ミック博士の「昭和プロレス秘密集会」PART3

海坊主、類人猿、アラビアの怪人、東洋の神秘。これらの単語にピンと来た諸死！いや、もとい。諸氏こそは、我らの仲間である。

前回、真夏の熱波ふりそそぐ帝都の地に、昭和プロレスという名の冷たき狂気を降り注がんとする我らの試みは、幸いにも多くの信徒を集め、懸念された都知事からの退去勧告もなく、束の間の成功を得て幕を閉じた。その後は、いささかの疲れから、我らもホームグラウンドである関西の地に潜伏したが、しかし落胆めさるな！諸氏らの好むと好まざるとに関わらず、昭和プロレスの世界では二度あることは、三度あるのだ。

潜伏の期間中、我らが心血を注いで完成させた「昭和プロレスマガジン31号・怪奇レスラー総進撃（12月初旬完成予定）」の血塗られた噂を、諸氏らは既に耳にしているであろうか？そこでは昭和のマット界の日陰に咲いた仇花どもが、【フリークス系／生まれつき、もしくは幼少期にかかった病気などによる外見上の怪奇さをギミックとした者】、【野蛮民族系／アフリカ、南米、アラビアなど、当時は野蛮と認識されていた民族をアピールしたギミックの者】、【キャラクター系／ミイラ、囚人、野獣などを模したマスクや外見をアピールした者】、【エピソード系／リングでの殺人、傷害事件、私生活での悲劇などを怪奇物語に煽り立てたマスコミによって祀り上げられた者】の4種に分類され、誌面を飾っている。

これらを「コンプライアンスや道徳概念の欠如した時代の産物」として葬り去ることは、容易である。だが敢えて言わせていただこう。諸氏らプロレスファンこそが、実は怪物を生み出したフランケンシュタイン博士であり、ミイラ男もナチの亡霊も、所詮は、その期待に添うために血を流す悲しきモンスターに過ぎないのだと！だからこそ、約半年の時を経て、諸氏らには、再びこの見世物小屋に来たらんことを祈念する。我らが代弁する「物言わぬ怪奇なモンスターたちの真実の声」を聞かんと欲するならば……。

【プログラム内容】
第１部：昭和プロレス・怪奇大作戦（スライドショー＆映像ショー）

第２部：題名のないテーマ曲音楽会３（マイティ井上＆国際プロレス特集）

第３部：マイティ井上氏トークショー！

イベント開始前後にはマイティ井上氏サイン会開催！

さらに、イベント終了後に60分飲み放題の打ち上げも決定！

そして、な、なんと、マイティ井上さんのサイン会（チーム・フルスイング主催）の詳細が決定いたしました。

販売アイテムは以下の通りです。

ポートレート（1000円）
コスチュームカード（1000円）
生写真付きサイン色紙（1000円）
手形入りサイン色紙（1000円）

対象グッズをお買い上げいただいた方には、持ち込みのアイテムにもサインいたします。
（一点購入に付き、持ち込み一点にサイン）

また、グッズ購入者限定で、井上さんとのツーショット写真も無料で撮影いたします。

【出演者】
・研究誌「昭和プロレスマガジン」発行人／ミック博士
・同補佐官／存(ぞん)　英雄(ひでお)
・同研究人／コブラ

【協力】昭和プロレス研究室・参加者一同