終了 法は「ゲーム」を制御できるか?
ブロックチェーン・ゲーム ナイト
ビットコインブームに乗って、ブロックチェーン技術とそれを使ったビジネスは広く知られるようになりました。
一方、仮想通貨交換業以外では、軌道に乗っているものはそう多くないのも現実です。そんな中、ゲームの世界にブロックチェーン技術を持ち込んだサービスが日本でも立ち上がってきました。
コンプガチャやリアルマネートレードをはじめとして、過去には法的課題もさまざま存在したゲームビジネスの世界。これがブロックチェーンと融合したとき、一体何が起きるのか?法はそれにどう反応し、または制御しようとするのか?
ゲームビジネスとITに詳しい専門家たちが、ブロックチェーンゲームにまつわる法の未来を語ります。
【イベントプログラム】
- ブロックチェーン・ゲーム概説
沢しおん『ブロックチェーン・ゲーム 平成最後のIT事件簿』著者- 「ブロックチェーン」ってそもそも何?
- 「ブロックチェーン技術」はゲームを面白くできるか
- 小説『ブロックチェーン・ゲーム 平成最後のIT事件簿』に込めたこと~そして法律へ~
- ゲーム規制と仮想通貨法
板倉陽一郎 ひかり総合法律事務所 パートナー弁護士- ブロックチェーン・ゲームと資金決済法
NFTは暗号資産か? - ブロックチェーン・ゲームとRMT
RMTダメ絶対からRMTと表裏一体のゲームへ - ブロックチェーン・ゲームと賭博・労働
ブロックチェーン・ゲームで飯を食う? - ブロックチェーン・ゲームと破産・執行
NFTに強制執行できるか?
- ブロックチェーン・ゲームと資金決済法
- 実際の設例交えたパネルディスカッション
モデレータ:江口清貴(一社)情報法制研究所 専務理事
登壇者:沢しおん、板倉陽一郎、橋詰卓司- ゲーム業界団体とその自主規制活動の歴史
- RMT(リアルマネートレード)の自主規制
- NFT(ノンファンジブルトークン)と景品表示法
- 法はゲームを規制できるか?できないとすれば運営者はどうすべきか?
※プログラムは変更になる場合があります。ご了承ください。
【出演者】
■沢しおん
アマツ株式会社 取締役 Chief Creative Officer
株式会社ジーンアイドル 顧問
1976年生まれ 青山学院大学卒。
2003年、PC向けオンラインゲーム『SealOnline』運営会社を起業し、ゲーム業界へ。
2010年、アマツ株式会社を設立。本日までに運営・開発したオンラインゲーム・スマートフォンゲームタイトル数は20を超える。
業界団体でのガイドライン作成などにも関わっており、そのほか東京ゲームショウはじめ、マレーシア国立マラヤ大学、シンガポール国立大学での講義など国内外での講演・セミナー多数。
仮想通貨・ブロックチェーンにも造詣が深く、近著に仮想通貨とスマホゲーム業界を舞台にしたビジネス小説『ブロックチェーン・ゲーム~平成最後のIT事件簿(インプレスR&D・刊)』がある。そのほか『ゲームの今』(ソフトバンククリエイティブ刊・共著)ほか、『インターネット白書』『スマホ白書(インプレスR&D・刊)』『ファミ通ゲーム白書(カドカワGzブレイン・刊)』において、オンラインゲームビジネスに関する章を毎年執筆している。
■江口清貴
一般社団法人 情報法制研究所 専務理事
2005年、オンラインゲーム企業のCFOとして、株式公開や経営管理に従事する傍ら、ゲーム業界団体によるガイドライン制定を担当し、不正行為対応や適正な競争環境を整備するなど業界の諸問題対策に従事。2012年よりゲームおよびメッセンジャーアプリをコアビジネスとするIT企業に入社、2013年12月よりCSR活動などを推進する公共政策室室長となり、2018年4月に執行役員に就任。2016年に立ち上げた一般財団法人情報法制研究所の専務理事を務め、個人情報保護法、情報セキュリティ等を含む情報法制政策の研究や提言を行っている。東京大学大学院教育学研究科特任研究員。一般財団法人全国SNSカウンセリング協議会代表理事長。
2002年慶應義塾大学総合政策学部卒,2004年京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻修士課程修了,2007年慶應義塾大学法務研究科(法科大学院)修了。2008年弁護士(ひかり総合法律事務所)。2016年4月よりパートナー弁護士。
2010年4月より2012年12月まで消費者庁に出向(消費者制度課個人情報保護推進室(現・個人情報保護委員会事務局)政策企画専門官)。2017年4月より理化学研究所革新知能統合研究センター客員主管研究員,2018年5月より国立情報学研究所客員教授。
Pokémon GOトレーナーレベル40。ブロックチェーンと関連する最近の論稿として,「個人情報保護の観点からみたキャッシュレス決済」千葉惠美子編『キャッシュレス決済と法規整─横断的・包括的な電子決済法制の制定に向けて─』(民事法研究会,2019年)所収,「解題 コインハイブ事件」Law & Technology 85号(2019年10月号)所収等がある。
■橋詰卓司
弁護士ドットコムクラウドサイン 事業部
「サインのリ・デザイン」編集長
電気通信業、人材サービス業、ウェブサービス業ベ ンチャー、そしてスマホエンターテインメントサービス業と、上場・非上場問わず大小様々な企業で法務責任者を務める。現在は弁護士ドットコム「クラウドサイン」のマーケティング・リーガルデザインを担当。
著書として『ライセンス契約のすべて 実務応用編』(第一法規、共著)、『アプリ法務ハンドブック』(LexisNexis、共著)、『改訂新版 「利用規約」の作り方』がある。
関連サイト
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