終了 『眠る鉄道』出版記念イベント
『眠る鉄道』ナイト
棄てられた鉄道車両だけが被写体という“空前絶後”の写真集『眠る鉄道 SLEEPING BEAUTY』(丸田祥三著)が如何に作られたか!?
「第1部:廃車体が丸田写真になるまでのお話」
「第2部:丸田写真が写真集になるまでのお話」という二部構成により、
多面的にご紹介したい。
第1部では、
今回の写真集を編集担当した“テツ編集長”こと江上英樹の司会により、
丸田氏から「なぜ鉄道廃車体に惹かれるのか?」「廃車体ってどこにあるの?」「廃車体撮影の極意」を引き出すと共に、
今回、写真集の巻末ページを飾った「各車両の“生前の姿”をご紹介」し、
さらには江上自身の「現役データを調べる際の苦労話」という要素も加えたい。
第2部では、
ゲストに、写真集の装丁を担当したデザイナーの祖父江慎氏&福島よしえ氏、
そして凸版印刷の“製版マイスター”と呼ばれる金子雅一氏をお迎えして、
丸田氏をして「この写真集に掲載された形こそが、自分のイメージした写真の完成形」とまで言わしめた、素晴らしいデザイン、造本・製版・印刷について、
いろいろと話して頂こうと思う。
「廃墟」「廃鉄」好きはもちろん、
生きている「鉄道車両」好きも、アート系女子・男子、
さらにはデザインや印刷に興味のある方々まで、
多角的に楽しめる一夜になること請け合い…を目指して頑張ります!!
【出演者】
■丸田祥三(写真家)
主に廃墟、廃線、少女、懐かしい町並みなどを撮影。
94年に『棄景――廃墟への旅』で日本写真協会新人賞を受賞。
著書に『棄景origin』『廃電車レクイエム』『めくるたび』ほか。
現在は和光大学表現学部で講師を務める。
4月より毎週火曜、朝日新聞夕刊紙上にて連載写真コラム「幻風景」をスタート。
自らを「ガラスの40代」と呼んで憚らない丸田氏。
座右の銘は「人のセックスレスを笑うな」との未確認情報も。
■祖父江慎(ブックデザイナー)
人文書、小説、漫画などの書籍の装幀やデザインを幅広く手がける。
吉田戦車の『伝染るんです。』をはじめとして、
意図的な乱丁や斜めの裁断など、装幀の常識を覆す“ウットリ”デザインで注目を集める。
コズフィッシュ代表。
電話の声で女性と間違われるのはもちろん、
初めて事務所を訪ねた人間が、奥さんが出迎えたと勘違いし、
なぜいつまでも奥さんが居座ってるのだろう?と思ったら、
それが本人だったと言う逸話もあるくらい、女の子ちゃん的。
丸田氏は、祖父江氏を「神デザイナー」と呼ぶ。
■福島よし恵(ブックデザイナー)
コズフィッシュ所属。
祖父江氏のもと、本書の他、丸田氏の『廃道 -棄てられし道-』(実業之日本社刊)『問いかける風景』(産業編集センター刊)を手掛けるだけでなく、
“鉄道写真の神様”広田尚敬氏の『Fの時代』(小学館刊)他、コズフィッシュに於ける「鉄道関連まかせとけデザイナー」の地位を確立しつつある。
師匠の祖父江氏のウットリ系ギャグも軽くスルーする「クールビューティー」。
丸田氏は、彼女を「神ミッフィー」と呼ぶ。
■金子雅一(プリンティングディレクター)
凸版印刷 AD部所属。
「エロ本からやんごとなき御本まで、すべてはYMCKで出来ている」の至言のもと、この道一筋26年の製版マイスター。
今回の写真集については「丸田氏の思いに感化されて、世界一強い赤を出そうとした」と語る。
丸田氏は、金子氏の技を「神製版、神印刷」と呼ぶ。
□司会:江上英樹(写真集の編集担当)
小学館 月刊IKKI編集長。
漫画編集の世界に30年近く在籍するが、趣味の写真集作りや趣味の鉄道漫画作りや、
趣味のバンド作り(?)と幅広い活動を行い、周囲から“器用貧乏”と呼ばれる。
本人の目標は「器用富豪」。
本写真集について
「長年の夢であった、丸田氏との仕事が出来て本当にうれしいが、巻末のデータページはやり過ぎた」と語る。
丸田氏は、江上氏のことを「ガラスの50代」と呼ぶ。
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