『ぜあらる。聖誕祭〜夜の部〜』

株式会社DDの代表取締役を務めながら、ニコニコ超会議2018の超踊ってみたブースでのMCや、毎週金曜２４時からFM FUJI にて絶賛放送中の「ぜあらる。のお雑談RADIO Returs！」という冠番組を持つなど、その類稀なトークスキルで会場のお客さんには爆笑を、運営スタッフには安心をお届けする、篠原裕之こと、ぜあらる。さんの聖誕祭を開催しちゃいます！！

ぜあらる。さん誕生日おめでとうございます！！
カツカレーとママレードボーイを愛する社長、最高です！！
富士そばの食券を風で飛ばされるぜあらる。さんを想像したら、葛飾北斎の「富嶽三十六景」を思い出しました！！
腐女子さんはBLが行われてる部屋の窒素になるのが一番良いんじゃないかとありましたらが、すいません、正直よく言ってる意味がわかりませんでした！！
トランポリンを一生懸命飛ぼうとするぜあらる。さん、すげえ可愛かったです！！

ああ、ぜあらる。さんはお雑談RADIOを通じてたくさんの人を幸せにしているんだろうな～！！（ここからはいつもの勝手な妄想です）
私は事務用品の卸会社で経理として働くOLで日々忙しく働きながら、休みの日にラジオを拝聴するのが唯一の楽しみという静岡に住む２４歳・女性だ。
学生時代からラジオが本当に好きで、仲間と汗を流すより、机に向かって勉学に励むより、話術の長けた人生の先輩たちがしょうもない人間の業について面白おかしく話してくれるラジオが本当に好きだった。
そのため、クラスメイトがイケメン俳優にうつつを抜かす中、当時の私の好きな芸能人は髭男爵の山田ルイ５３世さんという、わかる人にはわかる、わからない人にはさっぱりわからない、かなり偏った世界で生きてきた。
クラスに１人同じ匂いのする単独行動を取るラジオ好き男子がいたが、クラスの明るい人気者のことをあいつは本当に面白いやつじゃないとか、笑いをわかっていないとか、本当に面白い人は内向的とか明らかにおまえよりも学生生活をエンジョイしている人気者を上から目線で批判するのが嫌いで、極力話さないようにしていた。
そんな属性のため、最初FM FUJIのタイムテーブルを偶然見て、お雑談RADIOのことを知った時は、すいません、正直はいはいって感じだった。元アイドルがなんとなくやってる３０分適当に話して終わりなんでしょくらいに思っていた。
私の性格なんだけど、心の扉が他の人の３倍くらい重いため、なかなか扉が開かない、つまり認めないのだ。
ただですね、その代わり一度認め、扉が開くと重い分なかなか閉まらない、つまりよっぽどのことがない限り、一生のお付き合いを心に誓うという憎めないところがあることも知っておいていただきたい。

そして、本当に偶然、風呂上がりに何気なくつけたラジオから流れてきて初めて聞いたお雑談RADIO。
衝撃を受けた！！！なに！！！！この面白さ！！！！
フリートークやエピソードトークはもちろん、ゲストの方への返しのコメント、練られた企画コーナーの充実ぶり、３０分があっというまで、聴き終わってすぐに再生可能なタイムシフトを聞きまくった。
そして、手帳を開き、年内すべての金曜２４時にあのぜっちゃんの顔のイラストを書き記した。
すごい番組と出会ってしまった！！だって、だってだよ、これから仕事とかでどんな辛いことがあっても、毎週金曜２４時からの３０分は絶対笑顔になれるんだよ！！すごくない！！

その夜の放送を聞いてからぜっちゃんにどっぷりハマってしまった私。
ぜっちゃんのラジオを何度も聴きながら、ツイッターをフォローし、つぶやきを追っていくなかで、以前はむすめん。さんというアイドルグループの一員として活動をしていたことを知る。
初めて見るぜっちゃんの踊っている動画。
なになに、可愛いじゃない～！！！！
それからもツイッター、ブログを通して知るぜっちゃんの過去。
ペアルックを着てるカップルと同じ服を着てた事があるぜっちゃん。
「和風おろしハンバーグを食べていて、ハンバーグを全て食べ終わった時点でまだお茶碗に白ご飯が残っていたのでまだ残っていたほんの少しの大根おろしをご飯の上に無理やり乗せて白ご飯を食べきった」っていう何度読んでも笑える秀逸な夢を見るぜっちゃん。
結婚した石川遼君をテレビで見て、結婚する前よりちょっとエロく見えてしまうという中二以前の小六ぜっちゃん。
お餅を焼く才能が皆無なぜっちゃん。
大根の被り物を着て一生懸命踊るぜっちゃん。
どれもこれも可愛すぎて、時間を忘れてぜっちゃんの情報収集に精を出す。
こんなに誰かのことで頭がいっぱいになるのは人生で初めてのことだった。

そして、さらにアイドル時代には２ショットチェキ会という衝撃の催し物があったことを知る。
エゴサすると推しの方々がぜっちゃんと一緒に撮った２ショットチェキをあげていて、みんなすごく楽しそうで、何でもっと早くぜっちゃんのことを、めせもあ。さんのことを知らなかったんだろうと激しく後悔する。
日曜大工が好きな父の影響か、DIY精神が旺盛な私。ぜっちゃんの画像をネットで拾って来て、自撮りした私の写真と合成してチェキっぽい写真を作ってみるが、なんか違う、魂がないというか、その場の幸福感や高揚感がやっぱり写っていない。そして普段自撮りなんてしないから、撮った写真の自分の顔の引きつり具合に自分で引く。

そして、ゲストにメンバーの方が来てくれることもあり、ラジオを聴いたりツイッターを見たり動画を追っていくなかで浅いにわかの知識ばかりだけど、少しずつめせもあ。さんのことも詳しくなっていった。
モデルみたいにスタイルがよくて八重歯が可愛いくて、ゲームが好きなのが二番煎じさん、ハロプロが好きでいつも明るくて、言い間違いが多いのが気まぐれプリンスさん、明るくて人懐っこくて、本当に楽しそうに歌を歌うのがとみたけさん、ダンスが上手で、「無花果」と書いて「フォーゲル」と読むのがフォーゲルさん、リーダーとしてグループをまとめ確固たるアイドル像を持つのが白服さん、キレキレのダンスに可愛い顔立ち、それでいて男らしい内面を持つ、まさにアイドルの王道があおいさん、私みたいなタイプが一番ハマりやすいから警戒するんだけど、少し優しくされたらすぐに好きになってしまいそうなのがノックソさん、笑顔が素敵で優しくて頼り甲斐があって、一家に一人はいてほしいのがにーちゃんさん、北海道から３０歳で上京し唯一無二のアイドル道を突き進む株式会社DDの至宝・野崎弁当さん。
メンバーそれぞれが個性的でキャラが濃くて、今度静岡に来た時にライブ行ってみようかなと密かに考えてる。

でも、ライブで踊ったり歌ったりはもうぜっちゃんしないし、会える機会ってあまりないのかなあ～と思っていた矢先、突然の朗報が！！７月１２日にぜっちゃんの聖誕祭が東京・渋谷で開催決定！！
初めて生のぜっちゃんに会える！！
しかも、な、なんと最後にプレゼントを直接渡せる時間があるというではないか！！
まさに天から降ってきた神イベント！！
せっかくだから、ぜっちゃんに喜んでもらえるようなプレゼントを渡したいと思うが、何せ生きてきた年数が男性とお付き合いしたことがない年数と同等の私にとっては、一般人にすら渡したことがないプレゼントを今まで推しの方々からたくさんのプレゼントをもらってきたスーパーアイドル・ぜっちゃんの心を打つプレゼントなんて思いつくわけもなく、途方に暮れる。
ラジオのDJやMCがもらって嬉しいものって、やっぱハッカのど飴とか、のどヌールスプレーとかかな。
せっかくのプレゼントはやっぱ手作りじゃないと！！と思い、ネットでハッカのど飴や、のどヌールスプレーの原液の作り方を調べるが、あまりぴんとこないし、手作りの食べ物やナマ物のプレゼントはNGとある。
わからないときは人に聞くのが一番、近くで蒸したサツマイモをほおばる母に「なんか私の手作りで欲しいものってある？」って聞くと、「あんた編み物得意でしょ。私は静電気持ちだから、静電気を放出する毛糸で編んだドアノブカバーがほしい」と話す。
それだ！！うちの母ですら静電気に困っているのだから、ぜっちゃんだって困っているにちがいない。この強引な思考回路が私の長所であり短所でもある。
季節外れのものではあるけど、今年だって冬が来るんだから、それはそれでいいじゃない！！
早速ネットで静電気を放出するという毛糸を購入し、家のドアノブの大きさを参考に編んでいく
ただ、ここでひとつ大きな問題に気がつく！！ドアノブには丸い回転式のやつと棒状の上下にガッチャンする２つのパターンがあり、ぜっちゃん邸がどちらのドアノブなのかわからない、そして、間取りがわからないので、ドアが何個あってドアノブが何個必要なのかもわからない！！
「ええい面倒だ！！大は小を兼ねるべ！！」と、とりあえず多めに作っておけばいいいだろうと丸１０個、棒状１０個作ることを決意。
でも、ただのドアノブカバーだと可愛げがないから、丸いドアノブカバーには丸い面を生かしてぜっちゃんのあのイラストが見えるようにを編んでいくことに。
棒状のドアノブはどうしようかなと悩むが、ぜっちゃんと言えばやっぱ大根でしょ！！ということで、白と緑で大根っぽいドアノブカバーを作ることに決定。

それからの一ヶ月は本当に幸せな時間。
仕事から帰ってきて、お風呂に入ってご飯食べたら、すぐに自分の部屋へ行きドアノブカバーの作成に取り掛かる。
疲れた時とかしんどいなと思ったこともあるけど、このドアノブカバーをぜっちゃんが使ってくれているところを想像すると励みになったし、何より「ぜっちゃんを静電気から守るのは私だ！！」という変な使命感が私を奮い立たせた。
そして、チケット発売日。余裕を持って発売３０分前からPCの前で待機。時間あるからとぜっちゃんも過去の動画漁っていたら、気がつけば発売２分前になっていて、めちゃくちゃ焦るが何とか１５０番台でチケットをゲット！！
聖誕祭に来ていく服も新しく購入。やっぱオレンジの服を来て行きたいと思うんだけど、色が限定されていて、しかも自分が可愛いと思える服を探すことがこんなに大変なことだとは思わんかった！！
そして、有給取得の申請、新幹線の手配、メイクの練習、お肌の手入れ、似合う髪型のリサーチ、プレゼント包装の準備、接近時のコメント文字起こし、本番を想定して接近時の実践反復練習。
聖誕祭までのtodoリストがいっぱいで、そのうえ仕事でも手間のかかる案件が重なってしまい、なかなかのハードスケジュールなのだが、自分が好きでやっていることだから、全然嫌じゃない！！
どれもこれも本当に楽しくて推しができるとこんなに毎日が輝くのか！！と実感！！
ここで発表する私のカルカルでの目標ベスト３！！
①ぜっちゃんに「いつもラジオ聞いています。頑張ってください。」と目を見て言えたら言う。
②「これ、よかったら使ってください。ぜあらる。さんも静電気持ちですよね。静電気を放出する毛糸で編んだドアノブカバーです。」と目を見て言えたら言い、ドアノブカバーをプレゼントする
③もしもしもしうまくいけば、お１人でいいから、お近くのお席のお方とお言葉をお交わさせていただき、ぜっちゃん。推しのお方とおツイッターでおフォローしあう
現場に行き慣れた推しの皆さんからすれば、なんてことない事なのかもしれないが、何もかも初めての私にとってはどれも一筋縄ではいかない目標ばかり。

そして迎えた７月１２日イベント当日。
意外にぐっすり眠れて爽快な朝の目覚め。
今まで無遅刻無欠勤で真面目に働き、休みの日は部屋でずっとラジオを聞いていた娘が、急に平日に有休をとって、元アイドルの社長の聖誕祭のために東京に行くと言い出し、少し心配そうな母。
言葉にはしないが、「心配だけど、あなたの人生！！頑張ってきなさい！！」という母の気持ちがオムライスやハンバーグ、フレンチトースト、山盛りいちごなど私の大好物ばかりがずらっと並んだ豪華な朝食からあふれ出ていた。
その気持ちを察しながら　私も何も言わず、普段は半分以上残す朝食をすべて平らげることで「お母さん了解！！頑張ってきます！！」の返事とさせていただく。
普段着ないオレンジ色のワンピースとヒールを履いて、玄関から出ようとする私に母が「なんか知らないけど、あなた最近すごく楽しそうね！！なんか・・・・、若いっていいわね」とつぶやく。
それを聞いた私は振り返りながら満面の笑顔で「ふふ、いいでしょう～！！！いってきます！！！」と言い玄関の扉を勢い良く開ける。
どこまでも続く真っ青な青空に夏特有の大きな白い雲がもくもくと浮かんでいた。
あと何時間かしたら、ずっと憧れていたぜっちゃんに会えるのかと思うと、気持ちが高ぶってきて、プレゼントのドアノブカバーを入れたきんちゃく袋をブンブンと振り回す。
「待ってろ～！！ぜあらる。～！！静岡から自分史上最高の女がお祝いにいくからな～！！」と心の中で叫び、慣れないヒールに痛みを感じながら、駅に向かって闊歩していった
（この後、新幹線の切符を家に忘れてきて、駅まで母に車で届けてもらったことは、内緒です。）

７月１２日はぜあらる。さんの聖誕祭
株式会社DDの代表取締役として、様々なイベントやライブ、ラジオなどで司会を務め、日々多忙な毎日を送るぜあらる。さん。
今年はひとつの区切りとなるメモリアルな聖誕祭！！！
ぜあらる。さんが脂の乗った良い３０代になれるように、まずはスタートとなる聖誕祭をみんなでお祝いしましょう～！！

【見切れ席について】
・ステージが見えずモニターのみでの観覧となってしまう見切れ席となってしまいすので、参加型のイベント企画がある場合は参加できませんが、推しチェキ抽選、終演後のプレゼント受け渡し、グッズ販売へは参加いただけます。
・当日、席を移動したり立ち見での観覧は禁止とさせていただきます

【お花の受付】
お花の受付はお断りさせていただいておりますのでご了承ください。

【出演者】
・ぜあらる。