2011年は世界一周のチャンス!12日間でも行ける!気楽に行こう!世界旅行の貴重な情報超満載!『世界一周ナイト!!~誰でも行ける世界一周!行った人と行きたい人の年末大会議&交流会!!』ライブレポート(10.12/19開催)
2011年01月02日
昨年すっかり旅の本にハマって以来、手当たり次第読みまくり、
旅トークイベントのような旅関連イベントにも足を運ぶようになったのですが、
旅行博へ行った時はあまりの人の多さに
「こんなにも旅行に行きたい人が多いのか!?」
と衝撃を受けたのを覚えている。
そして旅行に行きたい人なら誰しもが行ってみたいと思うのが世界一周・・・
「行ってみたいよなあ。けど・・・でも行ってみたい!」
そんな世界一周に行きたい人達のため、その背中を実際に行った人達が
あと押しするイベントがカルカルで開催されました!
さあ、世界一周経験者達が大いにその魅力を語ります!
世界一周ナイト!! ~誰でも行ける世界一周!
行った人と行きたい人の年末大会議&交流会!!
会場に今回のプレゼンター&世界一周経験者・せつはやとさんが
旅で集めた思い入れの品を持ってきてくれていたのですが、
その中でやけに分厚くボロボロな旅ノートが目に止まった。
旅日記かな、何が書かれているんだろうとノートを開いたら、
旅先で買い物した時のレシート、航空券、切符、コースター、
ティーパックの紙などがびっしりとノートに貼り付けてある!
なんとペットボトルのラベルまで!
旅を記録するのにそんな手があったとは・・・
ホテルのゴミ箱に捨ててる場合じゃなかった・・・
他のノートには小さな写真に自らが描いた絵も載っていたりして、
せつさんの旅ノートの素晴らしさに感動!
次回の旅からやってみよう。
開演直前、満席のカルカル。
旅トークイベントへ行くとやはり若いお客さんが多いですね。
そんな中、世界二周したという年配の方も・・・二周って凄いなあ。
19時開演!
一日一万世界一周・せつはやとさん
世界一周堂社長・角田直樹さん
世界一周航空券 Perfect Book 編集者・谷浩彰さん
世界一周デート・吉田友和さん松岡絵里さん夫妻
5名の世界一周経験者とお客さんとで世界一周ナイト、盛大に幕開けです!
●そもそも世界一周ってどういうこと?
さて本編ですが、その前に世界一周の定義を知っておきましょう。
世界一周航空券の世界一周の定義は、
太平洋と大西洋を各々1回のみ渡って出発地に戻ること(※世界一周堂HP参照)
世界一周と聞くとそれこそ世界中の国々を巡ると思いがちですが、
「日本 -> イギリス -> アメリカ -> 日本」でも世界一周になるんですねー
ということを踏まえて本編。
●世界一周旅行のチャンス到来!
まず最初に世界一周トークを披露するのは世界一周堂社長・角田直樹さん。
世界一周堂は2010年6月でなんと設立10周年を迎えました!
そこで角田さんは10周年の年、2010年に起きた10大ニュースを発表。
その中でも我々にも大きなインパクトのあったニュースは・・・
LCC(ローコストキャリア)! 格安航空会社が日本市場へ参入!
エアアジアで羽田-クアラルンプール間が片道5000円とか、
春秋航空で茨城-上海間が片道4000円とか、
海外旅行好きの間でリツイートが飛び交うなど、話題になっていました。
そして羽田空港国際化! これにより羽田からでも世界一周旅行が可能になりました!
個人的には成田が遠かったから羽田空港の国際化はとても嬉しい。
となると、あとはいつ行くかという話になるのですが、
外国のようにバカンスのない日本人でも行ける時期があるじゃないですか。
そう、春と秋のゴールデンウイーク!
角田さん 「世界一周旅行のチャンスは2回あるんです!」
そう聞いた途端、もう真剣にプランニングを始めるお客さんも・・・
そんな気の早いお客さんのため、角田さんがオススメするプランの一つが、
オクトーバーフェスト!
日本でも毎年各地で行われていて、私も日比谷や赤レンガのイベントに
よく行くのですが、やはり本場へ行ってみたい!
ドイツのソーセージをかじりながら、ビールをぐいぐい飲み干したい!
他、GW以外でリオのカーニバルやスペインのトマト祭りもオススメと言う。
海外のお祭りは行きたいのが多すぎる・・・
そしてもう一つ、BIGな旅行が2011年に可能になったんです! それは・・・
宇宙旅行! お値段なんと1700万円!
高いのか安いのかよく分からないが、少なくとも私には高い・・・
宇宙旅行でもLCCできないかな・・・地球-火星間が片道2万円とか・・・
宇宙旅行はともかく、角田さんの話で世界一周がぐっと近づいた。
そしてせっかく行くならお祭りは絡めたい・・・オクトーバーフェスト、狙い目かな。
●12日間、超短期世界一周旅行!
続いて登場したのは世界一周デートの吉田友和さん松岡絵里さん夫妻。
お二人は新婚旅行で607日間の世界一周旅行に出かけ、
その時の様子を本で出しているが、今回話してくれたのはその長期旅行ではなく、
つい最近行ってきたという12日間の世界一周旅行! 超短期だ!
その短期世界一周の工程は、
ソウル -> バンコク -> ドバイ -> イスタンブール(トルコ) -> ローマ(イタリア)
-> ワルシャワ(ポーランド) -> ヒースロー(ロンドン) -> トロント(カナダ)
う~ん、凄い! 12日間でもあちこち行けるもんだなあ。
ソウルタワーで有名な愛の鍵。私も11月末に行ってきましたよ、男二人で・・・
ドバイの世界一高いビル、ブルジュ・ハリファ。展望台から下を覗いてみたい。
ワルシャワの旧市街。こういうところでのんびりと街歩きしたいなあ。
ヨーロッパ、もう10年行ってないや・・・
ナイアガラの滝! 霧の乙女号(遊覧船)に乗って間近で見てみたい!
このような感じで世界一周してきた吉田さん松岡さんですが、
短期世界一周には3つの特徴があると言う。
(1) 時間が短い
つまり会社を辞めなくてもイイということ。就職難の日本では大きなポイントだと思う。
(2) 思い出が際立つ
旅の密度の違い。
たしかに二泊三日の時とか自分でも何でこんなに元気なんだろうと思うくらい
早朝から深夜までフル活動してたりするからなあ。
長期だと逆に旅の様子を覚えていなかったりして「何してたっけ?」となるとか・・・
(3) 世界が身近になる
短期旅行なら海外へ行く回数が多くなる、フットワークが軽くなると言う。
私は吉田さんの著書・週末アジアに感化され、
一年でタイ、ベトナム、韓国、台湾と行ってきた。
行って帰ってきて、そしてすぐまた行きたくなるんですよね~
アジア以外も身近に感じたい。
長期と短期、そのどちらも経験した吉田さん松岡さんは、
両方のノウハウをまとめた本「はじめての世界一周」を発売!
週末シリーズに続いて感化されそうです。
●ゴージャス旅 vs バックパッカー旅
そして三番目は世界一周航空券 Perfect Book 編集者・谷浩彰さん。
谷さんは自らの経験を基にゴージャス旅とバックパッカー旅との比較を紹介。
それぞれの旅データは以下の通り。
・ゴージャス旅
ビジネスクラスで世界一周。13ヶ国訪問、旅費180万円、日数27日。
・バックパッカー旅
陸路で世界一周。16ヶ国訪問、旅費45万円、日数160日。
① 貴重な体験
ゴージャス旅での貴重な体験として出てきたのはフランスのモンサンミッシェル!
モンサンミッシェルの夜の風景ってホント美しいですよね~
日帰りなんてもったいない。
そしてバックパッカー旅。
全てがカルチャーショックだったパキスタンで最も衝撃を受けたと言うのが・・・
超混雑列車! ありえねーだろ、これ!
乗車率200%どころの話じゃない・・・一体何キロで走るんだろう・・・
② 宿
バックパッカー旅で泊まったインドのヴィシュヌ・レストハウス。一泊80円。
誰かしら一人は病気で寝込んでいるらしい・・・
でも、窓からガンガーが見られるGOODロケーションなんですねー
一方、ゴージャス旅で泊まったのは、
ドバイのマディナ・ジュメイラ!
訪れた人をアラビアンナイトの世界へ導くと言われている。
なんと一泊12万円! 贅沢すぎて怖くなるよ・・・
③ これがあるからやめられない
ゴージャス旅はやはりなんといってもビジネスクラス!
もちろん空港ではラウンジだ。まさに快適な空の旅!
かたやバックパッカー旅では現地の人々との触れ合いを挙げた。
無論ゴージャス旅でもできることだが、貧乏旅・節約旅であるがゆえの
安宿や安食堂、乗り合いバスなど、コミュニケーションが自然と多くなると言う。
ということで、ゴージャス旅とバックパッカー旅との比較、まとめると、
谷さん 「ゴージャス旅でもバックパッカー旅でもいい。
自分にしかできない旅を楽しんでください」
とても美しくまとめた谷さん。だが・・・
せつさん 「どっちがもう一回行きたい?」
谷さん 「ええっと・・・ビジネスクラス」
最後に本音が出て笑えました。
●気軽に行こうよ、世界一周
ラストは一日一万世界一周のせつはやとさん。
せつさんは自身が旅について思うことを旅の様子と共に話してくれました。
「人生さぼったってイイじゃない」「気軽に行こうよ」
というのがせつさんのメッセージ。
バックパッカーでもなく、パック旅行でもなく、
美味いメシ食って、美味い酒飲んでさ。
世界一周って言ったって、そんなに凄いもんじゃないし、
旅に生きるとか自分探しとか、そんなに気負って世界一周したって
何かが変わるわけでもない。
ただ、世界には自分が持ってない様々な考え方や価値観があること、
そして日本はイイ国だってことに改めて気が付くんだ。
せつさんの話はなんだか旅の本を読んでいるかのような感じがしました。
気軽に行こうよ、世界一周!
●夢の世界一周ルートコンテスト!
世界一周トーク終了後はチーム対抗・夢の世界一周ルートコンテスト!
お客さんをグループ分けし、それぞれのチームが考えた夢の世界一周ルートを
ステージで発表してもらいました。
どんな世界一周が出てきたかというと、
世界のライブハウス・フェス世界一周!
ロラ・パルーザ、ウッドストック、ブルーノート、ロック・イン・リオ、
グラストンベリー・フェスティバル、ラブパレード、ソナー・・・
まさにライブ好きが夢見る世界一周だ!
他にもブータンやスウェーデンなど幸福度の高い国を巡って幸せを感じる旅とか、
チベットやパキスタンで落ちたら死ぬような崖道を行くサバイバル旅とか、
アメリカ、パリ、香港と世界中のディズニーランドを巡る旅とか、もう千差万別!
初対面のお客さん達と夢の世界一周を語り合うのは凄く面白かったです。
あなたならどんな世界一周を考えますか?
終演後はフリートーク&サイン会。
世界一周ナイト、最初から最後まで旅の話で盛り上がり、
旅好きにはホントたまらないイベントでした!
「世界一周って思った以上に敷居は高くない。割と気軽に行けるものだったんだ」
そう思ったお客さん、多かったのではないでしょうか。
旅の話を聞きながらスライドに映し出される異国の写真を見ていると
旅心がウズいてウズいてしょうがない・・・
羽田ルートが出来た、短期でも行ける・・・
2011年、世界一周旅行を本気で考えるイイ頃合なのかもしれないですね。
(ライブレポーター・えの)