『Facebook meet up vol.4~アナログ名刺vsデジタル名刺』ライブレポート:紙の名刺とデジタル名刺の深~~い話に、お客さんの目も真剣!(11.2/23開催)
2011年04月06日
昨年11月に始まって以来、お客さんの数がグングン増えている「フェイスブックミートアップ」は早くも4回目!
今回のテーマは、名刺!
フェイスブックの登場で、ますます重要性がクローズアップされてきている「名刺」。
名刺の達人で著名な高木芳紀氏と、デジタル名刺の雄「ポーケン」の方をお招きしてお送りしました。
▲名刺アドバイザーの高木さん。実は、渋谷にある文具店「つばめや」の社員。
「1秒で10倍稼ぐありえない名刺の作り方」「従業員7人の「つばめや」が成功したたった1年で5000万円売上げを伸ばすしくみ」の著者でもあるスゴイ人。
1秒で10倍稼ぎたい私は早速購入。
▲ポーケンからも、ツワモノが登場!
▲進行は、月に1度のおなじみ、お気楽コンビ、岡村信一さん@bacars(株式会社フェイバー副社長)&テリー植田さん
フェイスブックを使っていると、どうしても人に会いたくなる。
お会いした時にすることといえば、名刺交換。
「名刺」と一言でいっても、どうやって作るか?アナログがいいか、デジタルがいいか?はたまた、どのようにして渡せばいいのか・・・考えることは尽きない・・・
ということで、名刺について掘り下げてみようというのが今回の目的。
ちなみに、この日、名刺を持っているという方はほぼ100%、プライベートとビジネス名刺を分けているという方は3分の1もいらっしゃいました。
中には3種類も使い分けているというツワモノも!!
岡村さん「正直、いろんな方から名刺をいただくんですけど、どのようにして整理したらいいのかと・・・」
テリーさん「困りますよね」
▲見よ。パソコン持参のお客さんも。気合い入りまくり。
●そもそも名刺とは何か?
改めて聞かれると、答えようのない問いかけ。
教えて!高木さん!
高木さん「『名を刺す』と書きますけど、数千年前、中国の偉い人がお使いに行かせていたわけですよ。ところが、相手の方がいなかった時に相手の家の門に、名前を書いた板を刺して帰っていた・・・これが名刺の名前の起源です」
全員「ひぇ~~~~~!」
もはや驚きすぎて、悲鳴に近いくらいの驚きを示すお客さんたちであった。
テリーさん「これを聞いただけで、来た価値はありますね」
岡村さん「もう帰ってもいいですね(笑)」
日本では明治時代に、海外経験のある伊藤博文がビジネスカードを作っていたという記録が残っているそうだ。
ちなみに、東洋は、お会いした相手に、すぐに名刺を渡すが、西洋が逆だそうだ。
脳みそのシワ、増えまくり。
●公開名刺交換!!
実際に、お客さんが名刺を交換しているところを、みんなで観察しちゃおう~のコーナー。
選ばれたのはコチラのお二人。
初対面のお二人。
ロマンスグレーの方は岡山からお越しのカバヤ食品の多田さん。
※名刺をいただいたら、自分の名刺をお盆のようにして相手の名刺を乗せる。
※「○○さんですね」と、相手の名前を読み上げると、ポイントが高い。
※名刺をいただいたらすぐに、何かしらの話題のポイントを見つけて先手を打つ
例えば、「岡山からいらしたんですね」などと相手に問いかける・・とか
※名刺の裏も見て、何か話題のタネがないか見つける
岡村さん「さりげなく名刺の裏も見る技を、なんというんですか?」
高木さん「裏なめ ですかね」
▲なんと、最後に自社製品の「ジューC」をプレゼント!さすが、隙がない!
もうひと組!
※大会社の方で、名刺を変えられないという方は、名刺入れを工夫する
※いきなり仕事の話をすると、いかにもビジネスという感じになるので、最初は趣味を探っていくのも良い。
●いわゆる「デジタル名刺」 ポーケンの特徴について
名刺とは違って、パソコンとつなげれば趣味なども見えてくるし、名刺は1回しか交換しないが、ポーケンは会う度にハイホーすれば、会った日時なども記録されるというメリットも。
新しくツイッターを始めたとか、プロフィールの写真を変えたなどといったこともリアルタイムで更新される。
万が一、落としてもリモートで解除できる。
日本国内では数万人の利用者があり、百万人を目指している。
ちなみに、ポーケンは手の形をしているが、デジタル握手という意味合いもあるそうだ。
改めてポーケンの特徴が分かったところで・・・
●アナログ名刺VSデジタル名刺
第1ラウンド:名刺をつくる
どういう情報を入れるか?デザインはどうするか?フォントは?紙質は?厚みは?など、考えることはいっぱい。
さてさて、どうやって作っていく?
まずは、アナログ名刺から。
助っ人として、デザイナーの ひらまつさん登場!
名刺を作る上での、デザインのポイントを伝授。
※いろんな色を使ってしまう人がいるが、かえって格好が悪い
モノクロコピーをとってでも分かるものが、デザインの基本。
なので、まずはモノクロでデザインをして、必要の応じてデザインをつけていくのが良い。
高木さん「確かに、デザインの偉い先生になればなるほど、白黒ですよね」
※高木さんのこだわりとして・・・
・顔写真は絶対に使ったほうがいい。
顔写真があるのと、ないのとでは、情報の伝わり方が全然違う。
岡村さん「いつもの感じで写真を撮らないといけませんよ。タキシードの写真だったら、毎日、タキシードじゃないと分かりにくくなっちゃうし。普通にTシャツとかで撮った方がいいですよ」
続いて、デジタル名刺(ポーケン)
も助っ人、販売代理店の まつうらさん登場。
※まずは、一番使いたい顔写真を使う
※よく使われているソーシャルネットワークを登録する
※ポーケンのキャップの見た目(デザイン)も大事とのこと。
BMWのミニを買うともらえる貴重なポーケンも。
第2ラウンド:どうやって持ち歩くか??
高木さん「僕は、その場にいる、誰よりも下品な名刺入れを持とうと思って・・」
と言いつつ、持ちだしたのが・・・
▲見よ!金の名刺入れではないか!
見た人の感想は「スゴイ!」(←ひき気味で)だそうだ。
▲高木さんはiパッドのケースも畳仕様!面白すぎて、隙がなさすぎるではないか。
高木さん自身、もともと人見知りで、何かつっこんでもらうことで、会話が生まれるようにしているのだそうだ。
岡村さん「腹黒いですよ!(笑)わざと、つっこまれどころを作ってるなんて」
テリーさん「僕も、ブランド物とか一切興味なかったんですけど、前はヴィヴィアンの名刺入れを使ってた時があったんですよ。それを持ってたら、女の子の食いつきがスゴイんですよ(ウッヒッヒ)」
高木さんによると、出身地や血液型など、何かを書いておいて、相手の共通点を見つけてもらうのも良いそうだ。
テリーさん「段ボールのアーティストの日比野克彦さんは、名刺も段ボールなんですよ」
段ボールの名刺!
なんだろう、この「ヤラレた感」。
普通の名刺の方は、今すぐ、オリジナルの名刺を考えたほうがよさそうだ。
ヤラレタ!といえば、ポーケンも負けていない。
キャップの種類が半端なく多いのだ。
コレクターアイテムにもなっている。
珍しいポーケンを、首からぶらさげて持ち歩くだけで、注目の的というわけだ。
(おっと!気づいたら、ポーケンを宣伝しているみたいになってますが、ワタクシはポーケンのまわしモノではありません)
ここで、ポーケンユーザーのayano*ちゃん登場。
岡村さんにはayano*ちゃんについて衝撃のエピソードが。
岡村さん「ayano*ちゃんに初めて会った時の名刺がA4サイズだったんですよ。すごくインパクトがあって、忘れないんです」
ayano*ちゃん「A4だったら、家でもプリントできるんで(苦笑)」
そんなayano*さんはポーケン派。
高木さんションボリ。
続いて
第3ラウンド:名刺の整理方法
アナログ名刺のうまい整理法は・・・
高木さん「日付のスタンプを押すのがいいですよ。スケジュール帳を見たら、どこで会ったか分かりますし」
アナログ名刺の場合、例えばWebデザイナーに仕事を依頼しようと思ったら、名刺も他のWebデザイナーの名刺よりも注目されなければならない。
だから、選ばれるような名刺であることが重要なのだという話も。
ポーケンの場合は、お会いした日付などがタイムラインに現れるところが便利。
何度もハイホーしたほうが良いのである。
その他、
ハイホーした場所が分かる
相手の顔写真が分かる
ハイホーするだけで、ソーシャルメディアにつながる
などなど。
●判定!
果たして、アナログがいいか、デジタルがいいか、お客さんに判定をしてもらうことに。
結果は・・・半々!
どちらも必要だという結果に。
▲握手。 ※別にケンカをしていたわけではありません
岡村さん「ポーケンの入る名刺入れがあるといいですね」
おお!誰か作ってください。
少なくとも、一人(岡村さん)は買います。
なんか良い感じで終わったな~~
と、思いきや
これで終わりではありません!
前回のイベントでも出演の森さん登場。
森さんは、フェイスブックのファンページのランキングサイトを作った方。
なんと、これとそっくりのものを作った会社があるという。
森さん、ビックリ!
聞いてみたところ、相手は森さんのサイトを参考にしたことを認めたという。
それ以上は追求しなかったというが、これはかなり根の深い問題なのではないかと・・・。
ちなみに、森さんは毎月、アプリを開発することを目標としているので、次回も新作の発表があるかも!
というわけで、みなさ~~ん!
今夜は地震の影響で延期となった3/23の振り替え公演です!
Facebook meet up vol.5 ~ソーシャル時代のタレント性って何?!~
Open 18:30 Start 19:00 End 21:30 (予定)
話題のフェイスブック!当日券のみ2000円(飲食代別途必要・ビール¥600など) ※名刺は箱で持参下さい。
今回のトークは、「ソーシャル時代のタレント性って何?!」をテーマにお贈りします。仕事とプライベート、実名で活動すること、ソーシャルに顔出ししていくこと、個人のブランディングについて、エンタメ化する日常生活などなどを切り口に盛り上がります。
【企画・ナビゲーター】岡村信一@bacars(株式会社フェイバー副社長)
【企画・司会】テリー植田(東京カルチャーカルチャー・プロデューサー)
【出演者】もと牛丼すきや「わたなべ」くん 秋元きつね Ayano*
詳細はコチラ!!
※3/23の前売券お持ちの方でご来場可能な方は、その前売券のままで入場可能ですので当日お持ち下さい
(以上、何歳になっても、名刺交換の時はちょっと緊張する、やきそばかおるでした。 ←名刺はプラスチック製を使用)