終了 田中優presents環境トークvol.3
当日券あり! 止まらない石油の値上がり~世界の曲がり角をどう切り抜けるか?!~
2007.12.11
火曜日
よる
OPEN
18:00
START
19:00
END※
21:30
※予定時刻
SOLD OUT!
「地球温暖化防止」、「エコ住宅」と続いた環境トークシリーズの第3弾は、石油の高騰が続き、今まさに考えるべき「ピークオイル問題」がテーマ。ドキュメンタリー映画『エンド・オブ・サバービア』(郊外生活の終焉)を観ながら今と未来の暮らしのあり方を考えます。19:00~ 映画『エンド・オブ・サバービア』上映会(80分)20:40~ 田中優氏による解説【田中優氏からのメッセージ】 今、毎日値上がりを続けている石油は、この先どうなるのか?それは単なる産油国の都合なのでしょうか。そもそも私たちの生活基盤そのものに、大きな亀裂が走っているのかもしれません。大きな衝撃を与えた「郊外生活の終わり」を意味するドキュメンタリー「エンド・オブ・サバービア」を観ながら、一緒に未来を考えましょう。【田中優氏による解説】『エンド・オブ・サバービア』(郊外生活の終焉) アメリカ流の幸せな家庭というのは、かつて大きな憧れの的だった。パパは仕事を終えると都市のオフィスから大きな車で帰ってきて。巨大なガレージと大きな犬のいる芝生のある家に入っていく。家庭にはレンジもオーブンも、意味ないほどにさまざまな電化製品がある。しかし、それが偽りの暮らしだったことを伝えるのがこのドキュメンタリーだ。世界中の人々が羨望の目を向けた「アメリカ的生活様式」に未来はない。地球はそんなぜいたくを許すほど広くはないし、資源だって無限ではない。その現実を目前に突きつけるのが「ピークオイル問題」だ。 石油が問題になるのはなくなる時点ではない。問題になるのは、需用が伸びているというのに、石油生産がそれ以上伸びなくなるピークにぶつかって、供給できなくなるときだ。そのとき石油価格は高騰し、遠いオフィスへの通勤も大きな負担になり、地球の裏側から届けられる生産物は届かなくなり、電気がないと動かない電化製品は無用の長物となる。第一、広すぎる家を温めるのはエネルギーがかかりすぎるのだ。 ピークオイルの話は難しいかもしれない。しかし、これが今の地球の現実だ。現実を知ったうえで未来を考えよう。このドキュメンタリーを観たうえで考えるのと、知らずに考えるのとでは、世界の見え方が数段レベルが異なってしまうだろう。世界を現実から見るために、ぜひ一度観てほしい。 【出演】田中優(ap bank顧問、未来バンク理事)広田奈津子(ミュージシャン、音楽ネットワーク「環音」主宰。)東ティモールをはじめ国内外で音楽交流を行う。ブログが企業をエコにする「ブログミーツカンパニー」(http://www.blog-meets.com)代表高橋佳「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに誕生した環境NPO「グリーンバード」(http://greenbird.jp)に所属。明治学院大学文学部3年に在学中。
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