キャラ弁イベントレポート 08.06.12
2008年06月13日
もはやアートです。
女性のイベント担当が多いテリーです。昨日、雨の午前中、キャラ弁イベントが開催されました。1年前から出演して頂いたママさんたちと温めていた企画でした。ネットで話題のキャラ弁をライブで作るというカルカル的にはかなりど真ん中なイベントになりました。キャラ弁とは、キャラクターで作るお弁当のことです。
朝8時半入りです。
ありふれたいつもの素材が。
秘密の道具で。
あのキャラクターに変身パーンチ!
キャラ弁のキャラクター作りにかかせないのがこれらの道具。キャラ弁写真をよく見てもらえばわかるのですが、キャラの目、鼻、口などのパーツは、のりを切りぬいています。もちろん食材を切り抜いたりするときに欠かせないのです。秘密の道具ことデコ弁キットは、こちらをご覧下さい。
これは、なんのキャラ?!
ママのネイルも決まってます。
パソコンと炊飯器が並ぶイベントははじめてです。
キャラ弁は、子供への愛情の結晶。
食育がさけばれているご時世ですが、キャラ弁ママのひとりkaerenmamaさんのお子さんは、食に興味がなく弁当を食べなかったそう。食に興味をもってもらい、好き嫌いなく元気な子供になってほしいと、作りはじめたのがキャラ弁だったそう。キャラ弁にしてから、嫌いだった野菜も克服し、帰宅したら、「野菜食べたよ~。」って満面の笑顔で答えてくれたそうです。キャラ弁ママkomeguさんは、今では、お子さんといっしょにキャラ弁作りをしているのだそう。子供が、今日は、キティちゃん作る!と言って材料も選ぶとのこと。
子供とママだけのコミュニケーションにとどまらず、幼稚園の先生とママとの会話のきっかけにもなっているようです。弁当のふたを開ける瞬間は、ママは見れないですね。先生が、どんな風に食べていたかなど翌日ママに報告してくれるらしいのです。意外と、キャラ弁を恥ずかしがっていたり(他の子供と違うと恥ずかしいと思う。)することもあるようです。
リラックマのサンエックスさんから来場者への贈り物。ありがとうございました!
フランス人ジャーナリストの取材も受けました。(朝日新聞夕刊に掲載予定)
タレント記者会見の囲み取材のごとく。
ライブで作りました。完成!
レシピも大公開!
展示用にも作ってもらいました!
食べるのがもったいない!
見よ、この完成度の高さ!
主婦が食をエンターテイメントにしてしまいました。フランス人ジャーナリストからすると、これがクール・ジャパンだそうで、フランスには弁当を箱に入れる発想がないようです。キャラ弁は、世界に誇るママの毎日の奮闘記であって、アートであって、素晴らしい食育だと思う。
(追記)店長のシンスケが、ハンディカム回しながらマイクをママに向けている僕の姿を見て「お前は、村西監督か!」と、ひとり腹かかえて笑ってました。
(テリー植田)