東京・野生生物サミット

大人の好奇心系イベントにまた新しいラインナップが登場！街歩きが好きな方は、ぜひ、目からウロコの「東京・野生生物サミット」の世界へどうぞ！特別ゲストには、イリオモテヤマネコやニホンカワウソなどの研究で国内第一人者としても知られる今泉忠明氏（動物学者／動物科学研究所所長）がカルカル初登場です！

「東京には自然がない」「都内に自然の生き物はほとんど棲息していない（できない）」、そう考えている人は、思いの外に大勢いるようです。
実際、都心部勤めの人に話を聞くと、「最近、蝶やトンボなどの昆虫も、全くいないよねぇ」などといった答えが返ってくることが多々あります。
でも実は、例え都心部であろうとも、かなり沢山の生き物たちが棲息しているのです。
いないのではなく、「先入観」という色眼鏡を通して「いないと思い込んでいるので見えていない」だけ。そんな無機色で退屈な東京を、色眼鏡を外して、もっと楽しいイキモノワンダーランドとして捉えてもらいたい。
そして、そんな東京の生き物たちと共生していく為に、今の自分たちに何ができるのか、ということについて、ほんの少しでも考える時間を持ってもらいたい。そんな気持ちを込めて、「楽しく」「面白く」東京に棲息する生き物について語っていきたいと思います。

＜イベント構成概略＞

【第一部】
『日常生活の中で、わりとラクして見られる、東京の野生生物たち～鳥たち篇』

カラス・ハト・スズメ・ツバメ・カルガモだけじゃない！　実はこんなに色々な鳥たちが棲息しているんだ！ここでは、都内で実はよく見られる（多く棲息している）鳥たちに焦点を当てて、それらの発見難易度などを見せながら、種類や見つけ方のコツ・ポイント、またそれぞれの生態・特性などについて話をしていきます。

【第二部】
『実はこんなレアなイキモノだって生きているんだ友達なんだ』
ツキノワグマにニホンカモシカ、サンショウウオ！　実は都内には、驚きのイキモノたちが沢山棲息している！

ここでは、実は都内に棲息している「驚きの」イキモノたちに焦点を当てて、それらの中から、我々「変なイキモノ探索隊」が探索した時の話を、写真やイラストを交えつつ、見つけ方のコツ・ポイント、またそれぞれの生態・特性などについて話をしていきます。またこの第二部では、途中から特別ゲストの今泉忠明先生にも参加して頂きます。

【出演者】
『変なイキモノ探索隊』
隊長：里中遊歩（里山散策ライター）
副隊長：日高トモキチ（漫画家）
隊員：イトケン（サラリーマン）
特別ゲスト：今泉忠明（動物学者／動物科学研究所所長）
東京水産大学卒業後、国立科学博物館で哺乳類の分類を学ぶ。著書に「野生イヌの百科」「野生ネコの百科」（学習研究社）、「行き場を失った動物たち」（東京堂出版）、「猛毒動物 最強５０」（ソフトバンククリエイティブ）など多数。イリオモテヤマネコやニホンカワウソなどの研究では、国内第一人者としても知られる。

司会：テリー植田（東京カルチャーカルチャー・プロデューサー）

【プロフィール】
里中遊歩（隊長）
生来のカメラ好きと動植物好きが相まって、日夜カメラ片手にそこここの里山を気ままに散策している。ライター業の他、販促プランナー、コピーライターなどの肩書きも持つ。ネコ好き野球好き四十路オトコ。http://yuho-satonaka.cocolog-nifty.com/blog/

日高トモキチ（副隊長）
漫画家・イラストレーターにしてコラムニストとしても活躍。独特の視点で描く画風は知的かつ笑いのセンスに溢れ、多くのコア・ファンを生み出している。また写真の腕はプロ級。里中とは同い年。通称「画伯」。http://www.mokichi.net/

イトケン（隊員）
探索隊唯一のサラリーマン。里中が会社員時代の後輩で、クワガタ飼育話で意気投合。現在、都内某広告代理店の敏腕販促プランナー。探索隊唯一の３０代。若い身体を武器に、肉体労働部門を主に担当。水棲生物に対して並々ならぬ執着を見せる。

※「変なイキモノ探索隊」は、月刊誌RikaTan（文一総合出版）にて、その活動を連載中です。