中村元の超水族館ナイト 2014年夏 ～人生は海獣から学んだ～

やってきました、水族館の夏！超水族館ナイトの夏！　といってもこのイベント、夏も秋も冬も熱気ムンムンのオールシーズン超水族館ナイト、今回で１８回目の公演です。
さて、水族館プロデューサーの中村さん、近ごろはいろんなところにひっぱりだこなんだそうで、しかもまた本書いてたり、新聞やテレビにマークされてたりと、この夏はまたブレイクしそうな予感ではないですか。

そんな中村さんが今回は、なんだかすごいこと言ってます。「人生は海獣から学んだ」あれまあ、ホントでしょうか？　いつぞやらは「ペンギンから人生を学べ！」とか言ってたじゃないですか。
ところがホントにホントなんだそうです。アシカと付き合い、ラッコを売り出し、そんなことをしているうちに、女性の口説き方が分かったというのですから！それはぜひに聞かねばなりません。
ちなみに中村さんが「ホントにホントなんやって…」と言うときはだいたいちょっとしかホントではないんですけどね。

第二部のゲストには、水族館の現役バリバリのトレーナーで学芸員の方がお二人。
一人は、以前から中村さんが大絶賛のイルカのジャンピングキャッチボールを開発した「海きらら」の駒場トレーナー。もう一人は、なんとかつて中村さんの面接で鳥羽水族館のトレーナーになったという、現在は「すみだ水族館」の芦刈トレーナー。
そして中村さんも３０年前はアシカトレーナーでした。これはまたちょっと面白いお話しが聞けそうですね。

例によって、初めての方にも、水族館にはめったに行かない方にも、充分楽しんでいただける抱腹絶倒でちょっとタメになる中村元トークです。
そして例によって、満員必至の人気イベントですから、早めの前売り券ゲットをオススメします。

【出演】中村元（水族館プロデューサー）
【司会】テリー植田（東京カルチャーカルチャー・プロデューサー）
【ゲスト出演】駒場昌幸（九十九島水族館　海きらら）・芦刈治将（すみだ水族館）

●中村元（なかむら　はじめ）
水族館プロデューサー。1956年生まれ。成城大学経営学科卒業後、鳥羽水族館へ入社。アシカトレーナー、企画室長を経て新しい鳥羽水族館をプロデュースし副館長。2002年より、フリーの水族館プロデューサーとして独立、新江ノ島水族館プロデュースと展示監督の後、サンシャイン水族館リニューアルの展示プロデューサー。さらに北海道のおんねゆ北の大地の水族館（山の水族館）を奇跡的成功に導いた。現在も全国３ヶ所で新たな水族館計画をプロデュース中。カスタマーズ起点のマーケティングとパブリシティー戦略による水族館の大衆文化としての成功がモットー。東京コミュニケーションアート専門学校（TCA）の教育顧問、北里大学学芸員コースで非常勤講師も務める。
まちづくりが道楽で、日本バリアフリー観光推進機構の代表として、各地のバリアフリー観光のアドバイザーとして飛び回る。
著書は『水族館の通になる』（祥伝社新書）／『中村元の全国水族館ガイド115』（長崎出版）など20冊を超え、最新著『水族館に奇跡が起こる７つのヒミツ』。

●駒場昌幸（こまば　まさゆき）九十九島水族館　海きらら　イルカ課課長（学芸員）
東海大学海洋学部卒業後、南知多ビーチランド、もとぶ元気村を経て現職。イルカショー、イルカのふれあいプログラム、ドルフィンセラピーなどイルカトレーナーとしての様々な経験より、イルカが楽しく暮らすことの出来る環境づくりがモットー。その経験と信念より生まれたのが、海きららならではのイルカプログラム、ジャンピングキャッチボール。

●芦刈治将（あしかり　はるまさ）すみだ水族館 飼育リーダー　展示飼育部係長（学芸員）
北里大学水産学部卒業後、東京コミュニケーションアート専門学校非常勤講師、葛西臨海水族園、鳥羽水族館を経て現職。現在担当のペンギン、オットセイに至るまで、セイウチ、アシカ類、アザラシ、海牛類、イルカ類、ペリカン、など様々な水族を担当。すみだ水族館公式ガイドブック「飼育員だけが知っているペンギンたちの秘密の生活」の写真は全て撮影。水族館スタッフを目指す学生へのアドバイス人としても有名。