終了
【FC限定】『白服聖誕祭』※全2公演
昼の部 開場13時 開演14時
夜の部 開場18時 開演19時
パシフィコ横浜公演SOLD OUT!!!!!
2019年もグループでの活動はもちろん、メンバー個々でも、テレビやラジオ、雑誌などメディアへの出演に加え、映画、舞台や朗読劇、写真集の発売などなど、そりゃもう多方面という多方面で縦横無尽に活躍するダンスアイドルグループ『MeseMoa.』のリーダー・白服さんの聖誕祭を開催しちゃいます!!
白服さん、お誕生日おめでとうございます~!!!
毎回イケメン自撮り、ありがとうございます~!!!
白服さんが泉クリスさんに激似で、泉クリスさんが橋本環奈さんに激似ってことは、白服さん=橋本環奈さんってことですよね~!!!!
金縛りに絶対負けたくないと挑む姿に、精神力強いな~!!!!と驚きました!!!
ノンフライヤーとプチ食洗機があったら自炊してやってもいいという気持ち、めちゃくちゃわかります~!!!!
ああ、白服さんと一緒にホラー映画を楽しむ青春を送ってみたかったな~!!!(ここからはいつもの勝手な妄想です)
白服くんと私は同じ大学のホラー映画研究部(通称・ホラ研)で出会った
高校生のころからホラー映画が大好きだった私
でも、家族はもちろん、友達にも当時お付き合いしていた彼氏(3ヶ月しか続かなかったけど)にもその魅力を理解されず、むしろちょっと変わってるよねって言われて、周りからの支持を得ることはできなかった
自分の好きなものを誰かと共有できないことがすごく寂しかった
だから、大学に入ったら、絶対ホラー映画研究部に入ろうと決めていた
こんな地方都市だからいないんだ、日本のカルチャーの発信源、文化度の高い東京にいけば、この気持ちがわかってくれるホラー映画好きがうじゃうじゃいるだろうと胸を踊らせて訪れたホラ研の部室
でも現実はやっぱ地元と変わらず、4年生までの部員全員でも12名、新入生の入部希望者は私ともうひとりの男性の2名だけと判明
がっくりと肩を落としながら、参加した新入生歓迎会
そこで初めてもう一人の入部希望者・白服くんと出会った
どこにでもある安さと早さだけが売りの居酒屋
実家の和室を思い出し、けっこう落ち着く小汚い座敷席
壁に貼られた「今日のオススメ!!北海道直送!!まじウマほっけ!! 520円!!」と書かれたPOPメニューの下に白服くんが座っていた
ほっけの下にイケメンがいる
それだけはなぜか今でも鮮明に覚えている
ホラー映画の主人公は恐れ慄く時や怯える時の顔の表情の変化が大きいほど観ている人にインパクトを与えるから、自然と目がクリクリした子が主役になりやすいと私は勝手に思っている
そして、ビジュアルのいい人が恐怖体験を乗り越えていくヒーロー性も大事だから、やっぱ主役は自然と美男美女になってしまうとも思っている
そんなホラー映画から飛び出してきたようなイケメンが突然目の前に現れて、一瞬で私はホラー王子に恋に落ちた
ホラー映画研究部の活動は部員が各々での映画鑑賞が主となってくるが、それだけだとサークルに入った意味がないし、やっぱ映画はホラーに限らず、みんなと作品を共有できることにあると思っているので、隔週で金曜夕方から部室の天井に強引に吊るしたプロジェクターから部員が持ち回りで選んだ気になる作品を投影し、みんなで鑑賞する時間がある。
周りの人との私語厳禁で観ることに集中し、自分が気がついたところ、面白いと感じたところをメモし、最後まで一度観終わる。
そのあと、感想戦じゃないけど、もう一度最初から観て、ここが気になる、ここの伏線はよかった、ここはもっと意外性のある演出が欲しかったと一時停止と巻き戻しを繰り返しながら語り合い、少しでも作り手側の意図を理解することを意識していた。
2回観終わった後で、お酒を飲みながらご飯を食べながら、近況や最近観た面白い映画について話すのが楽しかった
帰り道、大学の最寄り駅はJRでほとんどの部員はこの駅を利用
私と白服くんだけ、歩いて10分の私鉄を使うと乗り換えがなく帰宅できるため、いつもこの映画鑑賞会の後は、大学前でみんなとバイバイした後、私鉄駅に続く川沿いの道を二人で歩いて帰っていた
川沿いの道に等間隔に並べられたベンチには、カップルが仲睦まじく座っていて、愛だ恋だを心と体で満喫しているようだった
そんなカップルを横目に、ホラー映画はただ残酷で血がドパドパ出ればいいってわけじゃなくて、もっと物語性や意外性、観客を視覚や聴覚で驚かすあらゆる工夫がされているところを、もっと知ってほしいと常日頃から思っている白服くんと私はホラー映画論について熱く語り合いながら帰っていた
そんなホラ研の活動を続けること1年
白服くんは、大学2年生になるころには、独自の視点と圧倒的な知識が評価されて、映画好きでは知らない人はいない老舗の映画雑誌でオススメのホラー映画を紹介するコラムを持ったり、ホラー界の巨匠が来日した時のインタビューアーに抜擢されたりと、映画業界でも一目置かれる存在になっていった
ただ、私と白服くんの関係は、2人でご飯行くこともあるし、恋人になってうまくいく秘訣のひとつであると勝手に思っている、気がつけば何時間も話していたっていう時間を忘れて話せる仲でもあるんだけど、なんとなく白服くんも好いてくれてるんじゃないかなと思いながらも、この一年大きな進展はなく、観たホラー映画の数だけが増えていった
そんなある日、ホラー好きには待ちにまったチャイルドプレイの新作公開の日
もちろん部員全員でスクリーンの大きさと音響のよさに定評のある吉祥寺の映画館までわざわざ電車で行き、恐怖に震えた
上映後あまりの名作に大興奮の部員一同
もう一度過去の作品を観ながら今回の新作を語り合おうと部室に戻る
自分が好きな物を同じように好きな人と共有できる喜びは尊いって本当に思う
女性は共感されたい生き物ってよく言うけど、そりゃそうでしょ、人は誰だって反論されるよりも、共感されたいでしょ、そんなの男もそうじゃない?て思う
今日もみんなとバイバイしてから、いつもの白服くんと私だけの私鉄駅への帰り道
ベンチで並んで話す夏のカップルは他の季節に比べて距離が手の平ひとつぶん近い気がするのは当社比
興奮冷めやらずの話し足らずの二人
ベンチで50代のスーツを来た男性ともう少し若めの、自分の容姿に自信があるのか、歳の割には短いスカートを履く40代なかぼの女性が立ち上がり(確かにすらっと伸びた脚はきれい)、止める男の手を振り払いながら、立ち去る女性とそれを追う男の後に空いたベンチに座り、改めてチャイルドプレイの今回の新作や過去の作品について話し合う。
ここでも1時間くらい話し、川向こうの高層マンションの部屋の明かりがぽつりぽつりと消え始め、夜がだいぶ更けてきたことに気がつく
そろそろ帰ろうかと立ち上がろうとした時、白服くんがバッグから「これプレゼント」と今日行った吉祥寺の映画館の名前がプリントされた小さな紙袋を取り出し、私に差し出す
開けてみると、私が上演前にロビーのグッズ売り場で可愛いと言っていたチャッキーキューピーが入っていた
「可愛いって言ってたから」と少し照れくさそうに話す白服くん
ねえ、白服くん。二十歳間近の女がさ、こんな何百円の物で喜ぶとでも思ってるの・・・・めっちゃ嬉しい
今すぐこの川に飛び込んで向こう岸まで泳いでいきたいくらい、めっちゃ嬉しい
ありがとうと言い、上京してからずっと使っているリュックのファスナーにつけた
ベンチを立って、駅に向かう二人
先を歩く白服くんの背中がガラ空き
手を伸ばせば届く距離
そっと手の平を伸ばす
触れる直前
感じる白服くんの体温
オーバーサイズの真っ白なTシャツから広背筋がきれいに隆起している
広背筋にそって人差し指をゆっくりと動かしてみたくなる
いつまでも続く友達の関係
友達の関係が壊れてまで自分の気持ちを伝えたい?
サークル仲間として良好な関係
滅多にいない同じ趣味を持つホラー映画友達
断られて変な距離感ができちゃうくらいだったら、自分の気持ちを抑えて欲張らずに仲の良い男友達でいるほうがいいんじゃない?
リスクとリターンのバランスを考え、その間をうまく取れるようになっていくのが大人になるということ
でも本当は気がついている
心からどうしても欲しいものはバランスなんて考えてちゃダメなんだ
全身全霊でぶつかっていかないと手に入れられない
チャッキーキューピーをぎゅっと握りしめる
前を歩く白服くんの手を後ろからそっと掴む
もっとゴツゴツしていると思って掴んだ白服くんの手は力を入れないとするりと滑り抜けてしまうほど、なめらかで柔らかい手をしていた
人の肌を触った時のあの感触の違いというか、違和感というか、自分以外の生き物が確かに息をし、生きているということを実感する
「もう少し話さない?」
私の勇気をわかってくれてるような優しい笑顔でうなずく白服くん
これまでの友達同士の時にはなかった、明らかにお互いを異性として意識している空気が2人の間に漂っている
今日こそ気持ちを伝えようと決めたのもつかの間、現実は話すためのベンチがなかなか空いていない
どこのベンチもカップルが陣取っていて、一度座れば長いから、なかなかどかないし、ねえどいて、私たち今いい感じなんだからはみんな一緒。
気がつくと空いているベンチを探して、結構な距離を歩いていた
さっきまで違和感というか異物の感覚があった白服くんの手の感覚が、やっと自分の手の延長のようになじんできた。
「ホラー映画だとさ、こうやって彼女の手を握って必死で殺人鬼から逃げてるんだけど、途中から息使いも聞こえないし、なんか軽いし、変だなと思って後ろを振り向くと、彼女の身体と切り離された腕だけ持ってたってあるよね」
こんないい雰囲気の時まで変わらずにホラー映画あるあるのを話してくる白服くんのブレなさ具合に笑ってしまう
あるよね、そういう展開
お互いに笑い合いながら、少し間を開けた後、「大丈夫だよ、私は腕から先もあるから」と微笑む
向き合った二人の間を下流の工場地帯から来たと思われるシンナーのかすかなにおいが風に乗ってやってくる
実は嫌いじゃない、このにおい
「今さ、実は恋愛映画見まくってるんだ」と白服くん
「え?どうして?」
・・・・・・しばらく沈黙を続ける白服くん
ゴクッと唾を飲む音が聞こえた後
「好きな人ができたから」
「今まで付き合ったことないし、その・・・好きになった人にどう接していいかわからなくて・・・。
ホラ研の先輩に相談したら恋愛映画をいっぱい観ろってアドバイスもらって。
だから今、先輩たちが教えてくれた恋愛がわかる映画をたくさん観て一生懸命勉強してるんだ」
向き合いながら手を握ったままの二人
「その好きな人って私でいい?」
「・・・・・うん」
一応高校時代に付き合ったことのある私(3ヶ月持たなかったけど)
ここはリードせねばと
「恋愛映画だとこういうとき、どうしてた?」といつもよりも甘い声で話す
「こ、こ、こうしてました!!!」と詰め寄り私を強く抱きしめる白服くん
なぜ敬語?と抱きしめる力の加減ができないところが初々して可愛いなと思う
でも、しばらくすると、右手で私のお尻を触ってくる
「すごい…重力ない…」とよくわからない感想をつぶやく白服くん
とっさのことに驚きながら、やめてと私のお尻を触る手を振り払う
「す、す、すいません!!!僕が観た恋愛映画は抱き合った後,だいたいお尻を触っていたので、そういうものかと」
「どんな恋愛映画見て勉強してるの?」と心配になり、ホラ研の先輩たちが勉強になるから見ておけとグループLINEで送られてきた恋愛映画のタイトルをみたら、本当にどれもクソエロ映画ばかりで、今度あったら片っ端からアバラ折ってやろうと思いました!!!
10月16日は白服さんの聖誕祭
今年もたっぷり甘やかさせていただきます!!!!
エッチング幸房ソ・レイユ~!!!!
<当日の持ち物>
当日入場時に入口で、m+会員証と下記の身分証の提示が必要となりますので、忘れずに当日お持ちいただくようよろしくお願い致します。
<1つでOK>
・免許書
・パスポート
・学生証(顔写真が入っていれば)
<2つ用意してください(上記含む)>
・住民票
・住民カード
・保険証
・学生証(顔写真無し)
※以下の物も2つ目の確認書類に使えます
・キャッシュカード
・クレジットカード
・TSUTAYAなどのカード(名前入り)
・病院の診察券
【出演者】
・白服
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全席自由席で前売チャージ券の整理番号順での入場となります。
十分なお席数をご用意していますが全席自由席のため混雑時はご友人同士で隣り合ってお座りいただくことができない場合があります。ご了承ください。
美味しいフードとドリンクを多数用意して皆様のお越しをお待ちしております。
(主催・運営:イッツ・コミュニケーションズ株式会社)
※ 金額はすべて税込表記です。
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