から
きだて氏が厳選したボールペンユアイドルニットである。
しかも、「OKB48」と「AKB48」が似ているように
「いろものクローバーZ」と「ももいろクローバーZ」も
非常に似ているのだ!
そんなももいろクローバーZにそっくり(?)な
ボールペンアイドルユニット「いろものクローバーZ」の中から
きだて氏イチオシのメンバーの紹介が行われた。
要するに、
ミニ駄目な文房具ナイト(ボールペン編)だ。
ボタンを押すとパンチをするように
腕がシュッ!シュッ!と前に伸びるガジェット。
野性味溢れるワイルドなボールペンアイドルもいる。
そして、癒し系アイドル…!!
「いろものクローバーZ」にはまだまだ個性的なメンバーが多数。
今回紹介できなかったメンバーに関しては
今後の『駄目な文房具ナイト』の中でご覧いただければと思う。
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【まとめ】
ひと言にボールペンと言っても
それぞれに特色があり書き味も大きく異なる。
今回、48種類のボールペンを一挙に試し書きをして
初めて気づいたのだが、自分が思っている以上に
各ボールペンごとに大きな違いが存在する。
これだけ明確な違いや特徴があるとなれば
仕事の効率などにも大きく影響してくると思われる。
これまであまり深く考えずにボールペンを買っていた人は
是非、文具店でOKB48達と直接握手をした上で
心から愛せるお気に入り1本を探してみてはどうだろう。
それにしても大いに盛り上がった。
ニコ生視聴者は最終的に3万4000人に到達。
もし次回総選挙がもし行われるとしたら
カルカルの下の会場(Zepp)でもできるんじゃないかな!?
(ライター・GAMA)